Dragon's_Dogma
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DRAGON'S DOGMA
ドラゴンズドグマ
ジャンル
アドベンチャーアクション
ゲーム:DRAGON'S DOGMA
ゲームジャンルオープンワールドアクションRPG[1]
対応機種PlayStation 3
Xbox 360
ゲームエンジンMT Framework[2]
開発・発売元カプコン
プロデューサー小林裕幸
ディレクター伊津野英昭
アートディレクターイケノ
シナリオ池原実
村田治生
森橋ビンゴ
音楽牧野忠義
近藤嶺
Inon Zur
伊師正好
プレイ人数1人
発売日[PS3/Xbox 360]
2012年5月24日[2]
[プラチナコレクション]
2013年2月14日
売上本数[PS3]
468,108本[3]
[Xbox 360]
31,492本[3]
[PS3/Xbox 360]
130万本[4]
レイティングCERO:D(17才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
USK:16(16歳未満提供禁止)
PEGI:18
ACB:MA15+
アニメ:NETFLIXオリジナルアニメシリーズ『ドラゴンズドグマ』
原作CAPCOM
監督須貝真也
脚本砂山蔵澄
キャラクターデザイン西村郁
音楽牧野忠義
アニメーション制作サブリメイション
配信サイトNetflix
配信期間2020年9月17日 -
話数全7話
テンプレート - ノート
プロジェクトゲームアニメ
ポータルゲームアニメ

『Dragon's Dogma』(ドラゴンズドグマ)は、カプコンより2012年5月24日に発売されたPlayStation 3Xbox 360用ゲームソフト、またそのシリーズ作品。「ドラゴンズドグマ(Dragon's Dogma)」とは作品の鍵となる言葉で「竜の教え」を意味する[5]。同シリーズのゲーム作品に『ドラゴンズドグマ クエスト』や『ドラゴンズドグマ オンライン』があるほか、コミカライズなども行われている。

本項では『Dragon's Dogma』と、その拡張版である『Dragon's Dogma Dark Arisen』についても併せて記述する。

シリーズ第一作目で、剣と魔法の正統派ハイ・ファンタジーの世界を舞台とした[6]、サードパーソン・アクションRPG。誰もが知る王道ファンタジーの世界観をイメージして製作され「世界を冒険する感覚」を追及したゲームデザインが特徴[6]。ゲームの世界は3DCGで描かれたオープンワールドとなっており、サバイバルホラーの要素も含まれている[7]

本作の開発陣は『デビルメイクライシリーズなどの開発に携わった小林裕幸伊津野英昭がそれぞれプロデューサーとディレクターを担当し、『ストリートファイター』シリーズのイラストで知られるイケノがアートディレクター、『モンスターハンター』などの音楽を手掛けた牧野忠義が作曲を担当している。伊津野が本作の準備中に『デビルメイクライ2』の制作に加わったため、企画は2008年まで凍結され10年近く寝かされていた[8]

2022年5月24日に『Dragon's Dogma』シリーズ10周年記念として、公式アニバーサリーサイトが作られた。また、同年6月17日の「ドラゴンズドグマ10周年ファンミーティング」動画にて『ドラゴンズドグマ2』が製作中であることが発表されて[9]2024年3月22日に『ドラゴンズドグマ2』が発売された。

2023年12月31日時点で、『Dragon's Dogma』シリーズ累計販売本数は840万本を記録している[10]

そのうちの『Dragon's Dogma Dark Arisen』の本数の分を含めない、無印の『Dragon's Dogma』としては130万本の販売本数を記録した[4]
ストーリー

