DFBポカール
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DFBポカール
DFB Pokal
開始年
1935年
主催ドイツサッカー連盟
地域 ドイツ
参加チーム数64
前回優勝バイエル・レバークーゼン (2回目)
最多優勝バイエルン・ミュンヘン (20回)
TV放送 ARDSky Sports
DAZN
2022?23
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DFBポカール(DFB Pokal)は、ドイツにおけるサッカーカップ戦である。優勝クラブには、翌シーズンのUEFAヨーロッパリーグの出場権が与えられる。

DFBとはドイツサッカー連盟(Deutscher Fusball-Bund)の略称で、ポカールとはドイツ語でゴブレット(goblet)の意。
歴史

DFBポカールの前身は、1935年から1943年まで行われていたチャンマーポカール(Tschammerpokal)であり、正式名称はフォン・チャンマー・ウント・オステン・ポカール(von Tschammer und Osten Pokal)。スポーツ指導者委員会長官であったハンス・フォン・チャンマー・ウント・オステン(ドイツ語版)の名を冠していた。

第二次世界大戦による10年の中断を挟んで、1952年西ドイツサッカー連盟(DFB)によってDFBポカールの名称で再開されて現在に至る。1985年以降の決勝戦は、毎年ベルリンオリンピアシュタディオンにて開催されている。大会の最多優勝クラブはバイエルン・ミュンヘンである[1]
大会形式

各ラウンド、1回戦制のノックアウトトーナメントである。90分で決着が付かない場合は前後半各15分の延長戦、延長戦でも決着が付かない場合はPK戦を行う。

ブンデスリーガ1部18クラブと2部18クラブ、3部の前シーズン上位4クラブ、21の地域協会カップ勝者と男子クラブ加盟数の多い3地域協会(バイエルン、ニーダーザクセン、ヴェストファーレン)のカップ準優勝クラブ、の計64チームが参加する。

シード権はなく、ブンデスリーガ1部クラブも1回戦から参加する。1回戦の組み合わせはアマチュアとプロクラブにポットを分けて抽選し(アマチュアとプロが必ず対戦するように組み合わせる)、アマチュアクラブのホームで試合を行う。

1回戦 - 64クラブが参加。

2回戦 - 1回戦を勝ち上がった32クラブが参加

3回戦 - 2回戦を勝ち上がった16クラブが参加

準々決勝 - 3回戦を勝ち上がった8クラブが参加

準決勝 - 準々決勝を勝ち上がった4クラブが参加

決勝 - ベルリン・オリンピアシュタディオンにて開催

歴代大会結果

年度優勝スコア準優勝会場
1934-35
1.FCニュルンベルク2-0シャルケ04デュッセルドルフ
1935-36VfBライプツィヒ2-1シャルケ04ベルリン
1936-37シャルケ042-1フォルトゥナ・デュッセルドルフケルン
1937-38ラピード・ウィーン3-1FSVフランクフルトベルリン
1938-391.FCニュルンベルク2-0ヴァルトホーフ・マンハイム
1939-40ドレスナーSC2-1 (延長)1.FCニュルンベルク
1940-41ドレスナーSC2-1シャルケ04
1941-421860ミュンヘン2-0シャルケ04
1942-43ファースト・ヴィエナ3-2 (延長)LSVハンブルクシュトゥットガルト
1952-53ロートヴァイス・エッセン2-1アレマニア・アーヘンデュッセルドルフ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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