DVD-VR
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^ DVD-Videoフォーマットの場合と異なり、DVD-VRフォーマットの公表されている規格仕様上ではファイナライズが必要である理由が明確に解説・記述されている例は殆どない。従って、未ファイナライズ状態でも異なるメーカー・機種間での互換性がある場合(再生互換、追記やファイナライズが可能)が多いが殆どのメーカーでは、メーカー間や機種間の互換性は保証していない(DVD-Videoフォーマットでも未ファイナライズの場合の互換性の保証は当初からされていないが、DVD-VRと異なるのは実際に殆どの機種間・メーカー間で互換性が無く再生が不可能なことである)。なお、DVD-Videoフォーマットの場合と同様に書き換え可能型メディアであるDVD-RW (VR) ではファイナライズを解除して再度削除や追記を行うことや一度ファイナライズしたものを初期化(フォーマット・イニシャライズ)して再利用することが可能である(一度記録されたファイナライズ済みの情報は、再初期化によっても消えない点もDVD-Videoフォーマットと同様である)。
^ 規格の策定および商品展開はDVD-Videoが先であったが、DVD-Videoフォーマットの策定時も後のDVD-VRフォーマットの策定時にも両者間の互換性については特に考慮されなかった。そのため、DVD-VRフォーマットによる関連商品(レコーダーやDVDメディア)が展開する以前のDVD-Video再生機にはDVD-VRが再生可能なものは存在しない。またDVD-VRフォーマット誕生後でも海外(特にアメリカなど)では日本国内のようにテレビ放送を保存することがあまりないため、DVDレコーダー自体が普及するに至っていない。これらの事情により、現在でもDVD-VRモードに対応していない録画機器の製造・販売が続けられているという側面もある。
^ 東芝が2006年4月当時に発売したHD DVDプレーヤーもCPRM非対応となっていた。またCPRM対応DVD-Rの製品化・市場展開は後年になってからであったため、機器の発売時期の違いで対応状況にばらつきが生じており、CPRM対応のDVD-RWは再生可能だが、同じCPRM対応のDVD-Rには非対応で再生できない機器も存在する。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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