eLIO(エリオ)はかつて存在した、株式会社ソニーファイナンスインターナショナル(SFI)が開発した決済サービスである。 2002年4月1日にサービスを開始[1][2]、2011年2月28日に終了[3]。 SFIの親会社であるソニー株式会社が開発したFeliCaを採用する非接触決済サービスであり、インターネットショッピングにおける支払に利用する事ができる。 例えば、インターネットショッピングにおいてクレジットカードで支払う場合、クレジットカードの番号や有効期限などを入力する必要があるため、これらが流出した場合は不正に利用されるおそれがある。しかし、eLIOに対応したインターネットショッピングサイト(eLIO加盟店)で買物をする場合、eLIOの機能を搭載するクレジットカードをFeliCaポートにかざすだけで支払の手続が完了し、クレジットカードの番号などを入力する必要がない。 eLIOモバイルサービスは、FeliCa(モバイルFeliCa)を搭載した携帯電話(おサイフケータイ)を用いてeLIOを利用するサービスである。本体サービスと同時に終了している[4]。 次の会社が発行するクレジットカードがeLIOに対応していた。
概要
eLIOモバイルサービス
eLIO対応カードの発行会社
ソニーファイナンスインターナショナル - 2009年8月までの発行分。
セディナ - 旧OMC発行の「Quadra Pass」のみ。
オリエントコーポレーション - 一体型カードは存在せず、モバイルサービスのみ[5]。
脚註[脚注の使い方]^ 『 ⇒Easy & Secure インターネット上での安全・簡単な新しいクレジットサービス "eLIO(エリオ)"を開始』(PDF)(プレスリリース)株式会社ソニーファイナンスインターナショナル、2001年11月28日。 ⇒http://www.sonyfinance.co.jp/press/pdf/011128.pdf。2010年12月11日閲覧。
^ 『 ⇒ブロードバンド時代に向けたクレジットカード My Sony Card(マイ・ソニー・カード)を4月1日より会員募集開始』(PDF)(プレスリリース)株式会社ソニーファイナンスインターナショナル、2002年3月18日。 ⇒http://www.sonyfinance.co.jp/press/pdf/020318.pdf。2010年12月11日閲覧。
^ “ ⇒eLIOサービス終了のお知らせ”. 株式会社ソニーファイナンスインターナショナル (2010年12月1日). 2010年12月11日閲覧。
^ “ ⇒eLIOモバイルサービス終了のお知らせ”. 株式会社ソニーファイナンスインターナショナル (2010年4月12日). 2010年12月11日閲覧。
^ “ ⇒オリコカードeLIO(エリオ) サービス終了のお知らせ”. 株式会社オリエントコーポレーション (2010年4月12日). 2010年12月11日閲覧。
歴
日本の電子マネー
プリペイド型
CoGCa(CGCグループ)
nanaco(セブン・カードサービス)
HIROCA
majica(ドン・キホーテ)
LaCuCa(ライフ)
楽天Edy
WAON(イオンリテールなど)
ポストペイ型
iD(NTTドコモ)
コンタクトレス決済(AMEX)
QUICPay(JCB)
JCB Contactless (JCB)
Visaのタッチ決済(VISA)
Mastercardコンタクトレス(Mastercard)
交通系ICカード
プリペイド型
(*は相互利用可能)
ICい?カード(伊予鉄道)
*ICOCA(JR西日本)
IruCa(高松琴平電鉄)
*Kitaca(JR北海道)