Digitaglam_FOD_VI
[Wikipedia|▼Menu]

『digitaglam FOD VI』
FENCE OF DEFENSEスタジオ・アルバム
リリース1991年6月21日
録音GESS CONBINATO STUDIO
AOBADAI STUDIO
MAGNET STUDIO
STUDIO AVR
ジャンルロック
時間50分04秒
レーベルEpic/Sony Records
プロデュースFENCE OF DEFENSE
チャート最高順位


29位(オリコン

FENCE OF DEFENSE アルバム 年表

FENCE OF DEFENSE V TIME
1990年)digitaglam FOD VI
1991年FENCE OF DEFENSE VII RIDE
1992年

テンプレートを表示

『digitaglam FOD VI』(デジタグラム・エフオーディー・シックスス)は、1991年6月21日にリリースされたFENCE OF DEFENSE6枚目のアルバム
解説

キャッチコピーは「地球と子宮の電子狂奏曲」。

メインタイトルの「digitaglam」とは「digital」と「glam」の合成語。デジタルビートに乗せた、グラムロックならではの耽美的な世界が横溢する実験作。当時最新鋭の機材であったシンクラビアを多用し、新境地を生み出した。現在でも西村麻聡が会心の作品と評価している。

このアルバムはトータル・コンセプトを持つ作品である事から、シングルがリリースされなかった(「Lies & Reason」のみ「時の河」カップリング曲としてシングルに収録)。また歌詞カードも極めてユニークなデザインとなっている。

山田が「グラウンド・ビート」という当時、日本で火が着きかけていたハウス・ミュージックリズムを生ドラムで表現するなど、違った面が窺える。

本作品で初めてセルフカバー曲を収録。1st収録「PLASTIC AGE」を「PLASTIC AGE'90」としてセルフカバー。
収録曲全編曲: FENCE OF DEFENSE。
#タイトル作詞作曲時間
1.「パラノイアの危険な入口」
西村麻聡西村麻聡0:31
2.「digitaglam」 西村麻聡1:29
3.「9.9.9」西村麻聡西村麻聡4:37
4.「PEACE LOVIN' MAN」FENCE OF DEFENSE、早咲めぐみFENCE OF DEFENSE4:31
5.「ASIAN LUNCH」 西村麻聡0:33
6.「BRAIN DANCE」西村麻聡FENCE OF DEFENSE4:16
7.「Deep Kiss」西村麻聡西村麻聡3:42
8.「Lies & Reason」西村麻聡西村麻聡5:20
9.「クロスロード・パズル」 北島健二5:06
10.「知識のテロリズム」 西村麻聡0:22
11.「無条件完全降伏」北島健二FENCE OF DEFENSE4:45
12.「「甘美」」 西村麻聡0:54
13.「恋の独裁者」FENCE OF DEFENSE西村麻聡4:32
14.「出路」 西村麻聡1:29
15.「PLASTIC AGE'90」柳川英巳、FENCE OF DEFENSE西村麻聡7:57
合計時間:50:04

楽曲解説
パラノイアの危険な入口

この楽曲のタイトルは
キング・クリムゾン21st Century Schizoid Man」の一節を邦訳したものでもある。歌詞自体はアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」収録曲の邦訳歌詞をランダムに組み合わせたものである。


digitaglam

9.9.9

ベストアルバム『BEST』にも収録されている。


PEACE LOVIN' MAN

ベストアルバム『GREAT FREAKERS BEST ?FENCE OF DEFENSE 1987-2007?』にも収録されている。


ASIAN LUNCH

BRAIN DANCE

Deep Kiss

リプロダクションアルバム「FENCE OF DEFENSE 20th Anniversary RE-PRODUCT 1987-1992』には新たにリミックスしたものが収録されている。


Lies & Reason

後に11thシングル『時の河』のカップリング曲としてシングル・カットされている。


クロスロード・パズル

北島がギターベースを弾いている楽曲。そのためか、1991年に行われたライブでは西村は演奏に参加していない。西村がこの曲をライブで弾いたのは1993年のツアーが最初である。その際初日の公演でこの曲を演奏し終えた西村が思わず「ああ、緊張した。」とつぶやいた。


知識のテロリズム

無条件完全降伏

「甘美」

恋の独裁者

色々な要素が取り入れられており、出だしと間奏[1]ヒトラーの演説、リフにレッド・ツェッペリン移民の歌」を取り入れ、歌詞は山本リンダ「どうにもとまらない」をモチーフに作られている。


出路

PLASTIC AGE'90

1stアルバム『FENCE OF DEFENSE』収録曲及び2ndシングル『NIGHTLESS GIRL」のカップリング曲のセルフカバー。メロディがラップっぽくなっており、さらに2番が「CHAIN REACTION」のAメロ+「BURN」のサビという編成になっている。ちなみにこの楽曲は、前年(1990年)のツアーの中で既に演奏されていた。この年は、通常のホールツアーではなく、全国のライブハウスを会場としたツアーを3度行っている。それぞれのツアーで、「既発表曲をアレンジし直してメドレー形式で演奏する」という試みがなされた。「PLASTIC AGE 90」は3度目のツアーで初披露された。「PLASTIC AGE」をベースとして、「BURN」「CHAIN REACTION」が盛り込まれている。


参加ミュージシャン

FENCE OF DEFENSE

北島健二 - ギターベースボーカル

西村麻聡 - ボーカル、ベース、シンセサイザー

山田わたる - ドラムスパーカッション、ボーカル


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:19 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef