CSI シリーズ
オリジナルシリーズ
オリジナルシリーズの登場人物
オリジナルシリーズのエピソード
マイアミ編
ニューヨーク編
ニューヨーク編の登場人物
ニューヨーク編のエピソード
サイバー編
サイバー編の登場人物
サイバー編のエピソード
製作者
アンソニー・E・ズイカー
(全作品)
キャロル・メンデルソーン
(ニューヨーク、マイアミ、サイバー)
アン・ドナヒュー
(ニューヨーク、マイアミ、サイバー)
『CSI:マイアミ』(英: CSI: Miami) は2002年から2012年までCBSで放映されていたアメリカのテレビドラマ(海外ドラマ)シリーズ。日本では、BSチャンネルWOWOWとCSチャンネルAXNが放送している。CSI:科学捜査班からのスピンオフ作品であり、フロリダ州マイアミを舞台に、最新科学を駆使した鑑識捜査を用いて凶悪犯罪に挑む、マイアミデイド警察(英語版)・科学捜査班[1]の活躍を描く。 製作総指揮はCSIシリーズ3作共通のジェリー・ブラッカイマー。主題歌はザ・フーが歌う「無法の世界」[2]。ザ・フーは他2作でも主題歌を歌っている(曲は異なる)。 2002年5月9日に放送された『CSI:科学捜査班』第2シーズン第22話「ベガス?マイアミ合同捜査」において、ベガス署CSIチームが、ラスベガスで発生した強盗殺人・幼児誘拐事件の捜査のためにマイアミを訪れるエピソードで、マイアミCSIチームが登場。その後、2002年9月から正式な新シリーズとして放送された。同様に、2004年5月17日に放送された本作第2シーズン第23話では、ホレイショ・ケインが捜査のためにニューヨークへ赴き、現地のCSIメンバーと共演。新たなスピンオフである『CSI:ニューヨーク』の顔見世の役割を果たした(同作は2004年9月から正式な新シリーズとして放送された)。他作品とのクロスオーバーについては、「エピソードリスト」の節も参照のこと。 シリーズの特徴としては、マイアミという舞台の地理的特色を生かした海上捜査、ヒスパニック系住民(キューバからの不法移民など)に関わる人種問題、エバーグレーズ国立公園とそこに生息する凶暴な生物(ワニ、ピューマ)の存在などが挙げられる。 スピンオフ元である『CSI:科学捜査班』のCSI捜査官たちが科学者であるのに対し、本作およびニューヨーク編のCSI捜査官たちは銃を所持する、いわゆる刑事(定義の2を参照)である[3]。そのため、両作ともラスベガス編に比べて銃撃戦などのアクション・シーンが多い。特にマイアミ編では、主人公格であるホレイショ・ケインの"元爆発物処理班"というキャラクターを上手く生かしてか、派手な炎上・爆破といったダイナミックな演出がよく用いられる。カーチェイスやボートチェイス、津波が描かれているエピソードもある。また、登場人物らがベストなどを着用せず、純然たる私服のまま屋外での捜査を行うのも、他2作には見られない特徴である。 デイド署には技術の最先端ともいえる未来的な装置も備わっている。放送途中から、ホログラフィーのように空中に現れるモニター(空中で指を動かすことで操作できる)が登場したほか、ケーブルを接続しなくとも携帯端末のデータを読み取れる機械や、捜査資料に貼り付けたICチップを利用して、箱を開けずに内容を読み取れるスキャナーなどが登場したこともある。 開始当初から好調な視聴者数を記録し、2006年の視聴者数は全米で毎回約2000万人を記録、ロイター通信は"世界で最も視聴者の多いアメリカの番組 (the most-watched U.S. series around the world)"と報じたが、その後視聴者数は徐々に減少。2009年にライバル局のABCが裏番組で『キャッスル』をぶつけてきた所、瞬く間に成績を抜かれる(なお、ヒロイン役は無名時代にマイアミで犯人役を演じていた)。第10シーズンでは、シーズン途中から新ドラマ『NYC 22(英語版
解説
2024年5月に、CBSは本作をベースにした新シリーズ「The Real CSI: Miami」を発表[5]。過去シリーズと異なるのは、実際の事件を基にした実録ドキュメンタリーであることが大きな違いとなる。 主な撮影はカリフォルニア州マンハッタンビーチ市[6]および、その周辺で行われている。特に屋外撮影には、近辺のロングビーチやレドンドビーチもよく利用されており、少し離れたサンタモニカ市が利用されることもある。
撮影場所