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1993年に登場した「ビデオCD」とは異なります。
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CDビデオ
CDV
メディアの種類光ディスク
記録容量音声20分、映像5分
回転速度200 - 530rpm
読み取り方法780nm赤外線レーザー
策定ソニー、フィリップス
主な用途テキスト
ディスクの直径12cm
大きさ120×120×1.2mm
関連規格コンパクトディスク
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CD Video
CDビデオ (CD Video, CDV, CD+V, CD-V) は、コンパクトディスクとレーザーディスクの技術を組み合わせて開発されたRed Book[1]に属する光ディスク規格。ビデオCDが開発される以前の1987年に発表された。映像規格としてはアナログビデオに属する。 CDビデオは一般的なCDと同一の形状の直径12cmの中心に穴のあいたディスクで、オーディオCDなどと区別をするため、記録面は特有の金色の光沢を持っている。一般のオーディオCDプレーヤーで再生することのできる内側8cmの部分(オーディオパートと呼ばれる)にデジタルの音声情報を最大20分収録できるほかに、残りの外側部分(ビデオパート)に最大5分のアナログの映像情報を収録することができる。 CDビデオを再生できるものとして初めて製品化されたレーザーディスクプレーヤーは、1987年にパイオニアから発売されたPioneer CLD-1010である。規格上では、デジタル音声を収録したレーザーディスクにCD同様のTOCも併録したものも、CD VIDEO LDとしてCDビデオの一種とされていた。 レーザーディスクに対抗してVHD陣営の一翼を担っていた松下電器産業(現 パナソニック)は、CDの延長規格であるCDビデオを再生できるプレーヤーとして、レーザーディスクプレーヤーの発売をしていた。 1990年9月に、オーディオパート部分を独立させたCDシングルとビデオパート部分を独立させたビデオシングルディスク (VSD) が規格化される[2]。 なお、CDビデオは既に事実上忘れ去られた規格となっていたことから1993年にビデオCDが登場した際に似た名称を持つことによる混乱はあまり大きくなかった。 CDビデオという名称 およびロゴマーク印刷強制にはオランダ・フィリップス社による強制力が働いていたという逸話がある[3]。
特徴
プレイヤー
派生規格
名称ロゴマーク
脚注^ “CD Products
^ 『CDがもたらした三つの文化革命 コンパクトディスクその20年の歩み』CDs21ソリューションズ、2005年、54頁。
^ 『ソニーの大逆襲に松下電器があせる理由』光文社〈カッパブックス〉、1987年。
歴
CD規格
読み取り専用
Red Book
CD-DA
CD+G
CD+EG
CDV
CD-MIDI
CD-TEXT
Yellow Book
CD-ROM
CD-ROM XA
Green Book
CD-i
CD-I Ready
CD-I Bridge
CD-I DV
CD-BGM
フォトCD
White Book
Video CD
SVCD
Blue Book
CD EXTRA
Purple Book
DDCD-ROM
書き込み可能
Orange Book
CD-R
CD-RW
Purple Book
DDCD-R
DDCD-RW
CDに近いもの
Scarlet Book
SACD
規格外
CCCD
アナログ
2インチ(1956)
VERA(英語版)(1958)
ソニー2インチヘリカルVTR(英語版)(1961)
Ampex 2 inch helical VTR(1962)
タイプA(英語版)(1965)
CV-2000(1965)
AKAI(英語版)(1967)
Uマチック(1969)
EIAJ-1(1969)
カートリビジョン(1972)
フィリップスVCR(英語版)(1972)
Vコード(1974)
VX(1974)
ベータマックス(1975)
IVC(英語版)(1975)
タイプB(英語版)(1976)
タイプC(1976)
VHS(1976)
VK(英語版)(1977)
SVR(英語版)(1979)
Video 2000(1980)
CVC(英語版)(1980)
M規格(1981)
VHS-C(1982)
BETACAM(1982)
8ミリビデオ(1985)
MII(1986)
S-VHS(1987)
S-VHS-C(1987)
EDBeta(1987)
Hi8(1989)
Ruvi(1998)
デジタル
D1(1986)
D2(1988)
D3(1991)
DCT(英語版)(1992)
デジタルBETACAM(1993)
D5(1994)
Digital-S(D9)(1995)
BETACAM-SX(1996)
Digital8(1999)
MPEG IMX(2000)
MICROMV(2001)