Caligula_-カリギュラ-
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Caligula -カリギュラ-
ジャンル
学園
ゲーム
ゲームジャンルRPG
対応機種PlayStation VitaVita TV対応)
開発元アクリア
発売元 フリュー
アトラス
ディレクター山中拓也
キャラクターデザインおぐち
プロジェクト起案・原案山中拓也
シナリオ里見直
音楽増子津可燦
メディアVitaゲームカード、ダウンロード
プレイ人数1人
発売日 2016年6月23日
2017年5月2日
2017年5月9日
レイティングCERO:C(15才以上対象)
ESRBT(13歳以上)[1]
コンテンツアイコン[CERO]セクシャル・犯罪
[ESRB]Violence,
Sexual Themes,Language[1]
キャラクター名設定主人公のみ可能
キャラクターボイスあり
ゲーム:Caligula Overdose
-カリギュラ オーバードーズ-
ゲームジャンルRPG
対応機種PlayStation 4
Nintendo Switch
PCMicrosoft Windows
ゲームエンジンUnreal Engine 4
開発元ヒストリア
Engine Software(英語版) [Switch・Win]
発売元 フリュー
日本一ソフトウェア
プロデューサー山中拓也
ディレクター山中拓也
キャラクターデザインおぐち
プロジェクト起案・原案山中拓也
シナリオ里見直
音楽増子津可燦
メディア[PS4] BD-ROM
[Switch] Switchゲームカード
ダウンロード
プレイ人数1人
発売日 2018年5月17日 [PS4]
2019年3月13日 [Win]
2019年3月14日 [Switch]
2019年3月12日
2019年3月15日
レイティングCERO:C(15才以上対象)
コンテンツアイコン[CERO]セクシャル・犯罪
アニメ
原作フリュー
原案山中拓也
監督和田純一
シリーズ構成待田堂子
脚本待田堂子、永井真吾、竹内利光、望月真理子
キャラクターデザイン田辺謙司
音楽増子津可燦、高梨康治
Funta7、RegaSound、岩田賢治
アニメーション制作サテライト
製作Caligula製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2018年4月 - 6月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトゲームアニメ
ポータルゲームアニメ

『Caligula -カリギュラ-』は、フリューより2016年6月23日に発売されたPlayStation Vitaゲームソフト。タイトルはカリギュラ効果に由来する[2]
概要

本作は心に闇を抱えた者たちが理想的な仮想世界からの脱出を図る様子を描いたジュブナイルRPGであり、ある偶像(アイドル)を通じて登場人物たちの心の闇が映し出される様子が描かれている[2]。音楽面での特徴として、サウンドコンポーザーを名乗る一部登場人物たちの作品をVOCALOIDの楽曲提供者として著名な人物が書き下ろしで制作することが挙げられる[2]

2018年5月17日に本作のリメイク版となるPlayStation 4用ソフト『Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-』が発売された。また、本作のテレビアニメも2018年4月8日から全12話で放映された[3]

2021年6月22日にPlayStation 4 / Nintendo Switch用ソフト『Caligula2 -カリギュラ2-』が発売された。
ストーリー

ボーカルソフトウェア・μ(ミュウ)は、ユーザー達が作曲した数多の歌を歌っているうちに自我に目覚め、「人々は現実によって苦しめられている」という考えに至る。そして自らが作り上げた仮想世界「メビウス」に、自分の歌を愛し聴いてくれる人々の意識を招き寄せるようになる。メビウス内では、人々は現実での記憶を忘れ、老若男女問わず永遠の高校生活を送る、という形で各々の願いがかなえられていた。

だが、一部の者はメビウスの中での生活に疑念を抱いており、現実への帰還を試みるべく「帰宅部」を結成。

ある入学式の日。在校生である主人公は、卒業したばかりの少年が新入生として入学してくる、という異常事態を認識。さらに周囲の人々の顔にノイズが発生する様子を見て、その場から逃げ出してしまう。挙句の果てにμの信者に襲われかけるも、μの知り合いと思しき妖精のような存在・アリアの助力で、特殊な能力「カタルシスエフェクト」に目覚める。式での様子を心配して追って来た上級生・笙悟は一連の事態を目の当たりにし、その流れから勧誘された主人公は帰宅部に協力していくこととなる。
用語
メビウス
作中での現実世界における「宮比市(みやびし)」そっくりに再現した電脳空間。μによって製作されたが、まだ未完成なため、市外などは作られていない。辛い現実に疲れた人々を引き込み、外見年齢を相応にした上で等しく高校生活を送らせている。また、本人の願望次第では容姿はおろか性別すら変更可能。住人は高校生を延々ループしており、卒業すると再度新入生として入学してくる。このため『Caligula2』において、ヘビーユーザーならば5年以上メビウスに囚われている事が語られている。内部には外から引き込まれた人間とその人間が望んだことで用意されたNPCが存在している。大人はNPCのみで、ほとんど話題の中でしか登場しない。住人の願望に応じて設備が用意されており、μに積極的に協力する「オスティナートの楽士」と呼ばれる人物たちは、自分の拠点を迷路化したり特殊な機能を付与したりしている。μが欲しいものを満たしてくれること以外はリアルな世界シミュレータとなっており、メビウス内で死亡すると現実でも死亡する。
メタバーセス
μやアリアが自我を獲得した領域。曰く、
集合的無意識と化した電脳世界。
デジヘッド
メビウスにおいてはストレス要素が皆無であり、願望を抑え込もうとする意欲に欠けるため、住人のストレス耐性が非常に低く暴走しやすくなっている。メビウスやμに入れ込んで精神が暴走しかけている状態を「デジヘッド」と呼ぶ。専ら楽士やμに反抗する帰宅部メンバーには強い反応を示すが、これは敵愾心ではなくμの歌をじっくり聞かせて楽園であるメビウスに留まりたいと願うようにしようとしているだけである。デジヘッド化した住人は他の住人からそうとは気付かれないが、ノイズが走るようになっている。基本的に帰宅部メンバーからは「洗脳されている状態」という認識であるが、本人は辛い現実からメビウスにやってきて楽しい仮想現実に没頭している状態であるため、洗脳解除されて文句を言う者もいる。
オスティナート(執拗反復)の楽士
辛い現実から逃げ出せる楽園を作ろうというμに共感し、彼女に曲を提供している人物の総称。帰宅部のメンバーを「ローグ(反逆者)」と呼び、他の人間が同じようにメビウスが仮想現実だと気づいて脱出しようとするのを良しとしない。しかし、結果的に楽士たちの中で帰還希望者を増やしている。
カタルシスエフェクト
前述の暴走する内面を、アリアの力で調律して安定化させたもの。デジヘッドに対抗することができる唯一の力。抑圧された内面を実体化させたものであり、基本的にその人間のメンタリティに従った形状を取る。基本的に武器を持っている手が黒化し、思い入れによって仮面などのサブの装飾品が装着される。ちなみに「目隠し」の装飾品が存在している。帰宅部以外のメンバーはカタルシスエフェクトの発現自体は不可能となっており、デジヘッドの能力をアリアが一時的に安定化させている。オスティナートの楽士も似たような形で武器を持っているが、カタルシスエフェクトとは異なり、μの力によるものである。カタルシスエフェクトやデジヘッドの武装は通常の住人には見えないので、デジヘッドとの戦闘は「喧嘩が起きた」と認識されている。なお、その記憶は都度アリアが消している。出現時の演出は胸と背中に棘のようなものが出現し、直後に武装が出現する、という流れになっている。また、胸の棘にはキャラごとに異なる花があしらわれている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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