EMI
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第1号はニコライ・マルコ指揮、フィルハーモニア管弦楽団演奏、プロコフィエフ作曲 交響曲第7番「青春」[注釈 2]である。

後半頃 - 米キャピトル・レコードの買収が完了し、コロムビア・HMVの流れで続いていた米コロムビア・米RCAビクターとの業務提携が打ち切られる[注釈 3]


1958年10月 - ステレオLPの発売を開始。第1回発売はレコード番号ASD251の、サー・トーマス・ビーチャム指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団演奏、R・コルサコフ作曲 交響詩「シェヘラザード」ほか

1968年-EMIのゴッドフリー・ハウンズフィールドX線CTを発明。1972年には臨床用CT(EMIスキャナ)を製作(後に撤退)。[注釈 4]
TG12345ミキシングコンソール

アビー・ロード・スタジオ向けに当時においては先進的な半導体素子による設計のミキシング・コンソールTG12345(英語版)を自社開発する[1]。それまで使われていた真空管ベースのEMI REDD(英語版)の8チャンネル入力4チャンネル出力と比較して、24チャンネル入力8チャンネル出力及び各入力チャンネルにイコライザーコンプレッサーを備えるなど当時広く使用されていた24トラックのマルチトラックレコーダーに合わせたスペックであり、ビートルズの「アビイ・ロード」やピンク・フロイドの「狂気」をはじめとして様々な名盤の録音に使用された。TG12345は2017年にオークションに出され1807500ドルで落札された。


1973年 - 日本の東芝音楽工業株式会社がEMIの資本参加を受け、東芝EMIと改称。[注釈 4]

1979年

CTを発明したハウンズフィールドがノーベル生理学・医学賞を受賞する。

7月2・3日 - 自社のアビー・ロードの第1スタジオにて、初のデジタル録音を行う。第1号は、アンドレ・プレヴィン指揮、ロンドン交響楽団演奏、ドビュッシー作曲の「管弦楽のための映像」及び「牧神の午後への前奏曲[注釈 5]である。


1982年11月 - EMIグループで世界初のCDが、日本の東芝EMIから発売される。CDの制作は当時のCBSソニーに委託した。

1992年 - イギリスのヴァージンを買収する。

1995年 - ドイツのインターコードを買収する。

2007年 - 東芝が音楽部門から撤退したことで、日本の東芝EMIはEMIの完全子会社となり、EMIミュージック・ジャパンに改称。

プライベート・エクイティ・ファンドのテラ・ファーマが、米金融大手シティグループからの融資を受けてEMIを42億ポンドで買収した。のちに世界金融危機などからEMIの業績が急速に悪化し、テラ・ファーマがEMIへ資金注入した[2]


2009年12月 - テラ・ファーマは、シティグループを詐欺の疑いで提訴した[2]
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