EX風林火山
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EX風林火山
2018年創設(6年目)
所属選手



二階堂亜樹

勝又健志

松ヶ瀬隆弥

二階堂瑠美


戦績

優勝(1回)


2020-21

ファイナル進出(3/6)


2018-19

2020-21

2022-23


オーナー企業
テレビ朝日

EX風林火山(イーエックスふうりんかざん)は、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグ・Mリーグのチーム。テレビ朝日がオーナー企業となり、2018年に設立された。
略歴

2018年8月7日に行われた第1回Mリーグドラフト会議において、1巡目に女流トップクラスの人気・実力を誇る二階堂亜樹[1]、2巡目に王位連覇などの実績を持つ滝沢和典[1]、3巡目に鳳凰位獲得の経験があり現役A1リーガーでもある勝又健志[1]と、同じ日本プロ麻雀連盟所属かつ同世代の選手を指名した[2]
2018-19シーズン
レギュラーシーズンでは、近年不調に苦しんでいた滝沢がラス回避率1位・個人スコア2位、さらには役満・大三元を和了るなど復活を果たした。他の2選手も、ラス回避率で二階堂が2位、勝又が3位タイとなるなど、全員が安定感のある麻雀を見せ、首位でファイナルシーズンに進出。しかし、ファイナルシーズンでは、ポイントをマイナスしてしまい、赤坂ドリブンズに逆転優勝を許した[3]
2019-20シーズン
レギュラーシーズン前半サクラナイツと首位争いを繰り広げたが、12月に17戦ノートップを含む全体的な不調に苦しみボーダー付近まで転落、年が明けてもポイントを積み重ねられず、2月には更に300ポイントを溶かしドリブンズと入れ替わる形で最下位まで転落。最終的には前年度個人スコア2位だった滝沢が25位、二階堂にいたっては28位という低迷が響き、7位に200ポイント差をつけた8位で敗退した。
2020-21シーズン
シーズンを前に監督の藤沢が「ファイナルで3位以内に入らなければ選手の入れ替えを実施する」ことを宣言[4][5]。レギュラーシーズン前半は亜樹が200ptを稼ぐ活躍で首位をキープし続けるが、年明けからチーム全員が不調に陥り、12月終了時点で積み重ねた400ポイント以上の貯金を全て使い果たしてしまう。あわやボーダー争いに巻き込まれるところであったが、レギュラーシーズンを4位で通過した。セミファイナル前にはシーズン前の「入れ替え実施」宣言についての具体的な方針が示され、「セミファイナル敗退時には全員入れ替え」「4位入賞の際にはレギュラーシーズンからファイナルまでの対局成績を数値化し最低値となった1人を入れ替え」とするチーム方針が示された[6]。また4人目のメンバー追加も発表され、この4人目については団体を問わず候補者を集めオーディション大会を実施し、優勝者には2021-22シーズンのドラフト会議で指名することを発表した[7]。セミファイナルでは滝沢が3トップを獲る活躍を見せ、最終日までボーダーラインとはいえ比較的安全な位置にいたが、最終日第1戦の滝沢がラス。第2戦は2位以上が必須の条件戦となるが、セミファイナルで低迷していた勝又の活躍で条件をクリアし2年ぶりのファイナル進出。ファイナルでは初日2トップから2日目2ラスという状況で3位につけ、3日目4日目はそれぞれ1トップずつ(もう1戦はそれぞれ4着・3着)という状況から5日目に連闘した勝又が躍進し2連勝で首位浮上。最終日にも勝又が連闘し、1戦目にて個人4連勝目(ファイナル中では5勝目)を挙げて2位以下を大きく引き離すと、2戦目を2着で終了し、悲願の優勝を果たした。シーズン終了後、「今シーズン優勝できたら、新たな挑戦をするためにチームを抜けよう」と考えていたという滝沢が契約を更新せず退団[8]
2021-22シーズン
ドラフト会議ではオーディションにて優勝を勝ち取った松ヶ瀬隆弥を指名。チームとしては「完全に想定外だった」というもう一名については「人気の柱を持ってこないといけない」との考えから[5]、オーディションの次点ではなく、プロクイーン2期や最強位1期を持ち、亜樹の実姉である二階堂瑠美を指名した。レギュラーシーズン序盤は300ポイント以上を稼ぎ個人首位を独走する勝又を筆頭に、チーム全員がプラスする理想の展開で一時600ポイント以上の貯金を積み上げた。12月には勝又・瑠美の大失速やチーム全体でトップが取れない展開が続き100ポイント台まで減らしてしまうものの、年明けから松ヶ瀬が着実にトップを重ね一時個人2位まで浮上する活躍を見せ、結果チームは4位でレギュラーシーズンを通過した。しかしセミファイナルでは松ヶ瀬の新型コロナウイルスへの感染や勝又の大不調で早々にポイントを減らしてしまい、最終日に連勝かつ大トップ条件が残った。松ヶ瀬・勝又で連勝するものの、4位のフェニックスに届かず5位でセミファイナル敗退となった。
2022-23シーズン
レギュラーシーズン序盤はトップが取れない展開が続き一時最下位まで転落するものの、11月序盤の3連勝をきっかけに着実にポイントを稼ぎ続け遂には700ポイント台に突入するも、終盤は格闘?楽部との首位争いに敗れ2位でレギュラーシーズンを通過した。レギュラーシーズン終盤戦にさしかかる前の2023年1月12日、チーム強化のためのスペシャルスパーリングパートナー (SSP) 選考会『IKUSA』を行うことを明らかにした(詳細後述)。セミファイナルでは序盤からポイントを減らしたものの、終盤では2度の連勝を決め好調のABEMASを逆転し、1位でセミファイナルを通過し、強制入れ替えのレギュレーション適用を免れる。しかし、ファイナルでは思うようにスコアが伸びず早々に優勝戦線から姿を消し、その後遅れて転落してきた雷電との3位争いを繰り広げるものの、惜しくも敗れ入賞とはならなかった。
所属選手

