D-TOX
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D-TOX
D-Tox
Eye See You
監督ジム・ギレスピー

脚本ロン・L・ブリンカーホフ
製作リック・キドニー
ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
カレン・ケーラ
ケヴィン・キング
製作総指揮モーリーン・ペイロット
出演者シルヴェスター・スタローン
音楽ジョン・パウエル
撮影ディーン・セムラー
編集スティーヴ・マーコヴィッチ
配給UIP
公開 2002年4月6日
上映時間96分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
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『D-TOX』(ディー-トックス、国際題: D-Tox, 米国題: Eye See You)は、2002年アメリカ映画。主演はシルヴェスター・スタローン
概要

アメリカの映画作品だが、本国アメリカでは2002年9月20日に限定劇場公開されたのみで、その後同年11月30日にDVDにてプレミアリリースされた。その他の国ではデンマークで同年1月4日に公開されたのを皮切りに、世界26カ国で上映されている[1]。世界各国では『D-TOX』、本国アメリカのみ『Eye See You』のタイトルがつけられた。

警官ばかりを狙う連続猟奇殺人犯と、シルヴェスター・スタローン演じる同僚・恋人を殺害されてしまい酒に溺れ心を病んだFBI捜査官との戦いを描く、ポリス・アクション作品である[2]と同時にサイコ・スリラー作品でもある[3]

タイトルの「D-TOX」とは劇中で主人公が収容される法執行官専用の療養施設の名称[4]

原作はハワード・スウィンドルの『Jitter Joint』。日本語版(野村芳夫訳)は『D-TOX』の邦題で徳間文庫より2002年に刊行された。
あらすじ

FBIのジェイク・マロイ捜査官(シルベスター・スタローン)はシアトルで警官ばかりを狙う連続殺人事件を捜査していた。自宅で恋人メアリー(ディナ・メイヤー)に婚約を申し込もうとしていた夜、マロイのポケベルに元相棒の家で事件が起きたとの知らせが入り、マロイはメアリーを残して現場に向かう。相棒は惨殺されており、そこに犯人から電話がかかる。先程までいた自宅からだった。犯人は4年前の娼婦連続殺人の犯行の際にマロイに追い詰められたことへの逆恨みで、メアリーの命を奪ったのだ。マロイは犯人を追い、犯人のものらしき首吊り遺体を見つけ、事件は一応の解決とされた。

3ヶ月後、恋人の死に対する自責の念からマロイは酒に溺れていた。自殺も考えるが思い留まり、上司であり親友のヘンドリックス捜査官(チャールズ・S・ダットン)の勧める依存症治療施設への入所を決める。ワイオミング州の地下軍事施設を改装したそこは、元警官で依存症回復者の通称“ドック”(クリス・クリストファーソン)が運営する、できたばかりの施設だった。施設には様々な出自の警察・軍関係の依存症患者が10名集まった。マロイの他、傲慢な元SWATピーター・ノア(ロバート・パトリック)、ロンドン市警察から来た英国訛りのフランク・スレーター(クリストファー・フルフォード)、頬に拳銃自殺未遂の傷跡を持つ麻薬捜査官ジャウォルスキー(ジェフリー・ライト) 、短気なロス市警の婦人警官ロペス(アンジェラ・アルバラド)、酩酊中に突然宗教的啓示を受け殺人課を辞めたジョーンズ牧師(コートニー・B・ヴァンス)、元王立カナダ騎馬警察の老憲兵マッケンジー(ロバート・プロスキー)、幼稚園爆破事件の現場清掃で重いトラウマを抱えた清掃人コナー(ショーン・パトリック・フラナリー)、抗酒癖剤ジスルフィラム服薬中のウィークス(ティム・ヘンリー)、無口なカール・ブランドン(ミフ)である。スタッフには、管理人の技師ハンク(トム・ベレンジャー)、元依存症患者で冷笑的な雑用係ジャック・ベネット(スティーヴン・ラング)、料理人のマニー、大柄な小心者ギルバート、精神カウンセラー兼看護師のジェニー・マンロー(ポリー・ウォーカー)らがいた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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