El Capitan(エル・キャピタン)は、2019年8月に開発が発表された2023年に完成予定のスーパーコンピュータである[1][2]。アメリカ合衆国で3番目のエクサスケールコンピュータとなる予定。アメリカ合衆国エネルギー省(DOE)がスポンサーとなって、HPE/CrayとAMDが開発し、アメリカ合衆国 国家核安全保障局(NNSA) ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)に設置予定[3][4]。 2019年8月に6億ドルのEl Capitan調達が発表された[2]。その後、2020年に設置予定場所からSequoiaが撤去され[5]、同年4月にAMDのCPUとGPUを採用することが発表された[6]。ローレンス・リバモア研究所は2023年7月5日、「El Capitanを組み立てるコンポーネントの搬入と設置を開始した」と発表した。[7]。 Frontierのカスタムプロセッサー設計を改良した次世代製品、コードネーム「Genoa」の次世代AMD EPYCとRとAMD InstinctMI300シリーズの搭載する予定である(AMDは米時間2023年6月13日にサンフランシスコでInstinctMI300シリーズをCPUとAI GPU統合チップのMI300AとAI GPUのMI300Xを発表)[4][3][1]。
歴史
アーキテクチャ
関連項目
Sequoia (スーパーコンピュータ)
Sierra (スーパーコンピュータ)
参考文献^ a b ““世界最速”スパコン「El Capitan」、AMDチップを採用へ
^ a b “Cray Wins NNSA-Livermore 'El Capitan' Exascale Contract
^ a b “ローレンス・リバモア国立研究所 - HPE、米国エネルギー省、国家核安全保障局 (NNSA)、ローレンス・リバモア国立研究所 (LLNL) で初となるエクサスケール スーパーコンピューターの構築に着手。