Dokan Library開発元Dokan-dev
最新版2.0.6.1000 / 2022年10月3日 (19か月前) (2022-10-03)
リポジトリgithub.com/dokan-dev/dokany
Dokan (淺川氏)
最終版0.6.0 / 2011年1月10日 (13年前) (2011-01-10)[1]
対応OSMicrosoft Windows
種別ファイルシステムドライバ
ライセンスユーザーモードライブラリはLGPL、ドライバはGPL、補助プログラムおよびマウントサービスはMIT
公式サイトhttps://web.archive.org/web/20150314203532/http://dokan-dev.net/[リンク切れ]
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Dokan Libraryは、Windows用ソフトウェアインターフェイスである。Windowsのカーネルに関する知識が必要なデバイスドライバを作成しなくても、独自のファイルシステムを作成できる機能を提供する。これは、Dokan カーネルドライバがユーザースペースのファイルシステムプログラムとWindowsカーネルの橋渡しをすることで実現している。つまり、Unix系オペレーティングシステムのFUSEと同等の機能を持つ。また、CygwinやMinGWでビルドすることができラッパーによって、FUSEファイルシステムとの互換性も提供している。
Dokan はフリーソフトウェアであり、GNU Lesser General Public License、MIT License でライセンスされている。
もともとは淺川浩紀が情報処理推進機構の2006年 未踏ソフトウェア創造事業「未踏ユース」にて開発を行った[2]。 現在 Dokan は2011年1月10日のバージョン0.6.0のリリースを最後に新しいバージョンがリリースされておらず、プロジェクトページも消滅している。 一方、 バグフィックスのために有志によって DokanX がフォークし[3]、その DokanX の開発も停滞したため、さらに Dokany がフォークした[4]。 2016年11月現在Dokanyが頻繁にメンテナンスされており、またISLOG社によってコードサイニングされている。
派生プロジェクト
関連項目
Filesystem in Userspace
Installable File System
脚注[脚注の使い方]
出典^ “Dokan library 0.6.0 released” (2011年1月10日). 2015年3月15日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2011年11月25日閲覧。
^ “2006年度下期未踏ソフトウェア創造事業(未踏ユース)採択概要 データ管理システム”. 情報処理推進機構. 2008年8月20日閲覧。
^ “DokanX”. 2015年7月31日閲覧。 “Dokanx is a Fork of Dokan 0.6.0”
^ “Dokany”. 2015年7月31日閲覧。 “Dokany is a fork of Dokan 0.6.0 with bug fixes, clean change history and updated to build with latest tools.”