D・N・A2_?何処かで失くしたあいつのアイツ?
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緊張するとおならをしてしまうという特異体質(過敏性腸症候群ガス型)に悩ませられている。メガプレに非常に弱い体質で、メガプレ状態で戦う純太を見て以来、彼に惚れてしまう。純太に気に入られるためにイメチェンをし、いきなり印象が変わる。特異体質を直すために純太と特訓をするが、純太はあくまでもことみの体質改善だけを目的として相手をしてくれていると分かり、自分から身を引き、亜美に純太を譲る。
菅下 竜二(すがした りゅうじ)
声 - 子安武人容姿端麗、金持ち、しかし、性格は女ったらしというプレイボーイ。倫子の彼氏だが、倫子の体には一度も触れていないといっており肉体関係はなかった様である。 自身の雇ったチンピラが倫子の服を破いた時には慌てた様子をみせるも、倫子がタンクトップを捲られそうになると倫子の胸が見れる事に喜んでいた。亜美が下着の見えている状態で座っているのをみてこういうタイプを食うのもいいと考えていた。メガプレの影響で竜二の本命である倫子が純太に惚れてしまい、復讐に走る。最初は金の力でチンピラを雇ったりしていたが、かりんに誤ってDCM弾を撃ち込まれ、サイキック能力に目覚めた。変身能力を使い、純太になり、亜美を体育館に呼び出し襲った。倫子の家に行き、倫子のパジャマを破り、抱きついた。そしてサイキック能力を用いて純太に戦いを挑む。かりん曰く究極のサイキックウェポンである「サイコジャケット」を使うことができ、力に関しては純太を凌駕する。しかし、歪んだ人格は冷えた家族関係や金目当ての男女関係による、愛情を与えられなかった孤独さに起因している。DCM弾の影響で精神面にも変化が現れ始め、優しさと純粋な愛情に目覚める。そうした変容を読んだ純太により、敢えて倫子を危険にさらす策により倒された。その後、療養中に倫子とよりを戻すことになった模様。
染屋 垣麿(そめや かきまろ)・市川 一期(いちかわ いちご)
声 - 岩田光央 / 菊池英博共に純太の友達で原作ではほとんど出番がない。TV版では少し増える。
三兄弟(さんきょうだい)
竜二に雇われた三人組のチンピラ。モヒカンの男、大男、バンダナをまいた男。かりんと互角に戦える力を持っている。純太と倫子のデートを妨害する。大男は倫子を持ち上げ、スカートと捲り上げる。しかし、中がホットパンツだったことに怒り、倫子を投げ飛ばす。竜二の思惑では純太を痛めつけるつもりだったが、倫子にも手を出してしまう。竜二では逆らえないらしく、モヒカンの男は倫子を捕まえサービスと称し人前で倫子の服を切り裂いた。倫子が抵抗するも、タンクトップをめくり上げる。かりんに止められるが、倫子を人質にかりんが手を出せない状況にする。さらに倫子のスカートを破り、ホットパンツも下ろそうとする。倫子が下着を穿いていないことがわかるも、下ろし続ける。ギリギリの所で亜美に邪魔され、亜美を殴る。これがきっかけで純太が覚醒し、純太に倫子は助けられ、敗れてしまう。アニメでは状況は異なりかりんとの戦闘はない。純太が痛めつけられているのを止めに入った倫子をモヒカンの男が捕まえる。倫子の制服を破り、ブラジャーを剥ぎ取ろうとする。抵抗する倫子に対して、今度はスカートを切り裂き、パンツを下ろそうとする。泣き叫ぶ倫子をみた純太が立ち向かうも蹴りで止め、パンツを下ろそうとし続ける。その後は原作と同じ流れになる。
岩崎 魔子(いわさき まこ)・岩崎 魔人(いわさき まこと)
魔子はことみと新体操でのドイツ留学を競うライバル。実力はあるが陰険な性格のため、兄の魔人に依頼してことみの邪魔をしようとする。魔人は魔子の兄でサイキック能力者。ことみを襲った2人組から純太がサイキック能力を持っていることを知り興味を持つ。地区予選大会当日に純太を拉致していたぶるも、メガプレに目覚めた純太に瞬時に倒される。共に原作だけでアニメには登場しない。
おはる
声 - 山田栄子かりんのタイムマシーンのコンピューター。非常に優秀な様で聞かれた質問には正確に答えている。コンピューターに名前があり、人格のようなものが見受けられるのはアニメだけの設定。
横森(よこもり)
声 - 大林隆之介かりんの上司。時空通信によって未来からかりんに指示を与える。
森(もり)
声 - 筈見純事件の黒幕であり、環境庁所属。かりんが持っていくはずだったDCM弾をすり換えた張本人。桃生純太とその子孫のDNAを自分の思いどおりに操れるサイキックソルジャーに変えて、自分の住みやすい世界を作ろうとした。戦いに敗れた後は全ての悪事が発覚し横森たちに追い詰められるが、高笑いと共に自ら銃で自害するという壮絶な最期を迎える。
川崎 るらら(かわさき るらら)
声 - 玉川紗己子デビル純太と呼ばれる森に操られている状態の純太の最後の子供。正史では100人目の子供であったが、ジュンが生まれたために101人目の子供となる。兄弟達の中で、自分だけ子供がいないことに焦りを感じている。高いサイキック能力を持ち、正史では生まれないはずのジュンに対抗するため、実の父である純太と子供を作りに来たが、純太がメガプレのDNAを自分の物にしたため彼女の存在自体も消えた。アニメでは上記の設定とは違い、単に森に洗脳されている純太の子孫になっている。最後はかりんの必死の説得により洗脳が解け善人に戻る。また、100年後の未来から来たことになっているため、純太は父ではなくお爺ちゃんという位置付け。
