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DCコミックスの世界観である「DCユニバース」とは異なります。
DCスタジオが製作するDCユニバースについては「DCユニバース (DCスタジオ)」をご覧ください。
DCエクステンデッド・ユニバース
DC Extended Universe
DCコミックス・メディアの公式ブランドロゴ
創作者
ザック・スナイダー
ジョン・バーグ
DCエクステンデッド・ユニバース(英: DC Extended Universe)は、劇場向け映画を中心に様々な媒体で展開しているDCコミックス原作のフランチャイズ及びシェアード・ユニバース。略称は「DCEU」。2013年の開始から様々な評価を受けながら製作のトップを代えつつ展開し、最終的にはDCスタジオ主導の「DCユニバース」へ部分的にリブートとなった[1][2][3][4]。 「DCエクステンデッド・ユニバース」という呼称は、2015年7月1日にエンターテインメント・ウィークリー誌のウェブサイトに掲載された記事を初出としており[5]、本来は非公式なものである[6]。しかし、2020年3月にDCコミックス社のジム・リーがシカゴ・コミック&エンターテインメント・エキスポでこの呼称を用いり[7]、2020年5月27日にはワーナーメディアの動画配信サービスであるHBO Maxでも用いられたため[8]、実質的に公式化した。 DCエクステンデッド・ユニバースという呼称が広まる以前には、マーベル・シネマティック・ユニバースに倣った「DCシネマティック・ユニバース」(DC Cinematic Universe)という呼称が一部のマスメディアで用いられていた[9][10]。 なお、DCコミックス社やワーナー・ブラザースはDCエクステンデッド・ユニバース以外にも様々な呼称をその時々で用いている。 2016年に放送されたDCコミックスの新作映画を告知するThe CWの特番『Dawn of the Justice League』では、司会のジェフ・ジョーンズとケヴィン・スミスが「ジャスティス・リーグ・ユニバース」(Justice League Universe)という呼称を用いた[11]。 2018年には、サンディエゴ・コミコンでのDCコミックスの新作映画の告知の場において「ワールズ・オブ・DCへようこそ」という言葉が使われたことを受けて、一部のマスメディアが「ワールズ・オブ・DC」(Worlds of DC)という呼称に定められたと解釈した[12]。 2022年には、ジェームズ・ガンとピーター・サフランがDCスタジオの代表に就任することについて、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOのデヴィッド・ザスラフが「DCは世界で最も面白く、パワフルで、象徴的なキャラクターを擁している。ジェームズとピーターという唯一無二で補完し合う才能を持つ二人が、当社の世界クラスのチームに加わり、歴史あるDCユニバースのクリエイティブ・ディレクションを担うことに感激している」と、ワーナーの幹部のマイケル・デ・ルカ並びにパメラ・アルディが「ジェームズ・ガンとピーター・サフランがチームに加わり、DCユニバースの統括を担うことにこの上ないほど興奮している」と声明したこと[13]を受けて、一部のマスメディアが「DCユニバース」(DC Universe)という呼称に定められたと解釈した[14]。しかし、実際には「DCユニバース」とはDCスタジオによる新たなDCフランチャイズ計画の呼称であった[1]。 日本においては、一部の映画作品のパンフレットなどで「DCフィルムズ・ユニバース」(DC Films Universe / DCFU)という呼称が用いられている。 本来はシェアード・ユニバースとしては構想されておらず、DCコミックス最大のスーパーヒーローチームであるジャスティス・リーグの実写映画化シリーズとして、『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ パート1』『ジャスティス・リーグ パート2』『ジャスティス・リーグ 完結編』の計5作が構想されていた[15][16][17][18]。
呼称
沿革
初期構想