Dr.リンにきいてみて!
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作者いわく、「読者に嫌われているキャラクター」であるが、あらいのお気に入りのキャラクターでもあり、仕事のストレス発散やストーリーに行き詰った際には、常盤を弄っているという[1]
七尾(ななお)
七本の尾を持つ小さな白狐。常盤と契約した式神。人間の言葉を喋ることができる。「?でござります」が口癖。原作では金髪蒼眼の少年の姿になることができ、常盤の神社の掃除などをしている。アニメの設定で作られたゲームにも人間体は登場する。原作では珠姫(たまひめ)という恋人がいる。1000年前に化け物と見做されて引き離されてしまい、そのことを利用されて操られてしまう。アニメの設定では常盤が闇の力から解放された時、同時に目覚めていたが、常盤がすぐに迎えに来なかったことに腹を立て、常盤に再契約のための試練を課した。天津と仲が良い。
四条 万里(しじょう ばんり)
タロットカードの使い手の少年。タロットで占いを行う他、タロットカードを自在に操り遠距離の敵への攻撃も可能。得意技は空手で黒帯を持つ。家が空手道場で、学校でも空手部に入部した。敵の攻撃をキックで防御したこともある。闇の王の手下として登場し、幼い頃に母親を事故によって亡くしたことで心を閉ざしていたところを利用された(万里は自分のせいだと感じ、口がきけなくなっていた)。ぬいぐるみのシンシアに体を乗っ取られることがあり、その際に少女に変身し、体は女性化している(アニメでは明確ではない)。闇の王の策略で飛鳥や明鈴を苦しめたが、明鈴によって闇の中から救われ、それをきっかけに明鈴に思いを寄せ始める。アニメ版では、改心した後には女装をやめて明鈴と同じ学校に通うことになるのだが、シンシアに憑依してもらってタロットの力を使う時のみ元の女装スタイルに変身(?)する。原作では正式に女生徒になっているため、学校へ行くときにはいつも女装している(万里は嫌がっているが、シンシアは気に入っている)。また、身体測定などにはシンシアが憑依して行く。四神・玄武の生まれ変わり。3月3日生まれ。星座:山羊座、血液型:A型、身長:149cm→154cm。
シンシア
小さなパンダのぬいぐるみ。闇の王に操られていたのは万里ではなくこのシンシア。万里に憑依してタロットカードで様々な力を発揮する。合体時に少女の姿をしているのはシンシアの趣味(闇の王に操られていた頃は万里の心が閉じていたため、ほぼシンシアのみの意思で動いていた)。万里がシンシアの力を借りようと女装を要求することもあった。原作においては、万里の体を乗っ取って万里の意思をパンダのぬいぐるみへ入れ変えるといったことさえも日常的に行っていた(ただし、3時間経つと元に戻ってしまう)。性格的には良くも悪くも女性的と言える。飛鳥がタイプらしい。小さい頃から万里と一緒にいて、やがて万里の心が離れることを恐れていた心を利用し、闇の王が人間の少女にしてやると騙して万里とシンシアを操っていた。現在では万里の世話を焼いているかに見えるが、実際に世話を焼いているのは万里の方である(シンシアが着ている服も全て万里の手作り)。原作においてはかつて人間であったと思われる描写があり、中世ヨーロッパの貴族らしき女性であった模様。その頃の記憶のためかこっそりブラジャーを着用しているらしい。
月丘 エディ(つきおか エディ)
星占いを得意とする。外国人なのに大阪弁で話すお調子者。サッカーセンスは抜群で、飛鳥や常盤のサッカー部の監督代理として登場。派手な見た目に反して貧乏学生で苦労人。幼少期から少年期にかけての辛い体験により美人アレルギーになってしまった。一応本業は占星術だが、女性の相談者が多かったためにやむなく廃業してしまったらしい。「あなた」に登場するような家を持つことが夢。万里や常盤と同様に闇の王に操られていたが、報酬が目的であった。大好きだった祖父に墓を作るために金を集めていたが、それを抜きにしても、関西人キャラらしくがめついところがある。原作終盤になって念願の祖父の墓を祖母の墓の隣に建てることができた。原作では星(水晶玉状の球体)を駆使し、敵を閉じ込めたりすることもできる。ギリシア風の占星術占いが得意で、今はキャンピングカー(アニメではワゴン車)で生活し、そこで「たこやき屋」を経営中。原作ではアズサに爆破されてしまう。ワゴン車の代金はローンで払っていたらしい。万里とのツーショットが多いが、深い意味はない。四神・朱雀の生まれ変わり。11月1日生まれ。星座:蠍座、血液型:O型、身長187cm。
