Dvorak配列
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「Dvorak」はこの項目へ転送されています。人名については「ドヴォジャーク」を、台風の推定手法については「ドボラック法」をご覧ください。
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2018年1月)

Dvorak配列(ドヴォラックはいれつ)は、キー配列の一種で、英文入力に特化した設計。1932年ワシントン大学教育心理学者であるオーガスト・ドヴォラックが考案した[1]
配列[ソースを編集]

Windows向けキーボードの配列で、ラテン文字と数字を除く記号は、複数の配置がある。
特徴[ソースを編集]

「打鍵の誤りを低減して、入力速度を向上させ、入力従事者の疲労を軽減する」ことを目的に、英文でアルファベットの出現頻度と相関性を分析し、英文入力に特化して設計された。他言語の使用は想定していない。

上段と下段の使用頻度を低く、運指距離を短く設計し、母音は左手側中段、子音は母音に連接する出現頻度の降順で右手側、それぞれに配置し、右と左を交互に打鍵させて効率的で高速な入力を企図している。

キーボードを用いる文字入力速度の世界記録で、本配列が用いられた[要出典]。
普及[ソースを編集]

QWERTY配列に比べて理論上の優位点は多いが、書籍やソフトウェアなど市販されるキーボードトレーニングの大多数はQWERTY配列用途で、本配列用途は僅少である。

コンピュータ入力装置としてのキーボードは、文字入力に加えてオペレーティングシステム (OS) やアプリケーションの操作で複数キーの組み合わせ入力を要するが、Unix系のOSやWindowsmacOSなどは、これら機能のショートカットQWERTY配列前提で設定されており、本配列の操作性は低下する。


日本語入力[ソースを編集]

本配列は他言語の配慮はないが、日本語のローマ字入力で特に出現頻度が高い母音は、「I」を除いて左手のホームポジションに位置して運指距離が短い。

日本語入力時は、母音とともに出現頻度が高い子音の「K」と「Y」も左手側に位置し、左手の打鍵数が多くなる。DvorakJP、ACT (AZIK on Dvorak)、JLOD、蒼星など、Dvorak配列を基に負荷を右手へ移した入力方式や、カ行の子音を「K」から「C」へ置換することで、操作性の向上が期待できる。
対応キーボード[ソースを編集]

KinesisTypeMatrix、ErgoDox EZなどが、QWERTYとDvorakにハードウェアで対応し、配列の選択が可変なキーボードを販売している。TRONキーボードは英語キー配列にDvorak配列を採用している。ドイツのキーボードメーカーペリックスがオンデマンドで製造している。ペリックス社のドヴォラック配列キーボードPERIBOARD-106DV
オペレーティングシステム[ソースを編集]

OSの設定やアプリケーションを用いてDvorak配列を使用する。
macOS
初期状態はQWERTY配列で、「システム環境設定 - キーボード - 入力ソース」で「Dvorak」を追加し、直接入力の配列として選択する。日本語の入力は、パネル内「英字のレイアウト」項目でDvorakを選択して可能となる。キーボードショートカットでコマンドキー押下時にQWERTY配列[注 1]となる「Dvorak - Qwerty ?」配列も選択可能である。Karabiner(旧 KeyRemap4MacBook)などのキーリマップユーティリティを導入して詳細設定する。
Windows
Windows XPは「コントロールパネル - 地域と言語のオプション - 言語 - 詳細(テキスト サービスと入力言語) - キーボードレイアウト/入力システム」で「米国(Dvorak)」を選択してキー配列を変更するが、入力システムも変更されて日本語は入力不可となる。日本語入力は、レジストリを操作してキー配列を変更、Dvorak配列をエミュレートする ⇒DvorakJなどアプリケーションの導入、などで対応する。Dvorak配列化用のソフトウェアに、修飾キーをQWERTY配列のまま使用できるものもある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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