桃生 ジュン(ももなり ジュン)
かりんと純太の子供。森によってかりんが現在に送り込まれたために生まれることになった、正史では存在しなかった子供。デビル純太になった後にくすぶっていた元の純太の人格と、かりんとの間に生まれたため森の操り人形にはなっていない。非常に高いサイキック能力を誇り、その力を使って森達に抵抗していた。森によると、サイキック能力を持つ兄弟達を1人で全滅できるほどの実力者。岩崎兄妹と同じく、原作だけでアニメには登場しない。
用語
メガプレイボーイ(メガプレ)
その場にいるだけでほぼ全て女性を魅了し虜にするほどの「超」プレイボーイ。覚醒するまでその能力を発揮できない。非覚醒状態から徐々に覚醒状態へと移行するものらしく、また能力に覚醒すると人格も変化する様子。
DCM(Dna Clinic Medical)弾
DNAを変化させる弾で、撃ち込まれるとしばらく仮死状態になるが、すぐに起き上がる。またDCM弾を撃ち込まれた前後の記憶が曖昧になる様子。同じDCM弾でも撃ち込んだ相手(のDNA)によって効果が変わり、誤った人物にDCM弾を撃ち込むと、想定されていない変化が起きることもある。
サービス
レストランで不良が倫子に対して言った言葉。大勢の人前で服を脱がすという意味。抵抗する倫子だったが不良の力にはかなわず、倫子が下着を穿いていない事もあり熾烈を極めた。
キラキラ純太
メガプレDNAに不完全に覚醒した純太。ノーマル純太の記憶と人格を持ちつつも、女性に対して無意識にメガプレの人格と能力を発揮し女性を簡単にメロメロにできる。この状態では純太は女性アレルギーにならない。身体能力も高く、チンピラに捕まっていた倫子を一瞬で救出した。加えて本来のメガプレが持っていなかったはずのサイキック能力をも駆使するが、性格面は純粋で善人である元の純太と比べ、成算があったとはいえ無力な倫子を危険に晒すことも躊躇わないなど打算的な面があり、メガプレ能力に免疫を持つ亜美からは嫌悪される。外見は、髪が逆立ちキラキラ発光する等、同時期に連載していた
鳥山明の「ドラゴンボール」の超サイヤ人形態に酷似しているが、これは桂の友人である鳥山自身のアドバイスによる。「パワーアップさせるなら髪を逆立ててキラキラさせないと。」との助言に桂は内心(それじゃまるで『超サイヤ人』じゃないですか)と突っ込みながら描いたところ、案の定ドラゴンボールファンの読者から「バカにするな!」「マネするな!」と抗議が寄せられたという。
メガプレ純太
メガプレDNAに完全覚醒した純太。かりんがいた元々の未来では、21歳で純太はこれに覚醒し、100人の女性と関係をもちフラフラと生きたらしい。それぞれの女性に一人ずつ子供を残している。
デビル純太
森が用意したDCM弾を撃ち込まれた状態でメガプレに完全覚醒した純太。メガプレ能力のほかに、サイキック能力と森の従順な下僕となる邪悪な人格を持つ(本来のメガプレ純太はメガプレ能力のみで、サイキック能力や森の下僕となる人格はない)。メガプレ能力とサイキック能力、森の下僕となる人格は、100人の子供たちにも遺伝している。
シーゾーン
倫子が純太を誘ったレストラン。2階建てで1階には水槽が多数置いてあり、亜美もことみに対して高そうと言っている。純太が覚醒した際に水槽が壊れるも、竜二の父親が資金を援助しているため、問題にならなかった。
スーパーソニックアタック
竜二が編み出した、テレポートを応用した必殺技。テレポートの速度を半分に抑え、粒子化した自分自身で相手の身体を突き抜けることで全身に大ダメージを与える。しかし同様にテレポートを使える純太にやり返されてしまった。
変身
DCM弾を撃ち込まれた竜二が獲得した能力の一つ。純太に化けて亜美を襲うことで陥れようと画策するが、精神的変容の影響で完全には果たせなかった。
メガプレキャノン
テレキネシスの強化技。圧縮したサイキックエネルギーを光弾として放つ。
DNA吸収
DCM弾を撃ち込まれた竜二が獲得した能力の一つ。相手に触れることで、DNAに由来する能力を吸収する。純太のサイキック能力を我がものとした他、変身と組み合わせることで子分にしたチンピラたちの身体能力を駆使するキメラのような姿も見せた。吸収容量には限度がある模様で、乱心して無差別の大量吸収に及んだ際には吐血して苦悶していた。
サイコジャケット
追い詰められた竜二が奥の手として使用し、かりんを戦慄せしめた、「究極のサイキックウェポン」。膨大なサイキックエネルギーを物質化させ装甲外骨格として全身を覆ったもの。竜二は従来と同じ変身であると誤解しており、使用者は完全に自己の肉体の一部として扱うことができる。不定形であり、腕を伸ばして攻撃に用いる他、当人の意思や心理状態を反映した姿をとり、竜二は「人外の強大な力」を求めて悪魔をイメージした姿になったが、変容中途の不安定な精神を反映し、しばしば天使を思わせる形相にも変化した。
アニメ

