CEATEC JAPAN(シーテックジャパン、Combined Exhibition of Advanced Technologies)とは、毎年10月に幕張メッセで開催されるアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会である。
主催団体は情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、電子情報技術産業協会(JEITA)、コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)。 CEATEC JAPANには、国内外で活躍するITとエレクトロニクス関連企業/団体、及び、ユーザ企業/団体が参加し、時代の先端を行く最新技術や製品の発表/デモを行う。2016年以降は、Society5.0を実現する超スマート化社会に向けた取り組みをCPS/IoTをキーワードに、体験型展示などを駆使し他産業の来場者にもわかりやすく紹介される。企業トップや国内外の要人による講演やセミナーも開催される。近年ではゲーム・アニメ、ロボット、ウェラブル機器などが海外の投資家、ベンダー等の集客にも貢献している[1]。 2000年代は、液晶テレビ・スマートフォン・LED照明・有機EL等の照明デバイスが人気を博した。2016年の開催からは「CEATEC JAPAN -CPS/IoT EXHIVITION-」と題して、展示のテーマを「家庭用電気機械器具」から、サイバーフィジカルシステム(CPS)とモノのインターネット(IoT)に絞り込み「脱家電市」と共に、開催期間の最終日を土曜日から金曜日に繰り上げた[2]。 2016年の開催では、14万人以上の各産業の経営幹部、研究・技術者、営業販売担当はもとより、様々な職種の来場者が集い、新たな市場そのものを創造する場として開催されている。 電子情報技術産業協会(JEITA)情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
目次
1 概要
2 沿革
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
概要
沿革
1958年11月 - 前身である第1回テレビ・ラジオパーツショーを開催。
1961年 - エレクトロニックパーツショーに改称。
1962年 - ホームエレクトロニクス及び産業用電子機器・部品・デバイス等の展示会として改めて第1回日本電子工業展を開催。主催は電子機械工業会(EIAJ)、会場は東京国際見本市会場。
以降、偶数年は東京、奇数年は大阪で開催される。
1964年 - エレクトロニクスショーに改称。
1968年4月 - ショーの規模拡大に伴い、日本エレクトロニクスショー協会を設立。
1973年10月 - 汎用コンピュータの周辺機器、端末機器の展示会として第1回データショウを開催。主催は電子工業振興協会(JEIDA)。
1982年 - 第1回コミュニケーション東京を開催。主催は通信機械工業会(CIAJ)。
1991年 - 30周年記念のため、幕張メッセで開催。
以降、毎年幕張メッセで開催される(1992年、1998年は大阪)。
1994年 - 第1回JPSAコンベンションを開催。主催は日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)。
1997年 - データショウ、コミュニケーション東京、JPSAコンベンションを統合しCOM JAPANと改称。会場は東京ビッグサイト。
2000年
10月 - エレクトロニクスショーとCOM JAPANを統合し、CEATEC JAPANとなる[3]。
11月 - 電子機械工業会と電子工業振興協会が統合し、電子情報技術産業協会となる。
2003年 - 通信機械工業会が情報通信ネットワーク産業協会と改称。
2009年5月 - 一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会を設立。
2007年 - JAPAN国際コンテンツフェスティバルのオフィシャルイベントとして開催された。
2014年 - アメリカ合衆国商務省(International Trade Administration)承認イベントとなる。
2016年 - 展示会のテーマをCPS・IoTに絞り込む。
2019年 - 展示会の名称をCEATECに変更。
脚注^ ⇒http://www.jcer.or.jp/column/nishioka/print682.html
^ 竹本達哉 (2016年1月27日). “ ⇒CEATEC、2016年は「CPS/IoT展示会」として開催へ”. EE TIMES JAPAN. 2016年10月6日閲覧。
^ ⇒http://www.ceatec.com/ja/outline/outline02.html
関連項目
外部リンク
⇒公式ウェブサイト