2002年7月、ドラマ『私立探偵 濱マイク』の主題歌に「くちばしにチェリー」が採用される。7月5日、同曲を含む3rdフルアルバム『Night Food』をリリース。7月24日、2ndシングルとしてシングルカットされた。
2004年9月8日、前作より約2年ぶりとなる4thフルアルバム『merry merry』をTOY'S FACTORYよりリリース。全国24ヶ所27公演のツアー「merry merry」を敢行。
2006年5月17日、5thフルアルバム『ON THE ROCKS!』をリリース(2曲目に収録されている「ニュースタイム」は、フジテレビTWOにおいて、番組と番組を繋ぐ合間曲として起用されている)。10月にはデンマーク、スウェーデンで行われた「Tokyo Sound Revolution」に参加し、初のヨーロッパ公演を行う。12月13日に結成10年という大きな節目として、NHKホールでライブ「"Midnight Dejavu" SPECIAL」を敢行。
このライブの模様を収めたLIVE DVDが2007年12月13日にリリースされる。2007年9月26日、中納良恵ソロとしての1stフルアルバム『ソレイユ』をリリース。
2008年7月9日、3rdシングル「GO ACTION」をリリース。ユニリーバ「AXE Dark temptation」CMソングとしても起用され、テレビ朝日系『ミュージックステーション』にも出演。9月、上海でアジア各国のアーティストが集まるイベント「ARTLANDASIA」に日本代表として参加。10月15日、初のベスト・アルバム『ベストラッピン 1996-2008』をリリース。
2009年2月18日、 6thフルアルバム『EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX』をリリース。このアルバムは「EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX」名義でのリリースとなる。
2010年、BRAHMANと共に新レーベル「NOFRAMES」を立ち上げた。
2012年5月27日、テレビドラマ『家族のうた』で第7話に本人役で出演する。
2015年10月、東京と大阪でイギリスの姉弟妹3人組バンド、キティー・デイジー&ルイスと対バンツアーを開催。
2016年、バンド結成20周年を迎える。4月20日に2枚のオールタイムベスト盤とカバー盤をコンパイルした3枚組アルバム『ROUTE 20 HIT THE ROAD』をリリースし、それを記念したEGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXXによる全国ツアーも開催。11月27日、東京・九段下の日本武道館で20周年記念ライブを開催。
2017年5月10日、スチャダラパーとのコラボ楽曲「ミクロボーイとマクロガール」を配信リリース。ミュージックビデオでは女優のんが主演を務める。
2017年8月、親交のある女優の満島ひかりからのオファーを受けて楽曲「群青」を提供。楽曲のプロデュースに加え、レコーディングでは演奏にも参加。中納はコーラスも担当した。 THE GOSSIP OF JAXX(ザ・ゴシップ・オブ・ジャックス)は、大阪でのインディーズ時代から長らく活動を共にしてきたメンバーによるサポート・バンド[11]。2009年には共同名義でアルバム(『EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX』)をリリース[11]。2018年12月のMidnight Dejavuライブ参加を最後に解散。
メンバー
中納良恵(なかの よしえ、 (1974-02-28) 1974年2月28日(50歳) - )ボーカル、ピアノ、作詞・作曲
大阪府大東市出身。大阪府立大東高等学校[注 2]、同志社女子大学学芸学部音楽科ピアノ専攻卒業。
ユニットの他にソロ名義でも活動。また2000年にはソロプロジェクト「JUJU KNEIPP」(ジュジュ・クナイプ)として共同プロデュース&ドラムにLITTLE CREATURESの栗原務、ベースにNOISE ON TRASHの坂本勝彦を迎えたトリオ体制で活動。
同志社大学軽音サークル「LOVE&FREE」出身。当初はキーボーディストで、EGO-WRAPPIN'で初めてヴォーカルをとった。
大学を卒業後、中納の声に興味を持った岡山県のインディーズレーベルからCDを出そうという話になってバンド仲間を探していた時に一学年下ですでに音楽活動を始めていた森を紹介され、翌年EGO-WRAPPIN'を結成[10]。
母親が教えていたので子供の頃からピアノにはなじんでいた。幼少期は八代亜紀、石川さゆり、都はるみなどの演歌やピンク・レディーを真似して歌っていた。大学の軽音サークルに入ってからブラックミュージック、ブラジル音楽、グランジなど様々な音楽を教えてもらい、バンドを組んでローリング・ストーンズ、エアロスミス、エコー&ザ・バニーメン、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどをコピーしていた。森と出会った頃はタック&パティやフェアーグラウンド・アトラクションを聴いていた[8]。
森雅樹(もり まさき、1974年4月21日(50歳) - )ギター、ドラム、作曲
大阪府堺市出身。大阪市住吉区の成器高校(現大阪学芸高校)卒業。
中納とは知人の紹介で出会った。ちょうど自身でもギターで曲を作り始めていろいろやってみたいと思っていたタイミングだった[8]。
音楽のルーツはラップやブラック・コンテンポラリーで、メジャーなところではビズ・マーキーやRun-D.M.C.、マニアックなものではデフ・ジェフ(英語版)、サード・ベース(英語版)など。高校では友人のバンドのサポートドラマーのようなことをしていた。高校卒業後は洋服関係のデザイン学校に進み、ザ・ジャムやスタックス、モータウン系のソウルやR&Bなど、モッズカルチャーに根付いた音楽とファッションがリンクしたような音楽をよく聴いていた[8]。
サポートメンバー
THE GOSSIP OF JAXX
武嶋聡(S.Sax, T.Sax, Flute, Clarinet)
ハタヤテツヤ(Piano)
真船勝博(B)
末房央(Dr, Perc)
川崎太一朗(Tp, Flugelhorn)
その他
エマーソン北村(Key, Organ, TR-808)
トウヤマタケオ(Piano)
中島ノブユキ(Piano)
牧智恵子(Piano)
生駒祐子(Accordion / mama!milk)
北村聡(Bandoneon)
鹿島達也(B)
清水恒輔(B, Contrabass / mama!milk)
田村玄一(Pedal Steel Guitar / KIRINJI、LITTLE TEMPO)
ASA-CHANG(Dr / ASA-CHANG&巡礼)
菅沼雄太(Dr, Perc, G)
立岩健一(Perc)
PYON中島(Perc)
後関好宏(A.Sax, B.Sax / ASA-CHANG&巡礼)
高山寮(B.Sax)
向井志門(A.Sax / オーサカ=モノレール)