ENEOS根岸製油所
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.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ENEOSホールディングス > ENEOS > ENEOS根岸製油所根岸製油所。手前は首都高速湾岸線

ENEOS根岸製油所(エネオスねぎしせいゆしょ)は、神奈川県横浜市磯子区にあるENEOS製油所である。

ENEOSの関東地方の拠点。横浜港に面し、磯子区鳳町から中区千鳥町にかけて広がる敷地を有する日本最大級の製油所である。各種燃料油潤滑油を製造するほか、一般事業者が電力会社東京電力)に電力を供給するIPP事業も行われている。
概要
データ

所在地 -
横浜市磯子区鳳町1-1

敷地面積 - 2,254,000 m2[1](当地は根岸湾埋立事業のうち、1963年12月に竣工した第1期B地区にあたる。)

従業員数 - 696人(2022年3月31日現在)[1]

原油処理能力 - 153,000バレル/日(2022年10月現在)[2]

主な生産品

LPガス

ナフサ

ガソリン

灯油

ジェット燃料

軽油


重油

アスファルト

潤滑油

ワックス

ベンゼン

硫黄

主要設備

括弧内は1日あたりの処理能力。[3]

常圧蒸留装置 (153,000バレル)

減圧蒸留装置 (45,000バレル)

接触分解装置 (42,000バレル)

アルキレーション装置 (9,000バレル)

接触改質装置 (50,000バレル)

残油脱硫装置(35,000バレル)

発電設備 - 発電能力は43.1万キロワットで、そのうち34.2万キロワットを電力小売事業向けに供給する。発電方式はガス化複合発電方式で、燃料には残渣油(アスファルト)を使用する。

一部装置の廃止

2021年1月発表のニュースリリースで、第一トッパー(120,000バレル/日)などを2022年10月を目途に廃止する予定を発表した。これにより、1日あたりの原油処理能力は、270,000バレルから150,000バレルへと削減されることになった[4]

2022年10月、火止め式を行い、第一トッパーは停止された[5]
専用線詳細は「根岸駅 (神奈川県)」を参照

JR根岸線根岸駅に繋がる鉄道路線(専用側線)が製油所内に引き込まれており、鉄道タンク車を用いた石油製品の発送が行われている。主な発送先は、関東地方長野県にある内陸油槽所となっている。

なお、新日本石油時代には鉄道貨物輸送による積極的な自社石油製品の輸送の実績から、2007年12月にエコレールマーク推進企業の認定を受けており、2008年1月1日より当駅に常備されているENEOSブランドマークつきのタンク車に順次エコレールマークが貼付された。
環境への取り組み


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