グランシス半島南東の漁村カサディス。突如、飛来した深紅のドラゴンの襲撃を受け村はパニックに陥る。兵士の落とした剣を手に取った主人公はドラゴンに戦いを挑むも、その圧倒的強さには全く歯が立たず、その爪を心臓に突き立てられる。ドラゴンはその心臓を文字通り奪い、飛び去って行った。絶命したかに思われた主人公はドラゴンに選ばれし者“覚者(かくしゃ)”として甦る。主人公は奪われた心臓を取り戻すため旅に出るのであった。
舞台
グランシス半島
『Dragon's Dogma』の主な舞台。
カサディス
半島南東に位置する小さな漁村。主人公が暮らす村であり、冒頭にドラゴンの襲撃を受ける。
宿営地
カサディス近くの軍の野営拠点。メルセデスと初めて出会う場所であり、ハイドラの襲撃を受ける。
領都グラン・ソレン
半島のほぼ中央に位置する城壁都市。領王の居城と城下町で構成されている。組合宿やポーンギルドが存在し、冒険の拠点となる。
エヴァーフォール
領都地下に広がる巨大な空洞。いつの時代に作られたか不明な謎の施設であり、スケルトンやオーガが巣食っている。終盤、城下町の一部を飲み込み巨大な穴として姿を現す。界王の間へと繋がる輪廻の道。
穢れ山
半島北西に位置する竜の住処。頂には神殿や古の都市が築かれている。
黒呪島
『Dark Arisen』の主な舞台である島。カサディスより遠く離れた場所に位置する孤島であり、覚者以外には近づくことができない。地下に迷宮が広がり、半島には生息しない凶暴なモンスターが多数巣食う。幾多の覚者が彷徨い続け、その多くが屍と化した覚者の墓場。
用語
覚者
ドラゴンに選ばれし者とも呼ばれ、ドラゴンに心臓を奪われた者の総称。ドラゴンと関わった結果、強靭な肉体を得ており不老となっているが不死ではない。一般にドラゴンを倒すことのできる唯一の存在とされており、大半の民衆が敬っている。一方で権力者達からは煙たがられている。作中では主人公、エドマン、竜識者、ソフィア、サヴァンが該当する。『Dark Arisen』ではオルガ、バロック、グレーテ、アッシュ、アルサコス
[11]が該当し、また多くの覚者の遺骸を見ることができる。
ドラゴン
世界に災いを振り撒くもの、滅びを与えるもの。人間よりはるかに屈強な肉体、高度な知能を有する。相手の心臓を奪うことで、その者を覚者とする。覚者の最も大切なものを生贄として差し出すか、戦うかを選択させる。生贄を差し出した者には王となる力を与え、一定期間の平和を与える。一方で刃向った者に対しては容赦なくその命を奪う。その正体は神たる存在、界王に敗れた覚者のなれの果て[12]。界王が自らの後継者となりえる者を探すために地上に遣わした。
ポーン
人の姿をしていながら、人ではない存在で、異界渡りや戦徒とも呼ばれる。人間に対して従順ではあるが、異端の存在として嫌うキャラクターもいる。覚者はポーンと心を通わせることができ、一人のポーンを連れている(メインポーン)覚者と共にいる期間が長いと魂の影響を受け、覚者の姿に似ていくという性質を持つ。半島内では道中その姿を見かけることができ、また領都にはギルドが存在する。『Dragon's Dogma Dark Arisen』での吹き替えは上田燿司高橋英則田村聖子吉田聖子が担当している。
リム
ポーンが召喚される石。
救済
近年、半島内で広がる謎の教団。ドラゴンによる滅びこそが人類を苦しみから救う、としてその教義を広めている。教会や領王といった体制側から敵視されており、教会においては異端宗教とされる。各地にスパイや恭順者がおり、城内においても通じる者がいるといわれている。一方で必ずしも一枚岩ではなく組織の力の利用を企む者もいる。魔物を操る術に長けており、スケルトンの生成やキメラの召喚などを行っている。
界王
世界を見守るもの、超常の神たる存在。世界にドラゴンを放ち、新たな界王となる者を探している。ドラゴンを倒し、エヴァーフォールを抜けた者の前に姿を現し、後継者として相応しいか最後の試練を与える。自身に打ち勝った者を新たな界王とし、その者に滅ぼされることを望む。試練に敗れた覚者はその身をドラゴンへと変えられ自我を失い、世界へと放たれる。完全なる不死者であり、神断ちの神剣リディルのみによってその身を滅ぼすことができる。


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