CR機
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この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2013年2月)

CR機(シーアールき)とはプリペイドカードに対応したパチンコ遊技機の一種[1]
「CR」の意味

「CR」の語源は「card reader」の頭文字であるという説が定説となっている[1]。1992年登場当時は単語「card」の1文字目と3文字目だという説や、「card reserve」の頭文字だとする説など、はっきりしなかった。その後、一部パチンコ攻略誌などが積極的に唱えた「card reader」の頭文字だという説が主流となっている。

いずれにしてもCR機とはパチンコ玉を供給する方式についての区別であるため、CR機というのはデジパチの別名ではない。よってCR機と対比されるのは現金機などパチンコ玉を供給する方式が異なる機器である。しかし、CR機と現金機は単にパチンコ玉を供給する方式に関する区分だけでなく、後述の確率変動に関する基準が違い、遊技機のゲーム性にも影響を与えているため、羽根モノなどといった括りでも分類される。

現金機のイメージが強い羽根モノタイプの機種でも、「CR - 」の接頭語を持つ機種も少なくない(2012年現在)。

なお2018年2月以降に保安通信協会等の指定試験機関における型式試験を受けた機種については、「CR」の代わりに「P」の接頭辞を持つ(通称「P機」)[2]。「CR機」と「P機」では、接頭辞以外に内部規定も大きく変更されている点に注意が必要[2]
概要

パチンコホールにおける経理の透明化を図るため1980年代末に全国共通のプリペイドカードを導入する構想が発表され1990年代初めに普及した[1]。構想には日本遊技機工業組合(日工組)、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)、遊技場メダル自動補給装置工業会(自工会)が賛同する一方、全国遊技業協同組合連合会(全遊協)の内部では初期の設備投資などの問題から意見の対立があった[1]。1989年には全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)が新たに結成され、これに加盟する関東圏の7店で1990年からCR機の導入店が営業を開始[1]。全日遊連には1都36県が参加する一方、全遊協にも43県が加盟する状況となったが、代表者の協議により組織の一本化が図られることとなり1990年11月に全遊協は解散した[1]

CR機導入当初は、ホール内の販売機でプリペイドカードを購入後、パチンコ台横のカードリーダーに差し込んで遊技するシステムが主流であったが、残高が無くなるとカードを再購入するためにその都度席を離れなければならない、販売機の前で行列ができることがある、といった不便さから、現在ではこのシステムを採用しているホールは中小都市を中心にごく少数である。

現在、殆どのホールでは、事前にプリペイドカードを購入するのではなく、紙幣(一部に硬貨も受け付けるものもあり)をそのままパチンコ各台横にある玉貸機の挿入口に差し込めば、カード購入・使用処理を行って遊技できるシステムになっている。同様の理由でCRユニットとは別に玉貸機を設置し、そこから玉を貸し出す形にしているところもある。また、二千円以上の高額紙幣に対応した挿入口を備えたホールも増えつつある。そのようなCRユニットでは、高額紙幣を投入して残高がある場合は、残高が記録されたICカード(ホールによりICコインやICスティック)が出てくるようになっている。

CR機導入の際には、コスト増や変造カード対策への懸念から、パチンコ台メーカー、ホールともに反対意見が相次いだが、パチンコ台の大当りにおける確率変動(確変)機能の付加を許可することを条件に、CR機導入を促した経緯がある(現金機では小当たりの確変→時短のみ)。ただ、上記のように、現金を各台横にある玉貸機の挿入口に差し込んでいるホールが主流となっている現状では、その差別化はあまり意味を為さないものとなっている。

CR機には、本体に直接読取装置が付いている物と、外部の読み取り機を接続する物がある。また、内規により型名の接頭辞を「CR」とするようになっている(「CR新海物語」など)。

なお前述の通り、2018年改正規則準拠機に適合した新機種においては、新たに型名の接頭辞は『P』とされている(第1号はSANKYO「Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ」)。
歴史

初のCR機は1992年8月、6メーカーから同時発表された。京楽の「CRフラワーショップ」、西陣の「CRうちどめくん」、SANKYOの「CRフィーバーウィンダム」、ニューギンの「CRエキサイトロイヤル」、三洋の「CRミラージュナイト」、そして竹屋の「CRノーザ」である。同年中には、これらに続いて平和の「CRシグマ」、大一商会の「CRエルドラド」、マルホンの「CRワンダフル」も、それぞれ各社のCR一号機として登場している。CR機登場後しばらくは、現金機の連チャン機が市場を席巻していたことや導入コストの問題、後述する変造カード問題、それら諸問題を取り上げた業界紙の記事[3]などから、パチンコ店が導入を見送るケースもあり販売台数もさほど伸びなかった。

そうした状況が一変しCR機が爆発的に普及するようになったきっかけと言われるのが、1993年11月に起こった「ダービー物語事件」である。この事件の直前、パチンコメーカーの組合である日本遊技機工業組合(日工組)が現金タイプの連チャン機自粛を決定していたが、「ダービー物語事件」によって、埼玉県内のホールおよびメーカーである平和本社および工場から逮捕者が出るなどの騒動となったため現金機の連チャンが厳しく規制される一方、CR機に限って確率変動などの連チャン機能を認めた。

この年、西陣より発売された「CR花満開」は5万台以上のヒットを記録し、CR機が現金機にとって代わる大きなきっかけとなった。


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