E.Typist
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e.Typist開発元NTTデータNJK

最新版v15.0 / 2013年9月27日 (10年前) (2013-09-27)
対応OSMicrosoft WindowsMacintosh
対応言語認識 - 日本語、英語など58言語
種別OCRソフト
ライセンスプロプライエタリ
公式サイトe.Typist 公式ページ
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e.Typist(イー・タイピスト)はNTTデータNJKが販売している活字OCRソフトウェアである。日本語英語をはじめとする58言語に対応しているのが特徴である。かつて存在して同社が吸収合併したメディアドライブのブランドで販売されている。パッケージソフトウェアとして販売しているが、ダウンロード販売も行っている。

最新版はMacintoshプラットフォーム向けソフトウェアはリリースされていないが、v8までは日英2ヶ国語対応版 (e.Typist バイリンガル)がリリースされていた。
概要

e.Typistシリーズには、以下の製品がある。

e.Typist - 通常版。e.Typist v11.0以降は58言語に対応。

e.Typist NEO - e.Typistシリーズの廉価版。対応言語を2カ国語 (日本語/英語) に制限した活字OCRソフト。2009年よりe.Typist NEO v12.0から提供
[1]

e.Typist WorldOCR (旧 e.Typist Mobile) - スマートフォンのカメラで撮影した活字文書をOCRすることができる活字OCRアプリ。当初は2カ国語のみの対応 (日本語/英語) だった。iOSAndroidにアプリを提供している。2011年より提供[2]。2014年よりe.Typist WorldOCRという名前になり、追加で11言語に対応、追加言語の利用にはアプリ内課金が発生する。

e.Typist One - 期間利用型の2カ国語 (日本語/英語) 対応活字OCRソフト[3]。30日版、90日版、365日版がある。2017年より販売開始。

e.Typist エントリー - キヤノンシャープデルレックスマークなどのイメージスキャナ複合機にバンドルされていた[4][5][6]。対応言語は2カ国語 (日本語/英語) 。Windows版の他にMacintosh版も提供されていた。また、1990年代にはe.Typist 1.0、2.0、LEといったエディションもイメージスキャナにバンドルされていた[7]

e.Typist v11.0以降は58言語に対応しており、対応言語の多さが特徴となっている。対応言語は、日本語・英語、中国語 (簡体/繁体)、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、ノルウェー語、フィンランド語、デンマーク語、ポルトガル語、ロシア語、ポーランド語、チェコ語、ハンガリー語、トルコ語、ギリシア語、アフリカーンス語、アルバニア語、アイマラ語、バスク語、ブルトン語、ブルガリア語、カタロニア語、クロアチア語、エストニア語、フラマン語、ゲール語、ハワイ語、アイスランド語、ラテン語、ラトビア語、リトアニア語、マケドニア語、英語(ニュージーランド)、ルーマニア語、セルビア語、セルボクロアチア語、スロバキア語、スロベニア語、スワヒリ語、タヒチ語、ウクライナ語、ウェールズ語、西フリースランド語、ズールー語、ベラルーシ語、フェロー語、フリウリ語、グリーンランド語、インドネシア語、クルド語、南ソルビア語、マレー語、北ソルビア語[8]

58言語に対応する前には、日英以外の言語対応を補うためにゼロックス(後にScanSoft社)のTextBridge PROやOmniPageをバンドルしたエディションも販売していた。

e.Typistシリーズのユーザーインターフェイスは、左に画像、右に認識されたテキストを配置し、左右の各スクロールを動かすと左右が同時に動くため、単純なレイアウトの書籍の突き合わせ校正をおこないやすいと言われており、紙の本から電子書籍をおこす自炊に向いていると言われている[9]

e.Typistシリーズは、2021年現在も販売は継続されているが、メディアドライブ社の吸収合併以降、 e.Typistシリーズには大きな機能改善は行われておらず、NTTデータNJKが持つ他ブランドのOCRの機能拡張が行われている。
沿革.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}


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