契約については、アーティスト、芸能プロダクション、レコードレーベル、音楽出版社が、それぞれ対等な立場で責任を持ち合って同じ目標に向かって進む「ジョイントベンチャー型」[注 3]、「権利・収益相互乗り入れ型」、「レーベル・事務所 兼任型」の3タイプでシステムを構築している[2][9]。 レーベル主催のイベント「CONNECTONE NIGHT」を2016年から開催しており、それにあわせて新人発掘のオーディションも行っている[11]。新人のプロモーションにあたっては、CDだけではなくライブやグッズ、ファンクラブなど、アーティストの全てのビジネスやライツに何らかの形で関わっていくという方針で、ただ音源を売っていくだけでなく、そのアーティストの活動全てに関わって全体像を常に意識しながらサポートする[7][8][9]。また同じCONNECTONE傘下のTHE THROTTLEだけでなく他レーベルのSuchmosにも参加するメンバーが在籍するSANABAGUNのように、才能あるミュージシャンであればあるほど自然と様々なプロジェクトを手掛けていく時代であり、専属契約という囲い込みをベースに成立していたこれまでのレコード会社のビジネスが通用しにくくなっているため、そのようなアーティストのニーズやチャレンジにフレキシブルに合わせている[7]。 特別な気負いも無く普通に世界とのつながりを意識している若いアーティストが増えているため、海外での活動を自然なこととして行える体制作りを目指し、海外のレーベルとの連携も視野に入れている[6][12]。
育成
海外への展開
沿革
2014年
9月、ビクターのプレゼンテーションイベント「MUSIC STORM 2014」において、対外的に新レーベルの立ち上げを発表[3]。
2015年
4月、正式に活動を開始[4]。レーベル第一弾アーティストとしてAwesome City Clubがメジャー・デビュー。
2016年
5月、初の主催イベント“CONNECTONE NIGHT Vol.1”を開催[11]。
所属アーティスト
RHYMESTER(2015年?)- starplayers Records
lyrical school(2019年?)
minan(2021年?)
かつて所属したアーティスト
Awesome City Club(2015年?2018年) - 2019年からcutting edgeに所属
SANABAGUN.(2015年?2020年)
集団行動(2017年?2019年)
sympathy(2015年?2017年)
THE THROTTLE(ザ・スロットル)(2016年)
Neetz(KANDYTOWN、2018年?2019年)
ぼくのりりっくのぼうよみ(2015年?2018年)
Reol(2018年?2020年) - 2021年からColourful Recordsに移籍
関連レーベル
starplayers Records
共に設立したRHYMESTERの主宰レーベル[11]。
CONNEXTONE(コネクストーン)
2019年4月、ビクター洋楽部とコネクトーン制作部を統合し、「コネクストーン制作部(CONNEXTONE)」に名称を変更[13]。Nulbarich、LUCKY TAPES、LOVEBITESなどが所属[14]。
CONNECTUNE(コネクチューン)
CONNEXTONE内に新設されたサブレーベル。これまでにuami、音楽かいとの作品がリリースされている[15]。
脚注^ a b “CONNECTONE コネクトーン
^ a b c d e CONNECTONE(インタビュアー:Ryo Sugimoto)「 ⇒ビクターの新レーベル「CONNECTONE」は音楽業界をどう変える?」『VEEMOB, トレジャーメディア株式会社』、2015年8月4日。 ⇒http://veemob.jp/2015/08/04/connectone/。2017年3月18日閲覧。
^ a b CONNECTONE(インタビュアー:Jiro Honda)「「0.27%」モデルからの脱却 ? 業界キャリア30年の音楽人が新天地で挑む、慣例を破る音楽ビジネスとは (1/4)」『MUSICMAN.NET』、2015年4月27日。https://web.archive.org/web/20150513151201/http://www.musicman-net.com/report/135.html
^ a b c d CONNECTONE(インタビュアー:金子厚武)「ぼくりりを輩出したCONNECTONEが実践する新たなメジャー戦略 (1/4)」『CINRA.NET』、2016年4月13日。https://www.cinra.net/article/interview-201604-connectone。