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出典検索?: "CardWirth"
CardWirthジャンルロールプレイングゲーム
対応機種PC (Windows)
開発元groupAsk
発売元Version.1.20:同上
Version.1.50:カードワース愛護協会
バージョン1.20:groupAskによる最終版
1.50:カードワース愛護協会による最新版
人数1人
メディアダウンロード
発売日1998年8月18日
デバイスマウスまたはキーボード
必要環境Microsoft Windows 95 / NT 4.0 以降
Pentium120 Mhz以上
メモリ32MB以上推奨
800x600 ピクセル 65536色以上 表示可能なディスプレイ推奨
その他DirectX不要
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CardWirth(カードワース、略称「CW」)は「groupAsk」が開発したWindows上で動作するフリーウェアのコンピュータRPGである。
2000年頃にブームを迎え、一大コミュニティを形成しメディアから頻繁に取り上げられていた時期もあったが、その後はブームも去りおよそ10年ほど比較的小規模な状態で落ち着いていた。2013年頃から再び盛り上がりを見せはじめ、登場から20年以上が経過した2022年現在もユーザーによるシナリオの作成・公開などが活発に行われている。
なお開発者のgroupAskはCardWirthの開発や運営から既に退いており、その役割はユーザーサイドに委ねられている。 CardWirth(カードワース、略称「CW」)は、「groupAsk」(「開発者と公式サイト」の項にて後述)によって開発され、1998年8月にインターネット上で公開された。公式サイトに記述された紹介文によると「CardWirthはTRPG(テーブルトークRPG)の自由度と、カードゲームの遊び易さを融合した、新しい形態のRPG」とされている。自由に移動できるフィールドを持たない、画面内に配置されたカードをクリック(選択)することでゲームを進行させていく、キャラクターの能力値のほとんどが隠蔽されている、戦闘システムがカードバトルになっているなどの独特のゲームシステムが特徴である。そのプレイ感覚はコンピュータゲームに当てはめて例えた場合、どちらかといえばRPGよりもアドベンチャーゲーム (AVG) やサウンドノベルに近い。 多くのRPGと異なり基本的に固定されたストーリーを持たず、「シナリオ」と呼ばれる外部データをユーザーが追加してプレイする形式が採られている。シナリオについては、CardWirthがTRPGを意識しているだけあって、特定のシナリオをプレイすることによって以降連鎖的にプレイ可能となるキャンペーンシナリオ形式にも対応している。 CardWirth本体はシナリオを読み込み、動作させるためのエンジンとなっている。またこのエンジンとは別にシナリオ作成用エディタも公開されており、ユーザーの手によってシナリオを制作することが可能。現在ではユーザーが作成したシナリオやCardWirthでの利用に適した各種のリソース(画像、楽曲)が多数公開されている。 一般に人気フリーソフトゲームのコミュニティ形成は「作者」:「ユーザー」の関係が一対多であることが多いが、CardWirthは先述の通りユーザーが創作側に回ることも珍しくなく、多対多のコミュニティが形成された。 groupAskは当初から同人ゲームの制作のみを目的としていたわけではなく、また制作したソフトウェアを同人誌即売会で頒布していない事からも、狭義における同人サークルとはスタンスの異なる同人集団である。かつてgroupAskの公式サイトに「groupAskはネットワークという仮想世界に存在するソフトウェア開発グループであり主にWindowsのソフトウェアの制作を行っている」という主旨の一文を掲載していたことからも、その事がうかがい知れる。もっとも、結果として同人ゲームであるCardWirth以外のソフトウェアを開発するまでには至らなかった。 groupAskのメンバーは斉藤・倉貫・赤塚の3名。groupAskの「Ask」とは、groupAskのメンバーでありCardWirthを開発したメンバーでもあるこの3名の頭文字から名付けられた。この3名は当時大学の研究室で一緒に作業をしており、斉藤が年長で、倉貫と赤塚が一年後輩にあたる。開発時にはプログラムの大半を倉貫が、音楽を赤塚が担当し、グラフィックとシナリオの数多くを斉藤が手がけている。
概要
開発者と公式サイト