DJ・ルメイユ
[Wikipedia|▼Menu]
終盤に首位打者争いしていたダニエル・マーフィーが怪我で出場できなかったため、ウォルト・ワイス監督の方針により最終5試合のうちの4試合を欠場したため、物議を醸した[16]。守備では、422補殺(リーグ2位)、91併殺打(同3位)を記録し、守備防御点も+3と堅実だった。このシーズンはホーム打率が.391を記録したが、ビジター打率は.303であり、打者有利である本拠地の恩恵を大きく受けた。

2017年は自己最多の155試合に出場。7月には月間打率.375を記録するなど夏場に調子を上げ、代替選出でオールスターにも出場。シーズンではリーグ7位の打率.310、8本塁打、64打点、OPS.783という成績で、3年連続の打率3割を記録した。元々左投手を得意としている打者ではあるが、この年は対右投手の打率が.293に対して、左投手には.362、打席数は対右投手の3分の1程度であったが、対右投手よりも多い5本塁打を記録した。オフに2度目のゴールドグラブ賞を獲得した。

2018年は打率.276で4年ぶりに3割を切ったが、キャリアハイの15本塁打を記録。守備ではまたゴールドグラブ賞受賞した。10月29日にFAとなった[17]
ヤンキース時代

2019年1月14日にニューヨーク・ヤンキースと2年総額2400万ドルの契約を結んだ[18]。この年は、チームに故障者が続出する中で年間通じてメジャーでプレーし、本業の二塁手だけでなく一塁手や三塁手としても起用された。打撃面でもシーズン終盤まで首位打者を争うなど活躍し、安打(197)・二塁打(33)・本塁打(26)・塁打(312)・打点(102)・長打率(.518)で自己最高を記録した。6月には自身初となるプレイヤー・オブ・ザ・ウィークプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選出され、オールスターにも出場。オフにはシルバースラッガー賞を初受賞した。また、同年から新設されたオールMLBチームのファーストチーム二塁手に選出された。

2020年COVID-19の影響で60試合の短縮シーズンに。自身もキャンプ前の検査で陽性反応を示した[19]。シーズンは開幕2戦目から出場。序盤から好調で65打席で打率.411を残していたが、8月11日のボストン・レッドソックス戦で右手親指を捻挫し、10日間の故障者リスト入り[20]。同29日に復帰以降も調子を維持して、最終的に打率.364で首位打者を獲得した。自身2度目のタイトルで、両リーグでの首位打者獲得は1900年以降では初の快挙となった[21]。出塁率(.421)とOPS(1.011)もリーグトップだった。オフの10月28日にFAとなり、球団から提示された1890万ドルのクオリファイング・オファーを拒否した[22]。12月9日にオールMLBチームのファーストチーム二塁手に2年連続2度目の選出を果たした[23]

2021年1月27日にヤンキースと6年総額9000万ドルで再契約した[24]
選手としての特徴
守備

広い守備範囲と高い確実性を兼ね備えた二塁守備を誇り、2018年には守備率.993[25]、DRS+18[26]、UZR+11[27](いずれもリーグ1位[25][26][27])を記録している。

過去3度にわたってゴールドグラブ賞を受賞しているほか、2017年にはゴールドグラブ賞とフィールディング・バイブル・アワード(セイバーメトリクスの守備指標が選考基準)を同時受賞している。
打撃

確実性のある打撃を持ち味とする。左投手を得意としており、2020年までの通算で対右投手の打率.298に対して、左投手には.325を記録している。
詳細情報
年度別打撃成績

















































O
P
S

2011CHC3762603152001740010100122.250.262.283.546


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:121 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef