2017年7月19日、25周年の締めくくりとして、オリジナル・アルバム『Sympathy』を発売。同アルバムには、岸田繁(くるり)・ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)らが参加。この他、楽曲提供にも積極的に参加をしており、近年では新山詩織や倖田來未といったアーティストにも全面プロデューサーとして関わっている。
2021年4月2日公開の映画『ゾッキ』(監督:竹中直人・山田孝之・齊藤工)にてキャリア初の音楽監督をつとめ、主題歌を息子HIMIと歌う。
2021年9月、デビュー30周年を迎えた。同月20日、LINE CUBE SHIBUYAでのデビュー30周年記念公演『Chara's Time Machine: 30th Anniversary Live』開催。日本コロムビアへのレーベル移籍を発表。
2021年秋冬シーズンのGUイメージキャストに登場した[14]。
2021年11月6日、映画『スワロウテイル』公開 25周年を記念して、KURKKU FIELDSにてYEN TOWN BAND の1日限りのスペシャルライヴを開催。
2021年12月20日、デビューから30年の軌跡を辿る書籍『Chara’s Time Machine Book』発売。
2022年 オーケストラ公演「billboard classics Chara 30th ANNIVERSARY Premium Symphonic Concert 2022- Chara?s Time Machine -」を3月27日に兵庫県?芸術?化センター KOBELCO?ホールと、4月15日にBunkamuraオーチャードホールにて開催。 CHARAというニックネームがついた9歳の頃の自分が「インナーチャイルド」として内に存在していて、そのおかげで音楽活動や愛する人達との生活ができると語っている[15]。また、CHARA自身を楽しませることのできるインナーチャイルドを「happy toyちゃん」(2007年)[16]、自分の中に存在する陽の部分を「キャロルちゃん」、陰の要素を持った女の子を「リリコちゃん」(2009年)と呼んでいる。キャロルとリリコは背中合わせで存在する同一人物で、顔がキャロルで心がリリコの時もあるとのこと。陰と陽のバランスを取ることが大事であると語っている[17]。 ニックネームの由来は、当時発売された粗挽きソーセージの「あらびき」とcharaの旧姓の語感が似ていたために「粗挽き」と呼ばれるようになったことが始まりで、「チャラびき」に変化した後、学校の先生に「チャラ」と呼ばれそれが定着し今日に至っている[18]。2023年6月4日に公開した自身のInstagramを通じて、改めてCHARAの由来がチャラチャラしているからではないことを綴り、また、自身の本名が「美和(みわ)」であることを公表した[19]。 東京都渋谷区にあるセレクトショップ「dual」で取り扱っているアリス・マッコール (Alice McCALL) の製品がお気に入りで、その中でもワンピースが大好きであると語っている[20]。 背中に青い鳥、うなじにスミレの花の入れ墨を施している。青い鳥の入れ墨は、幼い頃から好きだった童話の青い鳥を基に、幸せや愛の象徴として彫ったとのこと[21]。 1994年の春、岩井俊二監督の映画『PiCNiC』で共演した俳優の浅野忠信と出会い、交際を始める。同年、日本武道館でのライブを2日後に控えた11月9日に妊娠が判明[22]なお、武道館公演の模様はお蔵入りとなってしまい、今まで映像化は実現しなかったが、23年の時を経て2016年11月11日に『1994.11.11.CHARA「Happy Toy Tour 」in 日本武道館』と題して1日限定で映画館にて上映された[23](この模様は5日後の11月16日に発売したベストアルバム『Naked & Sweet』の初回限定盤に付属のDVDにて初ソフト化となった)。1995年3月31日に入籍。婚姻届提出の後に渋谷の路上で指輪を交換したという[24]。同年7月4日に長女SUMIREを出産、1999年12月19日に長男佐藤緋美を出産[25]。以後、ベビーシッターを利用するなどして育児と芸能活動を両立していくこととなる[26]。 2009年7月24日、苗場スキー場にて開催のフジロックフェスティバルに出演(夫の浅野も別のステージでDJとして出演予定だったが雨天のため中止)[27]。翌25日、公式ウェブサイトにて浅野と協議離婚したことを連名で発表[28]、14年余りの結婚生活にピリオドを打った。離婚届は代理人によって25日午前0時過ぎに都内の区役所に提出された[29]。浅野は仕事のため多い時で年間7割ほど家を空ける年もあったこと、数ヶ月前から急に離婚に向けての話し合いが進展し別居を経て離婚に至ったこと、長女長男共にCHARAが親権を持つこと、慰謝料はないことなどを浅野の所属事務所が明かした[30][31]。 ウィスパーボイスやストロングボイスといった発声法を用いている[32]。また、2007年のNHKホールでのコンサートで自身の声が年月と共に変化していることに触れ、「声って成長する」と語った[33]。 作詞においては、「うつす」などの同訓異字を平仮名で歌詞に取り入れることで、複数の意味(ダブルミーニング)を持たせる手法を用いる[34]。作詞前の曲をハナモゲラ語で歌い歌詞をつけていく方法も取る事があるという[32]。 10代の頃に最も影響を受けたミュージシャンはプリンスであり、現在も共作を望んでいると語っている[35]。 バックバンドの名称はAurora Band(オーロラ・バンド)[1]。2017年には長年活動を共にしてきたオーロラ・バンドとは異なる小編成のバンドとツアーを回った[36]。
人物
私生活
音楽性
サポートメンバー
主なメンバー
名越由貴夫(コーパス・グラインダーズ、YEN TOWN BAND、Lily Chou-Chou) - ギター。「タイムマシーン」(作曲は吉村秀樹と、編曲はホッピー神山との共作)、「大切をきずくもの」(編曲)。
會田茂一(アイゴン) - ギター。アルバム『マドリガル』で楽曲を提供。
清水ひろたか - ギター。
横山英規(Demi Semi Quaver) - ベース。
笠原敏幸 - ベース。
高桑圭(Curly Giraffe、元GREAT3) - ベース、バンマス。
砂山淳一 - ベース。
marter(マーテル) - ベース。
キタダマキ - ベース。
中幸一郎(Demi Semi Quaver) - ドラム。
椎野恭一 - ドラム。
白根賢一(GREAT3) - ドラム。2017年に初めてオーロラ・バンドのバンマスとなる[37]。
ASA-CHANG(ASA-CHANG&巡礼、元東京スカパラダイスオーケストラ) - パーカッション、ドラム。
mabanua - ドラム、マニピュレーター、ハーモニー、ボーカル。
只熊良介 - ドラム。
山崎 KEYCO 透(キーコ) - キーボード&コーラス。
五十嵐慎一 - キーボード、バンマス。
伊澤一葉(the HIATUS、あっぱ、東京事変) - キーボード。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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