COLD_WAR_あの歌、2つの心
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2012年公開の香港映画については「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」をご覧ください。

COLD WAR
あの歌、2つの心
Zimna Wojna
監督パヴェウ・パヴリコフスキ
脚本パヴェウ・パヴリコフスキ
ヤヌシュ・グウォヴァツキ(英語版)
ピョートル・ボルコフスキ (共同)
原案パヴェウ・パヴリコフスキ
製作タニヤ・セガッチアン(英語版)
エヴァ・プシュチンスカ
製作総指揮ナタナエル・カルミッツ
リジー・フランク
ロヒット・カタール
ジョン・ウッドワード
ジェレミー・ガワデ
ダニエル・バトセク
出演者ヨアンナ・クーリク
トマシュ・コット(英語版)
ボリス・シィツ(英語版)
アガタ・クレシャ(英語版)
ジャンヌ・バリバール
セドリック・カーン
音楽マルチン・マセッキ(英語版)
撮影ウカシュ・ジャル
編集ヤロスラフ・カミンスキー(ポーランド語版)
製作会社アポカリプス・ピクチャーズ
英国映画協会
フィルム4(英語版)
MK2プロダクションズ
オーパス・フィルム(ポーランド語版)
プロタゴニスト・ピクチャーズ
配給 キノ・シュフィアト(英語版)
キノフィルムズ
公開 2018年5月10日 (CIFF)
2018年6月8日
2018年8月31日
2018年10月24日
2019年6月28日
上映時間88分
製作国 ポーランド
イギリス
フランス
言語ポーランド語
製作費?4,300,000[1]
興行収入$19,358,239[2]
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『COLD WAR あの歌、2つの心』(コールドウォー あのうたふたつのこころ、Zimna wojna)は、2018年のポーランド(英語版)・フランスイギリス恋愛映画パヴェウ・パヴリコフスキ監督、パヴリコフスキとヤヌシュ・グウォヴァツキ(英語版)とピョートル・ボルコフスキ共同脚本。1940年代後半から1960年代までの冷戦下のポーランドとフランスを舞台とし、音楽家(トマシュ・コット(英語版))と彼に才能を見いだされた若い歌手(ヨアンナ・クーリク)との長年に渡る恋愛模様が描かれる。パヴリコフスキの両親の人生に触発されている本作にはボリス・シィツ(英語版)、アガタ・クレシャ(英語版)、セドリック・カーンジャンヌ・バリバールらが助演を務める。

ワールド・プレミアは2018年5月10日に第71回カンヌ国際映画祭で行われた。批評家には演技、脚本、演出、撮影が賞賛され、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でパルム・ドールを競い[3][4]、パヴリコフスキが監督賞を受賞した[5]。また、第43回グディニャ映画祭(英語版)で最高賞に当たる金獅子賞を受賞し、第31回ヨーロッパ映画賞(英語版)では、作品賞含む5部門を受賞した。第72回英国アカデミー賞では監督賞非英語作品賞を含む4部門、第76回ゴールデングローブ賞では外国語映画賞にノミネートされた。第91回アカデミー賞では、外国語映画賞(ポーランド代表作)、監督賞撮影賞の3部門にノミネートされた。
ストーリー

第二次世界大戦終戦後のポーランド。州が後援する音楽舞踊団を率いるヴィクトル(トマシュ・コット(英語版))とイレーナ(アガタ・クレシャ(英語版))は民族音楽を披露するためにオーディションを開催する。そこでヴィクトルはズーラ(ヨアンナ・クーリク)という若く魅力的で野心家の女性に興味を抱くが、彼女は自分を農村出身であると偽っており、さらに虐待する父親を殺害したために保護観察中の身であった。ヴィクトルとズーラはすぐに激しい恋に落ち、公演の後にセックスをする。その後、ヴィクトルとイレーナは当局から東側諸国へのツアーと引き換えに、共産主義とスターリン主義のプロパガンダを入れるように当局から圧力をかけられる。ヴィクトルとイレーナは反対するが、キャリア重視で日和見主義者であるカチマレク(ボリス・シィツ(英語版))はプロパガンダを入れることに同意し、イレーナは舞踊団を辞めてしまう。またカチマレクはズーラにも近づき、ヴィクトルのことをスパイするように圧力をかけるが、彼女が核心をつく情報は渡さなかった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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