Cheer球部!
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Cheer球部!
ジャンル
女子野球チアリーディング
読者参加企画


掲載誌:月刊ホビージャパン
2020年9月号 - 2022年5月号

キャラクター原案:鳴子ハナハル

文芸:安藤紗々[1]

漫画:よんこまQace!
原作・原案などプロジェクトCheer球部!
作画ギミー
出版社ホビージャパン
掲載サイト「Cheer球部!」公式サイト、
Twitter公式アカウント
発表期間2021年7月21日 - 2022年3月31日
ラジオ:
Cheer球部! 全校応援ラジオ ちあたま、さくよ!
→ Cheer球部RADIO かっせ! かっせ! Qace!
配信期間(1期)2020年7月25日 - 2021年3月25日
(2期)2021年4月24日 - 2022年3月25日
配信サイト音泉
配信日月1回(毎月25日)更新
配信回数(1期)全9回 / (2期)全13回
配信形式インターネットラジオ
パーソナリティ伊藤梨花子田中有紀
岩淵桃音(1期)
構成作家福本岳史[2]
提供ホビージャパン
バンダイナムコアーツ
テンプレート - ノート
プロジェクトフィクション漫画放送または配信の番組
ポータル漫画ラジオ

『Cheer球部!』(チアキューブ!)は読者参加企画を中心とする日本メディアミックスプロジェクト。略称は「ちあたま」。

本項では、メインキャスト10名による声優ユニットのQace(カッセ)についても合わせて記述する。
概要

ホビージャパンバンダイナムコアーツランティス)の共同企画で、ホビージャパンが雑誌連載、ランティスがイメージソングなどの音楽製作をそれぞれ手掛ける[3]。企画のコンセプトは「応援歌×青春球技プロジェクト」とされ、クラブ活動存続の危機を迎えた応援(チアリーディング)・女子野球の2つの部が合併によって難局を乗り越え、地区大会上位を目指す姿を描いていた。

2020年4月25日発売の『月刊ホビージャパン』(以下「HJ」)6月号に予告がプレビュー掲載された後、同年7月22日発売の同誌9月号から連載開始[4][5]。同日にメインキャラクター10名の声優が発表され、企画の始動当初は内6名をNOW ON AIRのメンバーが演じていた[5]

2022年3月25日発売のHJ5月号掲載分を以て「第1部完」が発表され、連載を終了した。
ストーリー

以下の内容はHJ連載による。
Cheer球部結成編

HJ2020年9月号 - 2021年5月号

東京新宿の中心部にあり創立100年以上の伝統を誇る咲武ヶ丘高校は自由闊達な校風で部活動が盛んだが、そんな中で応援部と女子野球部はどちらも部員不足のため廃部の危機に瀕していた。

共に廃部を勧告された応援部長の援川千明と女子野球部長の春原珠希は部を存続させるべく生徒会に直談判するが、その席上で生徒会長の西園寺鞠亜は「応援部と女子野球部を合併し、新しい部を立ち上げる」と言う予想外の裁定を下す。こうして応援部4名と女子野球部6名の計10名により新たに発足した「Cheer球部」は「来る女子高校野球地区大会で開校以来最高の成績を残す」ことを目標に、前途多難な部活動を開始したのであった。
トップオブダイヤモンド編

HJ2021年6月号 - 2022年5月号

女子高校野球大会地区予選に向けて野球とチアリーディングの両立を目指し奮闘を重ねていた新生Cheer球部であったが、活動目標であった女子高校野球全国大会が中止されてしまう。

突如として部を襲ったバッドニュースに部員たちは戸惑い、打ちひしがれるが部の生みの親である生徒会長の鞠亜は新たな目標として全国高校歌合戦「トップオブダイヤモンド」へのエントリーを提案した。優勝者への副賞「どんな夢でも叶える」に「女子高校野球全国大会復活」の望みを賭け、Cheer球部の新たな挑戦が始まる。
登場人物

キャスト名の NOA は、元NOW ON AIRメンバーであることを表す[4]
咲武ヶ丘高校

咲武ヶ丘高校(しょうがぶおかこうこう)は新宿の中心部にあり、創立から100年以上の伝統を誇る私立の高等学校[注 1]。自由闊達な校風で部活動が盛んだが、近年では活動実態の不明瞭なクラブや同好会の乱立が問題となっていた。
Cheer球部