タコヤキ
エディのペットのオウム(?)。関西弁で終始やかましく喋り続けているが、オウムが人間の言葉を話すのは不自然なことではないのか、一応周囲の人間には怪しまれていない模様。エディ以上に金にがめつく、ヘソクリを溜め込んでいる。元はエディの祖父のペット。
学校関係者
小西 侑英(こにし ゆえ)
明鈴のクラスメイトで陸上部に所属。凛としたボーイッシュな美少女。品川をはじめとして男子からの人気は非常に高いが、本人は恋愛には無関心であり、特に品川のことは普段鬱陶しく思っているが、物語中盤で品川のことを認め始めた模様。明鈴とは強い絆で結ばれた親友であり、初期は明鈴に気があるようなセリフも見られたが、当然のことながら、そちらの方向には関係は発展していない。
春日部 周子(かすかべ しゅうこ)
明鈴のクラスメイトで、侑英と同じく親友。アイドル好きな
ミーハーで、コンサートチケットへの執着が人一倍強い。母親の田舎がアメリカであることからハーフなのかもしれないが、そのことについては説明されていない。原作では幼なじみの先輩アレクと付き合っており、アメリカに行ってしまったアレクを追ってアメリカに行くために英語を勉強している。アニメではサッカー部のキーパー大井町に一目惚れしたが、彼のあまりに寒いギャグを見て一発で心変わりした。
品川 大輔(しながわ だいすけ)
明鈴のクラスメイト。サッカー部のキャプテンで侑英に片思いしているが、侑英本人からは疎ましく思われている。原作でもアニメでもあまりいいところが無く、いつも損な役ばかりで、原作では侑英と同じ高校に行きたかったが落ちるなど、最後までいいとこ無しだった。
大井町 敬馬(おおいまち けいま)
アニメオリジナルキャラクター。飛鳥と品川の友人で、サッカー部のゴールキーパー。見た目に反し、よくギャグを飛ばすひょうきんな性格。
明鈴の家族とその関係者
神崎 餃子(かんざき こうみ)
明鈴の兄である大学生で、アズサの彼氏。Dr.リンのホームページを運営に一躍買っている。見た目は眼鏡をかけた好青年であるが、結構短気な性格でもあり、自身に不都合なことがあると青筋を立てたり、イライラする描写が散見される。自身の名前から、あだ名が「ギョーザ」であることに不満を抱いている。中盤で本作の黒幕である闇の王であることが判明し、同時に神崎家とは血のつながりがないことも明かされた。自身の正体が明かされた後、明鈴を使って闇に染めようとしたが、明鈴によって失敗。原作では最終決戦後に闇の王としての力が封印され、入院生活を送りながらいつも通りの家族に戻ったものの、その代償として今までの記憶を失い言葉も話せなくなってしまい、医者からも「治るかどうかは分からない」と言われながらも明鈴からは治ることを願っている。アニメ版では野望が果たされたものの、その直前で神崎家に入った後の記憶が本物と見破った明鈴とアズサによって説得され、改心した。最終決戦後、自分が
養子であろうと息子として受け入れてくれる家族に温かく送り出されながら家を出ると同時にアズサと共に旅立った。
神崎 月餅(かんざき げっぺい)
明鈴・餃子の祖父。本作のキーパーソン的な存在で、餃子の秘密を知る人物。18年前、ある村で闇の力を持って生まれた餃子によって、その村は滅ぼされたことから、力のある風水師たちと共に赤子の餃子の闇の力を封印することに成功した。それ以降、その村で再び闇の力が目覚めないように餃子を自身の義理の孫として神崎家に引き取り、息子夫婦の炒と笑華と共に育て上げた。餃子を引き取ったのは自身の占いで光の巫女の力を持った明鈴が生まれてくると出たためであり、餃子の闇の力の封印が解けるのは時間の問題だったからである。その不安は現実のものとなり、明鈴に闇の王を倒すことを頼み込む。終盤では天津と共に明鈴や飛鳥たち四神以外で闇の王の力による支配から唯一逃れ、闇の王となった餃子の前に現れて餃子の思い出が刻まれた巻物を広げ、餃子の本当の気持ちを指摘し、「お前は闇にはなり切れない。お前の本当の心は、明鈴が誕生したときから光の世界で生きていたいと思っていた」、「闇の王として覚醒していながらも、かすかに芽生えた光の心を消せずにいた」、「最大の誤算は、明鈴を愛してしまったことだ」と説いた。
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