CUDA Toolkit 10.2の対応OSは、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016、Windows Server 2019、Fedora 29、OpenSUSE 15、RHEL 6/7/8、CentOS 6/7/8、SLES 1512 SP4、Ubuntu 16.04/18.04、OS X 10.13である[47]。
CUDA Toolkit 11.8の対応OSは、Windows 10、Windows 11、Windows Server 2016、Windows Server 2019、Windows Server 2022、Fedora 35、OpenSUSE 15、RHEL 7/8/9、CentOS 7、SLES 15、Ubuntu 18.04/20.04/22.04、Debian 11、KylinOS(英語版) 10、Rocky 8/9、WSL-Ubuntu 2.0である[48]。CUDA Toolkit 11.0以降、macOSはサポート対象外となった[49][50][注釈 3]。ただしリモートデバッグ用のツールだけはmacOS上でもサポートされている[49][51][52]。
CUDA Toolkit 12.1の対応OSは、Windows 10、Windows 11、Windows Server 2019、Windows Server 2022、Fedora 37、OpenSUSE 15、RHEL 7/8/9、CentOS 7、SLES 15、Ubuntu 18.04/20.04/22.04、Debian 10/11、KylinOS 10、Rocky 8/9、WSL-Ubuntu 2.0である[53]。 CUDA基盤上に実装されたプログラマブルGPUレイトレーシングエンジンとして、NVIDIAはOptiX CUDAの演算処理技術を利用するには、上述のハードウェア・OSのサポートに加えて、アプリケーションが対応していることが必要。一部アプリケーションベンダーより対応ソフトが出ている。 これらはBOINCクライアント上でCUDAを利用する。 MATLABとのコラボレーションもサポートされている。MATLABではParallel Computing Toolboxを介してGPUを使用できる[62]。重いプログラムスクリプト実行の高速化に寄与する。ただしCUDAの初期化およびメインメモリ-VRAM間のデータ転送に時間がかかるため、短いスクリプトの場合は逆にトータル処理時間でみるとCPUだけ使用するときよりも遅くなる場合もある。Intel Xeon X5650を使った場合と比べて、NVIDIA Tesla C2050を使うことでFFTが最大3.5倍高速化されたとの説明がある[63]。 OpenCV 2.2[64]でCUDAを使ったアクセラレータであるgpuモジュールが追加された。OpenCV 3.0ではcudaモジュールに改称された。
NVIDIA OptiX
対応ソフトウェア
Freemake Video Converter (Free Make
MediaCoder (MediaCoder)(フリーソフトウェア)
LoiLoTouch (LoiLo)
Super LoiLoScope (LoiLo)
EDIUS
VideoStudio (COREL)
WinDVD (COREL)
PowerDirector (CyberLink)
PowerDVD (CyberLink)
TMPGEnc (ペガシス)
Adobe Photoshop CS4(アドビ)[58]
Adobe After Effects CS4(アドビ)
Adobe Premiere Pro CS4(アドビ)[59][60]
Blender (GPLのフリーソフトウェア) [61]
Vegas Pro 10 (Sony Creative Software)
パスゲッター(インターナル)
Any Video Converter(フリーソフトウェア・シェアソフトウェア)
分散コンピューティング
SETI@Home
MilkyWay@home
GPUGRID (PS3GRID)
AQUA@home
Folding@Home(このプロジェクトのみ、オリジナルのクライアントで動作)
MATLAB
OpenCV
脚注
注釈^ 2023年現在、これらのブランドは消失してNVIDIAブランドに統合されているものもあるが、便宜上ここでは旧ブランド名を用いている。
^ Keplerアーキテクチャ採用。
^ macOS 10.14以降ではCUDAドライバーがインストールできなくなっているため、旧バージョンの利用も不可能である。
出典^ Release Notes :: CUDA Toolkit Documentation
^ NVIDIA CUDA Toolkit Release Notes
^ NVIDIA CodeWorks for Android 。NVIDIA Developer
^ NVIDIA GameWorks Documentation - NVIDIA CUDA for Android
^ What Is CUDA 。NVIDIA Official Blog
^ Accelerated Computing 。NVIDIA Developer
^ ⇒開発者向けのCUDA並列コンピューティングプラットフォーム 。NVIDIA
^ 第3回 CUDAとGPUコンピューティングの広がり 。Think IT
^ 日経エレクトロニクス 2007/10/8 「プロセサはマルチ×マルチへ」
^ ⇒第7回 CUDAプログラミングモデル② 。G-DEP:
^ HPCシンポジウムで見えたTSUBAME2.0の設計思想 (1) ポストペタスケールへ向けGPUをどう活用していくのか