テレビアニメは、1994年10月7日から12月23日まで日本テレビにて毎週金曜17:30 - 18:00(JST)で放送。ステレオ放送[7]。日本テレビ金曜17時台での新作アニメは前半枠で放送されていた『ミラクル☆ガールズ』以来9か月ぶり。後半枠では『昆虫物語 みなしごハッチ』(リメイク版)以来4年ぶり。

制作はマッドハウススタジオディーン。全12話。このテレビアニメにオリジナルストーリーを3話足した物がOVAとして1995年バンダイビジュアルより販売された。VHSLDで全5巻。アニメの桃生純太にはサイキック能力はない。

2013年にアニメ化20年を記念してDVDBD化されることになった(2014年1月29日発売)。

またオープニング・エンディングテーマは、ブレイク前であるL'Arc?en?Cielシャ乱Qが初のアニメタイアップとして使用された。
スタッフ

企画 - 武井英彦
落合茂一

シリーズ構成・脚本 - 浦畑達彦

キャラクターデザイン - 高橋久美子

メカデザイン - 小池健

美術監督 - 海野よしみ

色彩設計 - 秋山久美、三笠修

撮影監督 - 沖野雅英、山口仁

音楽 - 高野ふじお

録音監督 - 斯波重治

プロデューサー - 前田伸一郎、岡田洋、長谷川洋、丸山正雄

アニメーション制作 - マッドハウススタジオディーン

監督 - 坂田純一

企画制作 - 日本テレビ

製作 - パオハウス

製作協力 - バンダイビジュアルムービック


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