e5489(いいごよやく)とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が提供するインターネット(パソコン・スマートフォン)での指定券・乗車券予約サービスである。
当項目では2023年2月28日に終了した「トクトクきっぷ電話予約サービス」、及びその前身であった「5489サービス(電話予約)」についても解説する[1]。 決済はクレジットカード(J-WESTカード・JCB・VISA・MasterCard・UC・DC・UFJ/MUFG・Diners Club・American Express・Discover(2020年4月より。国内での発行なし)のいずれかのブランド)が必要である。クレジットカードを利用せずに予約のみも可能であるが、その場合はJR西日本、四国旅客鉄道(JR四国)、九州旅客鉄道(JR九州)発着の列車に限定される[注釈 1]。 2017年5月からは、クレジットカード以外の決済手段(主要コンビニエンスストア、Pay-easy対応の金融機関、みどりの窓口・みどりの券売機での現金決済)も利用可能になった。 乗車券類の受け取りはJR西日本・JR四国・JR九州・JR東日本・JR東海各社の窓口(一部を除く)および券売機に限定される(JR東日本は、北陸新幹線停車駅もしくは東京23区内の各駅〈ただし、東京メトロが管理している綾瀬駅を除く〉、成田空港駅、空港第2ビル駅でのみ、JR東海は自社エリアを含む予約に限り受け取り可)。そのため米原駅・京都駅・新大阪駅ではJR西日本とJR東海で、東京駅・品川駅ではJR東日本とJR東海で受け取りができる内容が異なり、金沢駅・富山駅・糸魚川駅のJR西日本以外の窓口や、一部取扱商品などに制限がある簡易委託駅扱いのみどりの窓口(福光駅など)や、有人駅であってもJR西日本の窓口や受け取りに対応した券売機がない和歌山市駅(紀勢本線、南海電気鉄道の管理)・津幡駅(七尾線、IRいしかわ鉄道の管理)[注釈 2]・高岡駅(城端線・氷見線、あいの風とやま鉄道の管理)[注釈 2]・南小谷駅(大糸線、東日本旅客鉄道(JR東日本)の管理でえきねっとのみ受け取り可)では受け取ることができない他、亀山駅(関西本線)はJR東海の管理のため同社エリアを含む場合(別途エクスプレス予約も取り扱い)のみ受け取りが可能である。 2015年3月14日以降はJR東日本の北陸新幹線各駅(上越妙高駅を含む)、東京都区内各駅(綾瀬駅を除く)で乗車券類の受け取りが可能となった(JR東海の路線を含まない場合に限る)一方、IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道に移管された各駅(上記の2駅を含む)では2015年3月14日から受け取りができなくなった。 2019年4月1日からは、東海道新幹線と在来線の乗継割引(静岡駅・名古屋駅・米原駅など)を適用したきっぷや『ひだ』・『しらさぎ』・『南紀』など乗車区間にJR東海エリアを含む、あるいは『伊那路』などJR東海エリアで完結する列車について(小田急電鉄の予約システムを使用している『ふじさん』など一部の列車を除く)、JR東海の主要駅(在来線が他社管轄の東海道新幹線各駅を含む)での受け取りが可能となる[2]。このため、JR東日本での受け取り対象駅から外されている新横浜駅・小田原駅・熱海駅ではJR東海の窓口と券売機でのみ受け取り可能となる。 2023年4月からは、JR西日本のMaaSアプリ「WESTER(ウェスター)」からe5489の予約内容の確認や予約履歴を使った再予約が可能になる[3]。また、e5489の利用で、JR西日本グループ共通ポイントである「WESTERポイント」が付与されるようになった[4]。 e5489URLhttps://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/ 2011年3月12日より、九州新幹線鹿児島ルートの博多駅 - 鹿児島中央駅間が全通し、山陽新幹線と直通運転する「みずほ」・「さくら」の運行が開始された。これら山陽・九州新幹線の直通列車、ならびに九州新幹線内運転の「さくら」「つばめ」については、JR西日本とJR九州が連携して行う、インターネット予約サービスで購入が可能である。 2011年3月5日より、JR西日本では「e5489plus」に替わる「(新)e5489」サービス[注釈 3]の導入で、JR九州では、「JR九州列車予約サービス」の機能を拡充の上、対応している。 (新)e5489サービスにおいては、JR東海エリアでは全域を対象としているが、JR東日本エリアでは以下の駅が北限の扱いとなっている。
概要
(新)e5489
言語日本語
タイプインターネット座席予約
ジャンル鉄道
運営者西日本旅客鉄道
収益売上
営利性営利
登録座席予約時は必須
現在の状態現在運営中
羽越本線・白新線 新発田駅