Dreams_(漫画)
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出典検索?: "Dreams" 漫画 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年6月)

Dreams
ジャンル野球漫画
漫画
原作・原案など七三太朗
作画川三番地
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
マガジンSPECIAL
レーベル講談社コミックス
発表号1996年 - 2017年2号
発表期間1996年 - 2017年1月20日
巻数全71巻
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『Dreams』(ドリームス)は、七三太朗(原作)、川三番地(作画)による日本野球漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)で連載開始後、『マガジンSPECIAL』(同社刊)へ移籍。2009年には約半年間休載されたが、同年8月号から連載が再開され[1]、雑誌休刊に伴い2017年2号(最終号)で連載終了[2]。最終号の表紙は本作が飾った[3]。2016年9月時点で累計発行部数は800万部を突破している[4]

野球漫画特有の超常的な魔球や高校生離れした驚異的な能力を持つキャラクターが多く登場する一方、シンクロ打法など難解な理論も取り入れている。連載が進むにつれて短い期間で新魔球が披露され、技のインフレ状態になっていった。この著者コンビの既存の野球漫画と同じく、試合描写が詳しい分だけ展開が遅い。そして、掲載誌の休刊に伴い、主人公の久利がキレてビーンボールを連発して高校球界から追放されるという、唐突なバッドエンドで話が終わる。
あらすじ

主人公、久里武志は野球の才能を持ちながら、タバコを吸い、髪の毛は茶髪で、切れると殴りかかる不良少年。中学時代までに6つのチームを渡り歩いた上、4チームが出場停止、2チームが解散に追い込まれた。試合でもしばしば序盤に退場、もしくは没収試合に至るなど関係者からは使い物にならない投手像を抱かれていた。いくつもの名門校のセレクションで蹴られ、流れ流れ着いた夢の島高校で最後のチャンスをかけることとなる。そして、面接中に監督の工藤を殴るも何とか条件つきで合格した。その条件とは、監督の家で一緒に暮らすことだった。そんな工藤は名門・東陽で監督を務めたこともある男。始業式、久里は紅白戦に登板。しかし、そこには規律と常識を重んじる部長の嫌がらせが待っていた。久里は数々の苦難を乗り越え、南東京大会、甲子園で大暴れをする。非常識野球が、全国に旋風を巻き起こす。
登場人物
夢の島高校

