宮田が所属していたRCA邦楽部では「ポスト竹内まりや」としてEPOを売り出していたが、山下達郎の事務所関係者を通してフジテレビのスタッフから、1981年5月16日から放送開始のバラエティ番組『オレたちひょうきん族』のテーマソングとしてEPOの「DOWN TOWN」を使いたいと依頼され、同番組のエンディングテーマとして採用されることとなった[1]。実際に番組で使用されたのは放送2回目以降である[1]。続いてEPOの楽曲「土曜の夜はパラダイス」[12]も同番組のエンディングテーマとして使用された[1]。
『オレたちひょうきん族』は人気お笑い番組となり、それにより楽曲とEPOの知名度も急上昇した[1]。その縁から、同番組でビートたけしが演じた「タケちゃんマン」コーナーのテーマ曲「THE TAKECHANマン(タケちゃんマンの歌)」の作曲も担当(佐藤エポ子名義、作詞:大岩賞介)[13]。番組のアイキャッチも手掛けた。また同じフジテレビのお笑い番組『THE MANZAI[要曖昧さ回避]』でも『ひょうきん族』のスタッフによりEPOの楽曲が採用されている[1]。タケちゃんマンの歌については「タケちゃんマン#テーマ曲」を参照
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}EPOは『オレたちひょうきん族』に出演したこともあったが、本人は当時この番組に出演することが精神的に苦痛だったことを後に明かしている。そのため同番組の「ひょうきんベストテン」では笑顔ではなく淡々と歌っていた。[要出典] 1981年には、竹内まりやの独身時代最後のアルバム『PORTRAIT』(10月21日リリース)にもバックグラウンドボイスとして参加した。 1981年からラジオのテーマソングも手掛け、TBSラジオ系列の深夜放送ラジオ番組『パックインミュージック』のオープニングテーマソング・ジングルを担当(1982年7月31日まで、パックインミュージック#オープニング テーマを参照)。1982年10月からは『オールナイトニッポン』のジングルも担当した(1986年4月12日まで)。 デビュー当時はグラビア雑誌に水着姿で登場したり[14]、体育大学に在籍したためレコード会社対抗運動会でRVC代表として活躍したこともあった。EPOは当時の自分について「私もアイドルの枠組に入れられていたみたい」と述べている[8]。 1983年2月、資生堂化粧品春のキャンペーン・コマーシャルソングとして発表した「う、ふ、ふ、ふ、」が大ヒット。同曲は資生堂キャンペーン期間の終了後もたびたび別の商品のCMソングとして採用され、EPOを代表する一曲となった。 楽曲の提供も開始し、1984年2月に高見知佳に提供した「くちびるヌード」も、資生堂春のコマーシャルソングに使用される。後にEPOもアルバムで「くちびるヌード・咲かせます」としてセルフカバーした。同年8月に香坂みゆきに提供した「ニュアンスしましょ」(作詞:大貫妙子、作曲:EPO)が、資生堂秋のCMソングに採用された。 しかし、これらのヒット曲によって定着した「ポップシンガー」のイメージが一時期は重荷でもあったと、本人が後年語っている。[要出典] 1987年8月から9月にかけて、NHK『みんなのうた』で「バナナ村に雨が降る」の歌唱が放送される。作詞は銀色夏生、作・編曲は乾裕樹からの提供曲であった。1993年には同番組で自作曲の「琥珀の魔法」を歌唱している。 1987年9月、イギリスへ移住してロンドンで活動し、1990年にヴァージン・レコードと契約[2]。アルバム『FIRE & SNOW』、シングル2作品をリリースした。 1991年3月に帰国し、東芝EMIと契約[2]。帰国後はコマーシャリズムと距離を置いた活動を継続している。 1990年代には、坂田明、巻上公一、鼓童、マルコス・スザーノ、山海塾、Choro Clubなどと共演[2]。またミュージカルへの出演や妊婦のための『胎教ライブ』、沖縄タイムスでのエッセイ『唐獅子』連載などを手掛ける[2]。 1990年代以降は現在は催眠療法セラピストとしても活動しており、障害者・高齢者・子供向けなどのワークショップを開催し、全米ヒプノ協会認定催眠療法セラピスト、全米NLP協会認定マスター・プラクティショナー、全米タイムラインセラピーマスター・プラクティショナーの肩書を持つ[2][3]。 2005年12月には、EPO25周年記念クリスマスライブを東京・六本木のライブハウス「STB139 スイートベイジル」(2014年5月25日をもって休業[15])にて開催した[2]。 2008年12月、催眠療法などをともに行っている俳優兼セラピスト・宮川雅彦(みやかわ まさひこ)[3]と結婚したことをコンサートにて発表した。[要出典] 2010年、資生堂のコマーシャルソングとして土岐麻子に「Gift ?あなたはマドンナ?」を提供[16](作詞:小野健・EPO、作曲:EPO[17])。これは「EPO×資生堂、黄金の80年代のタッグをもう一度」という意図に応えたもので、EPOはかつてのヒット曲「う、ふ、ふ、ふ、」を意識して楽曲を制作し、現在の自身のスタイルではなくあえて当時の雰囲気を出したという[16]。また、土岐は小学生の頃にEPOにサインをもらったことがあり「憧れのEPOさんの曲を歌えて嬉しい」と語っている[16]。この曲は「桑田佳祐が選ぶ今年の名曲ベスト10」(「桑田佳祐のやさしい夜遊び」2011年12月10日放送分)第1位に選ばれた[17]。 2011年、著書『光になった馬。―たったひとつの―』を主婦の友社から出版。 2014年、ユニリーバ・ジャパンのクレンジングブランド「POND'S(ポンズ)」のCMで「う、ふ、ふ、ふ、」が、曲に合わせて肌ハリマッサージできる「うふふマッサージ」ムービーとして使用された。 #発売日タイトルB面規格規格品番
資生堂CM曲がヒット
渡英と音楽性の転換
ディスコグラフィ
シングル
RCAレコード
1st1980年3月21日DOWN TOWNクラクションEPRVS-559
2nd1980年11月21日Park Ave.1981ポップ・ミュージック2ndEPRHS-507
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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