CoCo壱番屋
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株式会社壱番屋
Ichibanya Co., Ltd.

本社外観
愛知県一宮市
種類株式会社
市場情報東証プライム 7630
2004年3月8日上場名証プレミア 7630
2004年3月8日上場
略称ココイチ
本社所在地 日本
491-8601
愛知県一宮市三ツ井六丁目12番23号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度16分11.83秒 東経136度50分15.9秒 / 北緯35.2699528度 東経136.837750度 / 35.2699528; 136.837750座標: 北緯35度16分11.83秒 東経136度50分15.9秒 / 北緯35.2699528度 東経136.837750度 / 35.2699528; 136.837750
設立1982年(昭和57年)7月1日
(創業:1978年1月)
業種小売業
法人番号4180001082132
事業内容カレー専門店のチェーン展開
代表者葛原 守(代表取締役社長)
資本金15億327万円
(2020年2月28日現在)
発行済株式総数3192万6,000株
(2022年2月28日現在)
売上高連結:450億2200万円
全店舗852億円
(2022年2月期)
営業利益連結:28億5500万円
(2022年2月期)
経常利益連結:48億6800万円
(2022年2月期)
純利益連結:29億2100万円
(2022年2月期)
純資産連結:424億6700万円
(2022年2月28日現在)
総資産連結:306億700万円
(2022年2月28日現在)
従業員数連結:1,205人
単体:695人
(2022年2月28日現在)
支店舗数国内:1,250店
海外:210店
(2023年1月現在)
決算期5月31日
会計監査人有限責任監査法人トーマツ
主要株主ハウス食品グループ本社株式会社 51.00%
(2015年12月8日現在)
主要子会社ICHIBANYA USA,INC. 80%
壹番屋香港有限公司 80%
関係する人物宗次徳二(創業者、元会長など)
宗次直美
浜島俊哉(元社長)
山田裕貴(アンバサダー)
諸沢莉乃
外部リンクwww.ichibanya.co.jp
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株式会社壱番屋(いちばんや、: Ichibanya Co., Ltd.)は、愛知県一宮市に本社を置くカレーハウスCoCo壱番屋(カレーハウスココいちばんや、略称: ココイチ)を運営する大手カレーライス専門店チェーンである[1]ハウス食品グループ本社連結子会社フランチャイズにより日本国内各地のほか、海外のアメリカ台湾、韓国中国タイなど世界各国にも店舗を展開する。
特徴

店名は「カレーならココ一番や!」から来ている[2]カレーの辛さ・ライスの量・トッピングを選ぶことができる。レギュラーメニュー(30種類以上)と数種類の期間限定メニューで構成されている。

接客に関してはマニュアルが徹底されているが、一方で日本国外展開にあたっては日本と異なる路線展開も行われており、例えばタイでは高級ブランドとしての展開を主軸にしている[3]
歴史

CoCo壱番屋の歴史は、宗次徳二と妻の直美が、1974年昭和49年)に開業した喫茶店「バッカス」で出していたカレーライスが好評だったことをきっかけに1978年(昭和53年)「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業したことに始まる[注釈 1]。店名は「ここが一番や!」という思いから。「ニコニコ・キビキビ・ハキハキ」を掲げ、「お客様第一主義」「現場主義」をモットーとした[4]

各メーカーのカレールーを試した結果、直美が選んだのがハウス製品であったことから、スパイス調合のリクエストなど、ハウス食品との付き合いも開店当初より始まった[4]。1982年(昭和57年)に名古屋市で法人化した。創業間もない頃、当時TBS系で放送されていたクイズバラエティ番組ぴったし カン・カン』で店舗内の様子が放送されたことがある。当時すでに1辛から5辛まで、さらにはそれ以上の辛さメニューがあった模様で、そのメニューにある文句(「医者の紹介いたします」等)が番組内の問題に使われていた。

ご飯の量やルーの辛さ、トッピングなどを客が選べる仕組みや、社員ののれん分けシステムを作り、1987年には80店舗を超え、1998年には500店舗に達した[4]

2002年に創業者である宗次徳二は53歳で顧問(創業者特別顧問)になり、1998年より社長を務めていた妻の直美も代表権のない会長に退き[4]、2011年に会長から非常勤の相談役となり引退した。

創業時から、ライス量1,300グラム以上のカレーライスを対象に、15分または20分以内に完食すれば無料(ライス一粒でも食べ切れなければその代金を支払わなければならない)かつ一部店舗では店内に達成写真の掲載となる「大盛りチャレンジ」(国内店舗のみ実施)が有名であったが、年間30トンもの残飯が出ていたことと、食品リサイクル法により、2006年までに2割以上の廃棄物削減が義務づけられたため、2003年8月31日をもって打ち切りとなった。なお、1993年米騒動の時にも一時中断している[注釈 2]。これを始めた理由は話題作りのためで、実際に成功したものの、「やっている当時から食べ物をゲーム感覚で扱うことに疑問を持っていなかったわけではなく、食べ物でもったいないことをしてしまった」と宗次徳二は述懐している[5]。ただし、1,300グラムの注文自体は現在でも可能である。

2004年には1,000店舗を達成し、2005年5月2日には東京証券取引所第一部・名古屋証券取引所第一部上場を果たした(銘柄コード7630)。

2013年1月17日、カレーハウスCoCo壱番屋は「最も大きいカレーレストランのチェーン」としてギネス世界記録に認定された[6]

2015年12月8日、創業当時より交流のあったハウス食品グループ本社が壱番屋に株式公開買付けを行い、壱番屋を連結子会社化した[7][8]
M&A

2020年12月29日には北海道旭川市でジンギスカン店「成吉思汗 大黒屋」を経営する有限会社大黒商事の全株式を取得し、連結子会社化している[9][10]

2023年3月、関西でつけ麺チェーン「麺屋たけ井」を展開する株式会社竹井を完全子会社化した[11]ほか、同年12月28日には、福岡市で「博多もつ鍋 前田屋」を展開する株式会社LFD JAPANの全株式を取得し、連結子会社としている[12]
海外展開台北西門漢中店

2005年9月、台湾台北市萬華区西門町に、台湾1号店(台北西門漢中店)が開店した[13]

2008年、タイバンコクにあるショッピングセンターエスプラネード内に、タイ1号店が開店した。タイでは日本とは異なり高級ブランド路線での店舗展開を図っており、カレールーや米は全て日本から輸入している[3]

2008年3月、韓国江南に韓国1号店を開店、同年11月3日、鍾路に2号店を開店した[14]

2010年夏、アメリカ合衆国香港に進出することが発表された[15][16]


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