株式会社D4エンタープライズ
D4Enterprise Co.,Ltd.種類株式会社
本社所在地 日本
〒104-0061
東京都中央区銀座5丁目14番1号
設立2004年3月3日
業種情報・通信業
法人番号8010001096582
株式会社D4エンタープライズ(ディーフォーエンタープライズ)はインターネットを利用したコンテンツ配信サービスの企画、開発、運営、販売を主な事業内容とする日本の企業。 2001年11月24日に、現代表取締役の鈴木直人が、ボーステックの社内ベンチャーとしてレトロゲーム復刻・配信サービス「プロジェクトEGG」を発足。2004年3月3日に株式会社D4エンタープライズを設立し、同社からプロジェクトEGGの事業譲渡を受ける。以後、レトロゲームを中心としたデジタルコンテンツ配信事業を開始し、インターネットを利用したコンテンツ配信サービスの企画、開発、運営、販売、コンピューターソフトウェアの企画、開発を行っている。2004年9月よりゲームを中心にした総合エンターテインメントサイト『アミューズメントセンター』の運用を開始。WiiのバーチャルコンソールにおいてMSX、ネオジオのゲームタイトルを供給している。 また、かつて1チップMSXの通信販売も行われていた。 2013年3月28日発売のPlayStation Vita用ソフト『?聖魔導物語?』(発売元:コンパイルハート)にて、同社では初めて完全新作のパッケージゲームタイトルソフトの制作を行った。 2005年11月より、コンパイル及びアイキが所有していたゲームコンテンツの知的財産権・営業権を引き継いだ。ただし『ぷよぷよ』シリーズの権利は1998年のコンパイル経営破綻の際、セガ(後のセガグループ)[1]に譲渡されているため、保有していない。コンパイルの企業キャッチコピー「の?みそコネコネ」も2007年に商標登録している(第5082413号)。 その他、2006年10月よりボーステックが所有していたゲームコンテンツの知的財産権[2]、2007年9月よりデータイーストが保有していたゲームコンテンツのうち『ロボコップ』関連タイトルの知的財産権、2013年3月よりハミングバードソフトが保有していたゲームコンテンツの知的財産権をそれぞれ取得している。 他に、『パカパカパッション』シリーズ(プロデュース)などいくつかのソフトの権利を所有している。 2010年10月28日、D4エンタープライズが管理する旧コンパイルが製作販売を行ったコンピュータゲームの著作権を、アイディアファクトリーの関連子会社である株式会社コンパイルハートへ許諾し[3]、コンパイルハートが旧コンパイルのコンシューマゲームソフト(テレビゲーム)全般の営業権(開発・販売)をD4エンタープライズから取得(ライセンシー契約)したことが発表された[4]。 2019年3月4日、ティーアンドイーソフト、クリスタルソフト、コスモスコンピューター、システムサコム、キャリーラボが所有していたゲームコンテンツの知的財産権を取得したことを発表した[5]。 「の?みそコネコネ コンパイルステーション」(COMPILE STATION)は、株式会社D4エンタープライズが運営するウェブサイト。元々は、D4エンタープライズの運営するオンラインゲームコーナー「アミューズメントセンター」内で、旧コンパイルのレトロゲームをまとめたコーナーとして存在していたものを、単独のウェブサイトとして独立させたもの。代表者は旧コンパイル社長であった仁井谷正充。旧コンパイルのPCゲームを遊べるほか、キャラクターを一新した『魔導物語』の描き下ろしウェブコミックが連載されている。
概要
過去のゲーム会社の著作物
コンパイルステーション
関連項目
株式会社コンパイル - かつて存在したテレビゲームソフト会社。
有限会社アイキ - 『コンパイルクラブ』の後継雑誌『COMクラブ』を発行していた。
株式会社コンパイルハート - 旧コンパイルのコンシューマゲームソフト(テレビゲーム)全般の営業権(開発・販売)を許諾(ライセンシー契約)。
脚注^ 『ぷよぷよ』シリーズの権利は、2015年3月まではセガが全権利を保有。同年4月以降は知的財産権・商標権・営業権をセガホールディングスが、開発・製造・販売の各権利をセガゲームス並びにセガ・インタラクティブがそれぞれ保有。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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