シーズン選手
2018-19二階堂亜樹滝沢和典勝又健志
2019-20
2020-21
2021-22松ヶ瀬隆弥二階堂瑠美
2022-23
2023-24

監督

監督はテレビ朝日ビジネスプロデュース局イベントプロデュースセンター所属の藤沢晴信(1969年生、富山県高岡市出身[9])。初年度からマネージャーを務めていた[10]が、日本プロ麻雀連盟のプロ資格を取得したことを受け、Mリーグ2020シーズン途中からチームの監督に昇進している[11]。本業のイベントプロデューサーとしても、2023年にテレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATIONのイベントとして「麻雀プロ 歌の祭典 Mリーガー軍vs歌うまプロ雀士軍 カラオケガチ対決!!」を企画している[12]
チーム成績
総合成績?????

EX風林火山 シーズン成績
総合レギュラーシーズンセミファイナルファイナル
シーズン総合
順位順位ポイント平均試合数1着2着3着4着1着率連対率4着
回避率順位トータル
ポイントSFシリーズ
ポイント持越試合数1着2着3着4着順位トータル
ポイントFシリーズ
ポイント持越試合数1着2着3着4着

2018-192位1位281.73.5801822301023%50%88%2位83.0▲57.9140.9246567
2019-208位8位▲474.1▲5.3901725222619%47%71%
2020-21優勝4位▲108.8▲1.2902022252322%47%74%4位▲82.9▲28.5▲54.41644531位242.3283.7▲41.4127113
2021-225位4位184.42.0902525162428%56%73%5位68.1▲24.192.2163544
2022-234位2位586.16.2942629182128%59%78%1位290.4▲2.7293.12053934位▲150.4▲295.6145.2161555

レギュラーシーズン

シーズン順位総合選手・得点
2018-19[13]1位281.7滝沢和典314.8勝又健志15.9二階堂亜樹▲49.0
2019-20[14]8位▲474.1勝又健志0.5滝沢和典▲188.2二階堂亜樹▲286.4
2020-21[15]4位▲108.8滝沢和典2.0二階堂亜樹▲37.5勝又健志▲73.3
2021-224位184.4松ヶ瀬隆弥213.7勝又健志197.1二階堂亜樹49.4二階堂瑠美▲275.8
2022-233位55.6日向藍子128.6松本吉弘103.3白鳥翔▲84.7多井隆晴▲91.6

セミファイナル

シーズン結果総合持越セミファイナル選手・得点
2019-20レギュラーシーズン敗退
2020-214位▲82.9▲54.4▲28.5滝沢和典60.9二階堂亜樹43.2勝又健志▲132.6
2021-225位68.192.2▲24.1二階堂亜樹40.2松ヶ瀬隆弥31.1二階堂瑠美▲45.0勝又健志▲50.4
2022-231位290.4293.1583.5勝又健志143.2松ヶ瀬隆弥▲16.1二階堂瑠美▲21.5二階堂亜樹▲108.3

ファイナル

シーズン結果総合持越ファイナル選手・得点
2018-192位83.0140.8▲57.8二階堂亜樹▲11.5勝又健志▲12.0滝沢和典▲34.4
2019-20レギュラーシーズン敗退
2020-21優勝242.3▲41.4283.7勝又健志274.2滝沢和典59.5二階堂亜樹▲50.0


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