名門校で引き抜かれなかった高校野球の落ちこぼれが集まった新設校の野球部、セレクションが存在する高校の中でこれより後にセレクションを受けられる高校がないと言えるほどであった。連載開始当初は強豪という設定ではなく、くじ運で地区大会ベスト8に進出したと部員達が自嘲するほどで、主人公である久里武志ほか一部の選手を除いてごく平凡な戦力によって構成されていた。ただし部員全員の打撃のポテンシャルは極めて高く、苦境に立つたびに久里のアドバイスによって才能が開花、即座に投手を打ち崩すほどの能力を有している。
メインキャラクター
久里 武志(くり たけし)
投手。右投右打。1年生。夢の島高校野球部でエースで4番。髪の毛は茶髪で真ん中は金髪(海聖戦の試合後に言い渡された、「坊主にせよ」という高野連からの通達で坊主にしたが、坊主よりもひどい髪型になってしまったため、金髪のかつらをつけている)、試合中はガムを噛み、帽子のつばを後ろにしてかぶるなど数々の非常識を打ち出す男。喧嘩っ早いなどの欠点はあるが、野球に対する意識は本物で、チームに助言を出したり、相手投手の癖を見分けたりする。努力している姿を他人に見せないが、偶然その様子を知ってしまったチームメイトたちも久里に感化され特訓を重ねるなど、チームのカンフル剤としての役目も果たしている。トレーニング方法も独特で、彼はそれによりできた筋肉をだぶだぶのユニフォームで隠している。幼いころ、父の特訓が虐待だと思い見かねた母は警察に連絡し、それ以来久里の父は家に戻ることも無く、また、笑わなくなったという。ゆえに家庭内は既に崩壊している。中学時代、先輩との喧嘩や試合中の乱闘などが原因でいくつものチームを渡り歩き、2チームをつぶしている。そのため工藤監督は百瀬と小川を監視役にしている。チームの主将である大和田は、悪態をつくことによって自らを鼓舞し、決して矛先を相手に向けることはしないのだと話し、野球に関しては「清潔な男」と話している。喫煙者であり、甲子園に行く際にも相変わらず煙草を吸っている(煙草をやめろと指示されているがやめるつもりが無く、工藤監督も半ば諦めている)。魔球の開発に取り組んでいて、夏の地方大会の駒場商業戦では夢食いと呼ばれたバクをイメージしたバクボール『四種類まである』という魔球を機に、様々な魔球を開花していく。小柄ながらも速球は160km/hに達する。ただし投手としての久里と直接対決する前の選手の中には「球質が軽い」と過小評価するものもいる。打者としても走攻守万能で相手投手の決め球をどんな状況でも最後は完璧に打ち砕く。メジャーリーグのスカウトからも注目されている。打撃では作中でバックスクリーン越えの場外ホームランを2本記録するなど卓越した長打力を誇り、守備では50m5秒76(中3時に受けた夢の島のセレクションでの記録)の俊足を生かしたバント処理でたびたび送りバントの打球を併殺に仕留める。肩は中3で遠投推定120m。甲子園大会に入ってからは、その前の打者を敬遠してランナーを置いた状況で自身を一旦打ち砕いた主力の打者と勝負する戦法を多用するようになり、この意地の勝負を制することで試合を盛り返すパターンが複数回見られる。
百瀬 朝夫(ももせ あさお)
捕手。右投右打。1年生。久里の恋女房で、小川と共に久里の目付け役も務める。久里のことを「久里様」と呼んだりするなどの主従関係(?)だが、野球への意識は久里に勝るとも劣らない。久里が「百デブ」、「百瀬デブ夫君」と言うほど太っていて、足は鈍足の部類に入るが、加速すれば速い。肩は強肩で、中学3年生の秋に受けた夢の島のセレクションでの遠投では110mを記録している。インサイドワークにも長けている。
小川 耕三(おがわ こうぞう)
二塁手。右投右打。1年生。久里の殴られ役で、百瀬と共に久里の目付け役も務める。実際は殴られるのは好きではない。クール(本人談)な男らしいが、実際はちびで、ぽっちゃりしているせいか、あまりクールといえる出で立ちではない。久里ほどではないが、バットコントロールに長けて 右打ち、バントの技術などの小技も得意で、2番でセカンドに定着。足は決して速くないが、配球によって守備位置を変える技に長けている。甲子園大会2回戦では、それを工藤監督に見込まれ、マウンドに立った赤倉に代わってセンターの守備に就いた。久里曰く意外と心配いらない男。
赤倉 太(あかくら ふとし)
中堅手。右投右打。1年生。久里に「俺の次に才能のある男」と言わしめる通り、久里の前を打ち、また強肩でセンターを守る走攻守三拍子そろった選手。久里に感化され、久里に対しては強烈な対抗意識を持っている。甲子園大会2回戦の海聖戦では、泥酔した久里に代わってマウンドに立つ。また工藤監督の『三番最強説』のため海聖戦から数試合に渡り夢の島の四番を打つようになる。しばらくあまり目立った活躍はしていなかったが、その後美ら海聖都戦では首里城きらりから初の本塁打を放つ活躍を見せた。本人の野球センスは高い(即席で魔球ブラックを再現できる程)。
大和田 勝良(おおわだ かつよし)
三塁手。右投両打。3年生。夢の島高校の主将。久里が来るまではエースで4番を打っていた。中学時代に肘を故障し、マネージャーとしての入部であったが、工藤監督が大和田の影の努力を見て、正式に入部させることが決まった。久里に「恐ろしい男」と言わせた男である。また、工藤監督は大和田がセレクション合格の第一号だと話している。久里の入部後は後続の打者に球筋を見せるため、1番を打っている。経験の浅い1年生のため、普段はミート重視の右打席に入るが、長打を狙う時は左打席に入る。美ら海聖都戦では直前で1塁ベースを掌で叩くように行うスライディング(摩擦の影響を受けないスライディングである)で出塁したことと引き換えに右腕を骨折するが、骨折したままの状態でもベンチに下がらずファインプレーを連発する。
熊野(くまの)
左翼手。右投右打。3年生。夢の島高校の副主将。昨年の秋季大会までは捕手をしていたが、百瀬が正捕手になったので、打撃を買われて左翼手にコンバートされる。全力疾走を怠ってアウトになったり、フライを落球したりとミスも目立ち、その度に久里の怒りを買い、襲われそうになったことが何回かある。そのため、神戸翼成戦では久里に本塁打を打たれ、動揺した生田から本塁打を放つ活躍も見せる。もっともそれは、久里曰く「まぐれ」とのこと。
大村(おおむら)
一塁手。右投右打。1年生。当初、1年生の中で最も実力が劣ると酷評されていた。しかし、久里のアドバイスによる練習を毎日続けた結果、代打出場した南東京大会3回戦でタイムリー二塁打を放ち、準決勝からはスタメン出場をしている。第1話の夢の島のセレクションで彼らしき選手が面接を受けていた。その彼らしき選手はかつて投手であったがシニアリーグの秋季リーグ戦での連投で肩を傷めたためセレクションでは遠投で60mしか投げられず、高校では一塁手の経験を活かしてコンバートする意向であったという。
河地 大介(かわち だいすけ)
遊撃手・二塁手。右投右打。1年生。3回戦の私徳館戦ではスタメンに入った。同い年の小川にも敬語を使い、久里にあこがれている。赤倉とは同じ中学校だったらしく、赤倉に中1まで、河地がおねしょをしていたという弱みを持たれている。対私徳館戦の九回表、相手のスライディングにより肋骨を痛めてしまう。鍼灸師の息子であるためある程度鍼の技術を以って応急処置を行うことができる。
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