E2_by_スカパー!
[Wikipedia|▼Menu]

スカパー!(英称: SKY PerfecTV! Basic Service)は、スカパーJSAT株式会社が運営する衛星基幹放送(東経110度CSデジタル放送およびBSデジタル放送)のプラットフォーム(有料放送管理サービス)である。

かつては「スカイパーフェクTV!2」、「スカイパーフェクTV!110」、「e2 by スカパー!」、「スカパー!e2」と名乗っていた。

2012年10月1日、名称を「スカパー!」に変更。

尚、チャンネル数は2015年4月時点で69(ハイビジョンは35)であり、多チャンネル (265) でハイビジョンチャンネル(165。4K放送を含む)が多いスカパー!プレミアムサービス(東経124・128度CSデジタル放送)とは衛星や受信機器は異なる(後述)。


目次

1 概要

1.1 基本サービス

1.2 パック・セット

1.3 複数台割引

1.4 キャンペーンなど


2 無料放送

3 沿革

4 チャンネル一覧

4.1 ハイビジョン放送

4.2 16:9SD放送

4.3 データ放送


5 衛星基幹放送事業者一覧

5.1 東経110度CSデジタル放送

5.1.1 旧・スカイパーフェクTV!2

5.1.1.1 放送中

5.1.1.2 放送終了


5.1.2 旧・プラット・ワン

5.1.2.1 放送中

5.1.2.2 放送終了


5.1.3 スカパー!(旧・スカパー!e2)以降

5.1.3.1 放送中



5.2 BSデジタル放送

5.2.1 放送中



6 プレミアムサービス(旧・スカパー!HD)との相違点

7 受信上の注意(旧BSアンテナで受信する場合など)

8 コールサイン

9 パススルー配信を実施しているケーブルテレビ局

10 脚注

11 関連項目

12 外部リンク


概要「スカパー!プレミアムサービス」および「日本における衛星放送」も参照

スカパー!は、衛星基幹放送事業者が放送している各種テレビ放送専門チャンネルを配信するサービスであり、スカパーJSATが並行して展開している「スカパー!プレミアムサービス」(以下、プレミアムサービス)とは別のサービスである。

チャンネル数
(2014年(平成26年)4月現在)スカパー!(71)
ハイビジョン映像
(35)16:9
標準画質映像
(34)データ放送
(2)

以前の名称であった「e2」は「easy entry」(手軽に加入できる)と「easy entertainment」(手軽に楽しめる)という2つの意味を持っていた[1]。また、「2」は当初のサービス名である「スカイパーフェクTV!2」(スカパー!2)からの名残でもある。これは、スカパー開局初期のごく一部を除く市販のBSデジタル放送用チューナー(内蔵型テレビ・ハードディスクレコーダーを含む)の多くで、BS・CS双方の受信が可能であることや、2011年10月1日からは、一部のチャンネルがCS放送からBSデジタル放送に移り、最大のアピールポイントとなっている。
基本サービス

契約者は全員、契約したチャンネルの月額料金に加え、別途基本料が必要。契約者全員BSスカパー!が視聴可能となる[2]。なお、加入またはチャンネルの追加契約した月はその視聴料が免除される(その月の契約解除は不可)。
パック・セット

複数のチャンネルを視聴したい場合に、パック・セットが用意されている。

スカパー!新基本パック - 対象の47チャンネル視聴可能
[3]スカパー! チャンネル一覧の「SKP」が対象チャンネル。

スカパー!セレクト5 - スカパー!新基本パックからBS釣りビジョン囲碁・将棋チャンネルを除いた45チャンネルのうち観たい5チャンネルを選び視聴可能[3]。観たいチャンネルが5チャンネル以下の場合割安となる。選択チャンネルは月に一回変更可能。選択チャンネル変更は2017年9月までは有料だったが2017年10月1日からは無料[4]

複数台割引

複数台の視聴を希望される利用者に対しては、スカパー!、スカパー!プレミアムサービス(プレミアムサービス光を含む)の種別を問わず、加入料・基本料を免除したうえで、一部の対象外チャンネルを除き、同一サービスのものであれば、上限付きで視聴料を半額にするサービスが適用される。例えば、「スカパー!新基本パック」と、「スカパー光パックHD」を複数利用するのであれば、加入料・基本料は1台目のみの負担で済み、「スカパー!新基本パック」の2・3台目、「スカパー光パックHD」の2-4台目の視聴料が半額となる。ただし、パック・商品が異なる場合、及びチャンネルが同じであっても、サービスが異なる放送を視聴する場合は割引の対象とはならない。[5]
キャンペーンなど

また不定期のキャンペーンで、アンテナ工事料金や加入料が割引・免除される場合がある[6]。加入料は2017年10月1日からは無料[7]
無料放送
1週間無料視聴
新しい
B-CASカードを使って、初めてスカパー!のチャンネルに合わせるか、スカパー!のチャンネル設定をした時点から約1週間に限り、1度だけ申し込み不要で大部分の有料チャンネルを無料視聴できる。これはWOWOWも同様だが、下記の「2週間お試し体験」を促すメッセージが表示される(2週間お試し体験を申し込んでいないカードでは「無料の日」にも表示される)。この情報はスカパー!公式HPには記載されていない。なおプレミアムサービスのICカードには適用されない。
2週間お試し体験
これとは別に、B-CASカード1枚につき1回限り「2週間お試し体験」[8]を申し込むことができる。これはプレミアムサービスのICカードにも適用され、同様にお試し体験ができる。2週間お試し体験を申し込まないと本契約はできない。なお、2週間お試し体験や本契約を済ませたカードなら、家中のどの対応テレビやレコーダーに挿入しても受信できる(「プレミアムサービスとの相違点」で詳述)。2014年3月1日から3月9日までの申し込み分に限り、既に同サービス申し込み済のB-CASカードでも再び同サービスが利用できる「もう1度2週間お試し体験サービス」というキャンペーンが行われた。尚、東映チャンネルのみ対象外となる。その他、「BSスカパー!最大1年間無料」も対象外。既に加入済のB-CASカードは申し込みが無効になる。
スカパー!無料の日
「プレミアムサービス」と同様に、毎月第1日曜日午前4時頃から翌月曜日の午前4時頃までの24時間[9]、「スカパー!無料の日」[10]と称した、一斉無料放送を行っているが、画面下部にスカパー!への加入を促すメッセージが常時表示される(B-CASカードを抜いて視聴すればメッセージが表示されずに視聴できる)。さらに、第1日曜日を含む10日間の無料開放日を年に1-2回設けており、これらはCS/BSデジタルチューナー(内蔵機器を含む)とアンテナを設置すれば申込み不要で無料視聴できるが、無料放送されない番組やチャンネルも一部ある(AT-Xで対象年齢の制限があるアニメなど)。なお、ケーブルテレビでは後述のパススルー配信を実施するケーブルテレビ局に挙げた局以外でもパススルーを採用している局によっては、一部のチャンネルでそれを受信できる場合があるが、ほとんどはCSからの再配信となるケースも多いため、無料放送中であっても視聴できないチャンネルがある。
沿革

2002年

3月1日 - 株式会社プラット・ワンのプラットフォームで委託放送事業者(衛星基幹放送事業者に相当)の一部が放送を開始。

3月25日 - 株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)「スカイパーフェクTV!2」で委託放送事業者の一部が放送を開始。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:92 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef