cluster開発元クラスター株式会社
初版2017年5月31日 (6年前) (2017-05-31)
最新版v2.117[1] / 2024年3月25日 (38日前) (2024-03-25)
使用エンジン
cluster(クラスター)は、クラスター株式会社が開発・運営するソーシャルVRサービスである[2]。
アプリケーションはデスクトップ版、VR版、スマートフォン版の3種類のプラットフォーム向けに提供されており、Windows、macOS、Android、iOSなど、さまざまな環境で使用することが出来る[3]。VR版では、PCを介さずOculus Quest 2単体でのプレイも可能[4]。
2016年2月にcluster.のα版がリリースされ、2017年6月に正式版がリリースされた[5]。 ソーシャルVRと呼ばれる3DCG空間上でアバターを介してコミュニケーションをとることができるサービスの一つである。VR機器がなくてもPCやスマートフォンから利用することが可能である。 誰でも手軽にイベントや会議を開催するための機能(イベント作成機能、参加者の権限設定、PDF・画像等を表示するスクリーン、テキストチャット、ギフトなど)が標準で提供されている点がこのサービスの特徴である。 2020年6月11日に大型アップデートによりcluster上でマルチプレイゲームを制作・公開できる新機能がリリースされた。それに伴いゲームワールドコンテストが開催されるなど、クリエイター向けのイベントも充実している。 イベントはclusterの公式Webサイトから作成することが可能である。 イベント作成時には以下の内容を設定することが可能である。 公開範囲が公開の際は最長4時間のイベントが開催可能であり、500人まで同時にアクセス可能である。それに対して、限定公開の際はイベント時間が最長40分、同時アクセス数も50人までとなるので注意が必要である。 会場は、予め用意されたいくつかのワールドまたは自身がclusterにアップロードしたワールドを使用可能である。 スタッフは、イベントの運営を行うユーザーを予め指定して追加することが可能である。スタッフ内で管理者を設定することが可能である。管理者として設定されたユーザーはイベント情報や運営に必要なすべての権限が付与される。スタッフとして追加するメンバーも管理者のみが設定できる。また、スタッフ向け機能の中にゲスト権限の付与という項目があり、ユーザーIDを追加することで一般参加者であってもマイクの使用権限等を付与することが可能である。ゲスト権限は一般参加者が登壇するような場面で使用する[6]。 clusterのイベントではVアイテムと呼ばれるギフトをイベントの運営者に贈ることが可能である。クラスターコインというcluster内で利用可能な通貨で、Vアイテムを購入できる。贈られたVアイテムはVポイントという形で受け取ることが可能である。1ポイント1円として払い出しが可能である[7]。 clusterでは、自分自身でモデリングしたアバターや購入したアバターをカスタムアバターとしてアップロードして使用できる。カスタムアバターはVRMというファイル形式のものが使用できる。カスタムアバターで使用する3Dモデルは、2022年1月6日よりファイルサイズなどの制限がなくなった。ただし、常識的な範囲での利用を促す内部制限はある[8]。 制限撤廃以前の3Dモデルは、以下の要件を満たす必要があった。 カスタムアバターの要件項目上限 カスタムアバターは公式Webサイトからアップロード可能である。 2020年6月10日?はREALITYで制作したアバターが利用可能となった。[9] ワールドはclusterアプリ内から使用できるワールドクラフト機能または、Unityにclusterが配布するCreator Kitのパッケージを追加することで、制作・アップロードできる。最新の情報はCLUSTER CREATOR KITのドキュメントページを参照。
概要
cluster独自の機能
イベント関連
イベント名
イベント概要
開催日時
イベント説明
公開範囲(公開・限定公開)
会場(ワールドの選択)
スタッフ(権限設定)
メイン画像(サムネイルとして機能)
Twitterハッシュタグ(clusterからツイートすると自動的に追加されるハッシュタグ)
YouTubeライブURL(YouTubeに投稿されたコメントをイベント内で表示)
Vアイテム(ギフト機能)
アバター・ワールドのアップロード
アバター
GameObjectの数256
ポリゴン数32,000
メッシュの数16
メッシュ数の合計32
ブレンドシェイプの数64
ボーン数(Humanoid必須ボーンを含む)128
マテリアル数8
テクスチャ画像形式png
テクスチャサイズ2048x2048
画像枚数16
ワールド
clusterの主要なイベントと歴史.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}が望まれています。
2015年
クラスター株式会社設立[10]
2016年
cluster. α版リリース[11]
2017年
cluster正式版リリース[11]
VRアイドル あんたま(現えのぐ)交流イベント開催[12]
2018年
アバターアップロード自由化[11]
「月ノ美兎のVR生放送 ?3Dモデルお披露目!?」開催[13]
「輝夜 月 LIVE@Zepp VR」 開催。世界初の商業VR音楽ライブであった。(8月)[14]
サービス名を「cluster.」から「cluster」へ変更。クラウドソーシングでコーポレートロゴデザインを募集。(9月)[15]
ギフティング機能「Vアイテム」実装[16]
「リベンジハロウィン in cluster」開催[17]
クラスター株式会社 カンファレンス「cluster2.0?これまでとこれから?」開催[18]
「深層Webから御機嫌よう in cluster」開催[19]
「初代ポンコツ女王決定戦?!ガチンコクイズBATTLE in cluster」開催[20]
「バーチャル初詣」開催[21]
2019年
「clusterカンファレンス?新元号へ向けた加速?」開催[22]
「KMNZ VR LIVE」 in cluster 開催[23]
「朝ノ瑠璃VRライブ in cluster」 開催[24]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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