部員不足で廃部の危機に瀕していた咲武ヶ丘高校応援部と女子野球部が、生徒会長の西園寺鞠亜が下した裁定により合併して新たに誕生したクラブ。チアリーディングチームとしての名称はQace(カッセ)。「#部員基本データ一覧」も参照
援川 千明(えんかわ ちあき)
声 - 伊藤梨花子2年生。トップオブダイヤモンド(TOD)出場時のチーム内ユニットはHAPPY HAPPY HONEY。前応援部部長で、Cheer球部でも珠希と共同で部長を務める。昔から困っている人を見ると応援したくなる性分のため応援部に入部したが、部長となった早々に部員不足で廃部の危機に直面し女子野球部との合併を受け入れる。そのため、野球に関しては素人同然の状態でのスタートとなった。
春原 珠希(すのはら たまき)
声 - 田中有紀 NOA3年生。チーム内ユニットはChiff?n。前女子野球部部長で、Cheer球部では千明とのダブル部長。女子野球部時代からエースピッチャーで、最後の公式戦出場となる地区大会に懸けていたが部員不足のため廃部の危機に直面し、応援部との合併を受け入れる。普段は寡黙で、人とは会話よりもキャッチボールを通じて意思疎通を図ろうとする。
水城 アリサ(みずしろ アリサ)
声 - 須藤叶希2年生。チーム内ユニットはラピスラズリ。応援部の前副部長で、Cheer球部では伊織と共に引き続き副部長。笑顔が苦手なことを気にしており、チアリーダーとして表情豊かに周囲を盛り立てる千明に憧れて応援部に入部した。
古村 伊織(こむら いおり)
声 - 飯野美紗子 NOA3年生。チーム内ユニットはラピスラズリ。女子野球部の前副部長で、Cheer球部でも引き続き副部長を務める。ポジションはキャッチャー。野球観戦とポテトチップスのおまけに付いてくる野球選手のカード集めが趣味で、珠希にとっては幼馴染みにして最大の理解者。
川端 華(かわばた はな)
声 - 鈴木陽斗実 NOA → 戸張琴子[6]2年生。チーム内ユニットはChiff?n。内気な性格を治そうと女子野球部に入り、ピッチャーを志願したがマウンドに立つと緊張で挙動が怪しくなってしまう。「ワラちゃん」と名付けたクアッカワラビーのぬいぐるみを常に持ち歩いている。当初はNOAの鈴木陽斗実が演じていたが2021年1月から病気療養のため活動を休止したことを受け[7]、3月発売の2nd応援歌ではブックレット掲載のキャストが空欄になっていた。その後、4月24日公開のPVより戸張琴子へのキャスト交代が発表されている[6][注 2]
長宮 小町(ながみや こまち)
声 - 神戸光歩 NOA2年生。チーム内ユニットはHAPPY HAPPY HONEY。天才肌で、新しいことに挑戦してもすぐにマスターしてしまうため、どの趣味も長続きしなかったところで、弟が出場した少年野球の試合を観戦して興味を持ち、女子野球部に入部した。
真田 歩(さなだ あゆむ)
声 - 片平美那 NOA1年生。チーム内ユニットはHAPPY HAPPY HONEY。何事も即断即決する主義で、入学して最初に部活動の新人勧誘を受けたのが応援部だったと言う理由で入部した。
入野沢 さくら(いりのさわ さくら)
声 - 岩淵桃音 NOA →逢来りん[8]1年生で、合併後はマネージャーに就任。チーム内ユニットはChiff?n。入学当初はバドミントン部に入るつもりだったが、間違えて応援部の部室に入ってしまい、千明の勧誘を断り切れず成り行きで入部した。当初はNOAの岩淵桃音が演じていたが、アシスタントで出演していたラジオ番組『ちあたま、さくよ!』の第8・9回を体調不良で欠席した後に2021年6月25日付で逢来りんへのキャスト交代が発表されている[8]
山科 ほたる(やましな ほたる)
声 - 古川未央那1年生。チーム内ユニットはラピスラズリ。打球を遠くに飛ばすことを第一に考え、一心不乱にバッティングを追求するストイックな姿勢から、中学生の頃は「教授」と呼ばれていた。
瑞野 磨子(みずの まこ)


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