『EYES』
Original Love の スタジオ・アルバム
リリース1993年6月16日
1998年9月23日(再発)
2007年10月24日(standard of 90's)
録音
1992年12月6日 ? 1993年3月19日 (1992-12-06 ? 1993-03-19)
グレイテスト・ヒッツスタジオ
音響ハウス
四谷フリースタジオ
フォリオ・サウンド
東芝EMIスタジオ・テラ
パーニッシュ・ストーンスタジオ
ジャンル
ロック
ソウルミュージック
ジャズ
レーベルEASTWORLD ? TOSHIBA EMI
CD:TOCT-8037
CD:TOCT-10433(再発)
EASTWORLD ? EMIミュージック・ジャパン
CD:TOCT-26394(standard of 90's)
プロデュース田島貴男
チャート最高順位
週間4位(オリコン)
Original Love アルバム 年表
.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}
SESSIONS
(1992年 (1992))
EYES
(1993年 (1993))
SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE
(1993年 (1993))
『EYES』収録のシングル
「サンシャイン ロマンス」
リリース: 1993年5月7日 (1993-05-07)
「Let's Go!」
リリース: 1993年7月 (1993-07)
テンプレートを表示
『EYES』(アイズ)は、1993年6月16日に発売されたORIGINAL LOVE通算3作目のスタジオ・アルバム。 先行シングル「サンシャイン ロマンス」[注釈 1]を収録。このアルバムについて後年、田島貴男は「『EYES』ぐらいからね、レコーディングするということがどういうことなのか、サウンド・プロダクションをどこまでこだわらなきゃいけないかとか、いろいろ現実的にわかってきたんですよ。レコーディングのスタイルができ始めた時期ですね。それ以前までは、サウンドがショボイからヴォーカルでガナっちゃって、でもだんだんサウンドにグルーヴが出てくると、リラックスして気持ちよくのれてきたりするんですよ。自分の思い描いてるサウンドに近づいていった時期ですね」と振り返っている。 本作ではメンバー全員が作詞作曲にクレジットされているが、これについて田島は「1st『LOVE! LOVE! & LOVE!』[注釈 2]と同じ形で今回やってみようかなと。メンバー全員が詞や曲を書いたりすることで、アルバム全体のクリエイティビティが上がっていければいいというか、テンションが上がればいいなってって、そういうセッションぽい形の要素を加えたいなと思ってたんです」「(ミーティングは)特にそんな密にやったわけではないんですけど、一応のミーティングは持ちました。それで、プリ・プロダクションの段階でマッキントッシュで形を作っていって。それと、メンバーにも2,3曲出してもらって、その断片を僕が集めて作り上げていったりとか、そういったことをしました」「(マックに入れて曲を作っていく作業は)面白かったです。そうやってアレンジとか、最初の段階で決められたんで。今まではレコーディングの途中で、ここはこうしようとかあったんだけれども、最初の段階で細かいアレンジまで考えられたんで。ま、生楽器に差し替えていく段階で思いついたこともありましたけど、やっぱり最初のマッキントッシュの段階で色々細かいところまでアレンジを煮詰められたんで、それだけ音が整理されたし。整理されたからこそ、楽器の音とかもいい形で入れられたんだと思います。そういう意味で、前の『結晶』[注釈 3]とかは、ちょっと踊れるような曲はあったかもしれないけど、今回のアルバムは、もっと自然に踊れるとか、グッとクるとか、そういうふうな音に録れてると思いますね。それだけ、ものすごくていねいに音を録っていきました」と、リリース当時のインタビューで答えている。 アルバム・タイトルについては「いろんなことを見たり聞いたり、例えばニュースを見たり新聞を読んだりするわけですけれども。でも、そういったものって本当のことを見せてくれているのかな、とか。見ることってなかなかできないんじゃないか、本当に見ることができるのかなって気がしてて。今回のアルバムの中に、そういったことをテーマにしたり、モチーフにした曲とかあるんですけれど。それで“目をつけたい”、“目を開きたい”っていう気持ちでつけました」「自分の今生きていることを見るとか。生きていてリアリティ感じたい、みたいな」と、答えている。 M-2「サンシャイン ロマンス (Album Version)」はテイク自体はシングル収録のものと同じだが[注釈 1]ミキシングが異なり、フェイドアウトまでが長くなっている。M-6「Wall Flower」は作詞が木原龍太郎と田島の共作だが、田島によれば1番を木原、2番を田島がそれぞれ手がけたという。この曲は後にbirdが“bird tour 1999”で取り上げ、カヴァーされた。M-8「砂の花 Desert Rose」は後に木原がソロ・ライヴでセルフ・カヴァーしているほか[注釈 4][注釈 5]、Cotton Gardenにカヴァーされた。 バンド・メンバー全員でのショットは千葉県浦安市舞浜と江戸川河口の市川大橋で撮影された。
解説
収録曲
LET'S GO! ? (6'08")作詞 · 作曲:田島貴男Vo,G:田島貴男 G:村山孝志 Ds:宮田繁男 Key:木原龍太郎 Sax:森宣之Perc:三沢またろう Tp:数原晋 Tb:平岡保夫 T.Sax:Jake.H.Conception ヴィブラフォン:金山功
サンシャイン ロマンス (Album Version) ? (5'35")作詞:木原龍太郎 ? 作曲:田島貴男Vo,G:田島貴男 G:村山孝志 Ds:宮田繁男 Key:木原龍太郎 Sax:森宣之B:沖山優司 Perc:三沢またろう Tp:荒木敏男 Tb:村田陽一 T.Sax:平原まこと
灼熱 The body for sunshine ? (5'32")作詞:宮田繁男 ? 作曲:田島貴男Vo,G:田島貴男 G:村山孝志 Ds:宮田繁男 Key:木原龍太郎 Sax:森宣之B:渡辺等 Perc:三沢またろう ヴィブラフォン:金山功