Cube_(曲)
[Wikipedia|▼Menu]

「Cube」
星野源配信限定シングル
リリース2021年10月18日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンルJ-POP
オルタナティブ
時間3:25
レーベルSPEEDSTAR RECORDSVictor Entertainment
作詞者星野源
作曲者星野源
プロデュース星野源
チャート順位


Billboard JAPAN

週間4位 (HOT 100)[1]

週間2位 (Download Songs)[2]

週間77位 (Streaming Songs)[3]


オリコンチャート

週間2位 (デジタルシングル[4]

週間25位 (合算シングル[5]



星野源 年表

不思議
(2021年) Cube
(2021年) 喜劇
(2022年)

ミュージックビデオ
「Cube(Official Video)」 - YouTube


「Cube」(キューブ)は、日本のシンガーソングライター星野源の楽曲。2021年(令和3年)10月18日SPEEDSTAR RECORDSより配信限定シングルとしてリリースされた[6]松竹配給映画『CUBE 一度入ったら、最後』の主題歌として書き下された楽曲[7]
背景と制作

2021年(令和3年)9月15日に、星野源が『CUBE 一度入ったら、最後』の主題歌を担当することが発表され、同年10月11日に配信限定シングルとして2021年10月18日にリリースされる事が発表された[7]

星野は楽曲制作の経緯について、「こういうジャンルの映画の主題歌をオファーしてもらったことで今まで足を踏み入れたことのない場所に行くきっかけをもらえるんじゃないかと思った」と述べた。同映画のオリジナル作品『CUBE』を観たときに感じた「怖さ」「社会や人間に対する強い怒りみたいなもの」を元に制作を始めたという。ビートのイメージは「腕が6本あって足が4本ある人」が叩くドラムで、「オルガン奏者も手が4本ぐらいあるイメージ」だという[8]。また共同編曲として「創造」「不思議」に続いてmabanuaが参加している。.mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}「ドラムとベースとオルガン、あとエレキギターがいるぐらいのミニマムな編成のバンドがプログレッシヴな演奏をかなり狂気的にやるっていう。そのイメージと僕が映画の世界観から受け取った憤りや怒りが一致していった感じですね。よし、これでいこうって。」—星野源、リアルサウンドでのインタビュー[8]
音楽性と歌詞

本作は過激で前衛的なビートとオルガン、ベースを軸にしたアンサンブルが特徴的な楽曲である[8][9]。またドラマチックな展開をみせるビート・メイクも本楽曲の特色であり、ドラムンベースとスピーディなスリップを融合させたようなビートで楽曲の幕を開けると、サビではハーフ・タイムに移行。2番へのブリッジではいわゆる2ビート系の疾走感あるフィールや8ビートを織り交ぜている[10]。そしてラストのサビではメロディのリズムにユニゾンした半ばフリー・パートのような一節を経て2ビートで駆け抜ける[10]

星野によると本曲の歌詞は「映画の物語の世界とシアター、そこからさらに劇場の外、言ってみれば日常生活をシームレスにつなぐ歌詞」「虚構と現実の境界線を曖昧にする歌詞」で「ある意味ではメタ的に映画体験そのものを歌っている歌詞」である[11]
チャート成績

本楽曲は、2021年10月27日公開(集計期間:2021年10月18日?10月24日)のビルボード・ジャパンソングスチャートにて、初週17,558DLでダウンロード2位、ストリーミング77位、ラジオ1位、Twitter 14位、動画再生42位を記録し、総合チャート「JAPAN HOT 100」4位に初登場した[12]
収録曲と規格デジタルダウンロード作詞・作曲・編曲:星野源
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Cube」  3:25
合計時間:3:25

ミュージックビデオ

2021年10月20日にYouTubeにてミュージック・ビデオがプレミア公開された。MVのディレクションは、「SUN」「」「ドラえもん」の映像や星野のコンサートツアーなどの振り付けなどで振付・演出を務めてきたMIKIKOが担当。上記映画出演の菅田将暉が出演している[13][14]
参加ミュージシャン

星野源 : Vocal, Chorus, Organ, Handclap, Programming

mabanua : Electric Bass, Organ, Programming

櫻田泰啓 : Organ

長岡亮介 : Electric Guitar, Chorus, Handclap

スタッフ

Co-Arrangement:mabanua

Chorus Arrangement:長岡亮介

Analog Synthesizer Manipulator:本澤尚之

Recorded by 渡辺省二郎, 中内茂治, 斎田崇

Assisted by 飯村大貴, 後藤哲

Mixed by 渡辺省二郎

Mastered by 内田孝弘 at FLAIR MASTERING WORKS, TOKYO 2021


脚注[脚注の使い方]^ “Hot 100”. Billboard Japan (2021年10月27日). 2021年10月29日閲覧。
^ “Download Songs”. Billboard Japan (2021年10月27日). 2021年10月29日閲覧。
^ “Streaming Songs”. Billboard Japan (2021年10月27日). 2021年10月29日閲覧。
^ “オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2021年11月01日付”. ORICON NEWS. オリコン. 2021年10月27日閲覧。
^ “オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2021年11月01日付”. ORICON NEWS. オリコン. 2021年10月27日閲覧。
^ “星野源書き下ろし、菅田将暉主演映画「CUBE 一度入ったら、最後」の主題歌配信リリース”. 音楽ナタリー (2021年10月11日). 2021年10月18日閲覧。
^ a b “星野源が菅田将暉主演映画「CUBE 一度入ったら、最後」に主題歌書き下ろし”. 音楽ナタリー (2021年9月15日). 2021年10月18日閲覧。
^ a b c “星野源「Cube」を語り尽くす 絶望や怒りと向き合いできた新たな居場所 1/2”. Real Sound (2021年10月21日). 2021年10月29日閲覧。
^ “<インタビュー>星野源 音楽の探求心は止まらない――未知の領域から完成させた新曲「Cube」”. Billboard JAPAN (2021年10月). 2021年10月29日閲覧。
^ a b “星野 源「Cube」の予測不能&スリリングなドラミングに注目!”. リズム&ドラム・マガジン (2021年10月18日). 2021年11月30日閲覧。
^ “星野源「Cube」を語り尽くす 絶望や怒りと向き合いできた新たな居場所 2/2”. Real Sound (2021年10月21日). 2021年10月29日閲覧。
^ “【ビルボード】LiSA「明け星」がSTU48「ヘタレたちよ」を抑え、初登場首位”. Billboard JAPAN (2021年10月27日). 2021年10月29日閲覧。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:23 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef