CDショップ大賞
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CDショップ大賞

受賞対象素晴らしい音楽作品
日本
主催全日本CDショップ店員組合
初回2009年
公式サイト ⇒cdshop-kumiai.jp

CDショップ大賞(シーディーショップたいしょう)は、全日本CDショップ店員組合が主催する日本音楽賞。全国のCDショップ店員の投票で賞が選ばれる。「本屋大賞の音楽版」と称される[1][2]
概説

以下、「全日本CDショップ店員組合」公式サイト内「CDショップ大賞」ページより抜粋[3]

CDショップ大賞は、全国のCDショップ店員の投票だけで選ばれる年に一度の賞です。メジャー、インディーズを問わず、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、賞をきっかけに店頭から全国に向けて発信出来るような "本当にお客様にお勧めしたい作品" を "大賞" として選出していきます。

CDショップ大賞をはじめ様々な賞を通して、新しい才能、素晴らしい作品、そして誰かの人生を変えてしまうかもしれない作品を、伝え届けることを目指します。

CDショップ店員が「行かなきゃ 会えない 音がある。」というスローガンのもと、一般の音楽ファンの方々に素晴らしい作品やアーティストとの出逢いをもたらすような賞でありたいと考えています。
選考基準

CDショップの現場で培われた目利き、耳利きによる選出

メジャー、インディーズは問いません

受賞をきっかけに沢山のお客様にご来店いただける作品

受賞によって更にブレイクに繋がる作品

投票資格者・投票方法

新譜を扱うCDショップ店員(アルバイトパート含む)が投票を行う。本名・店名・作品推薦コメント等を必須記載の上、投票はウェブスマホFAXのいずれかで行う。
投票

第12回より年2回のノミネート投票を年1回に変更。ノミネート投票では1人3作品選んで投票する。投票集計により上位10から20作品(投票同数票含む)を入賞作品として選出。そのほか、地域ブロック賞、部門賞の投票も合わせて実施している。最終投票では、入賞作品から大賞にしたい作品を1人1作品を選んで投票を行う。
授賞式

第1回の授賞式は、渋谷HMV店内で行われた。第1回の時点では、賞に対するレコード会社CDショップ店員の認知が低く、ステイタスの面でもこれからという段階であった。そのことから、メディアの注目も低く、授賞式に現れたのは、大橋トリオの1人だけという寂しい内容になった[2]。第2回は、賞のセールス効果を見たレーベルや第1回に参加しなかったショップ店員の協力を得ての開催となった。授賞式は、SHIBUYA BOXXで行われ、大賞のTHE BAWDIESと準大賞の清竜人が参加し、ライブパフォーマンスを行った[2]

これまでに、洋楽賞受賞者が授賞式に訪れたことはないが、第2回の大賞受賞者であるレディー・ガガが「Arigato!」と書いた色紙を送り、準大賞のダイアン・バーチがビデオメッセージでコメントしている[2]
開催会場・期日一覧

回授賞式投票日程
会場日程ノミネート投票最終投票
1
渋谷HMV店内2009年5月12日2008年11月17日 - 2009年1月20日2009年2月6日 - 3月5日
2SHIBUYA BOXX2010年1月21日2009年11月2日 - 11月16日2009年11月26日 - 12月8日
3渋谷WWW2011年1月20日2010年10月4日 - 10月18日2010年11月10日 - 11月22日
4SHIBUYA BOXX2012年1月20日2011年12月10日 - 12月20日2012年1月10日 - 1月20日
5Zepp DiverCity2013年3月7日2012年6月20日 - 7月3日2012年12月7日 - 12月17日
6Zepp Tokyo2014年3月6日2013年6月20日 - 7月3日2013年12月1日 - 12月15日
7Future SEVEN2015年3月9日2014年6月20日 - 7月3日2014年12月1日 - 12月15日
82016年3月9日2015年6月19日 - 7月3日2015年11月30日 - 12月14日
92017年3月13日2016年6月27日 - 7月10日2016年12月1日 - 12月22日
10白金高輪SELENE b22018年3月8日2017年7月14日 - 7月30日2017年12月1日 - 12月21日
112019年3月18日2018年8月1日 - 8月31日2018年12月3日 - 12月23日
12北沢タウンホール2020年3月12日2019年12月2日 - 12月19日2020年1月8日 - 1月16日
13無観客での開催2021年3月23日2020年12月10日 - 12月17日2021年1月6日 - 1月13日
142022年3月3日2021年12月8日 - 12月17日2021年12月27日 - 2022年1月10日
15渋谷ストリームホール2023年3月2日2022年12月9日 - 12月16日2023年1月6日 - 1月13日

受賞作品
大賞

大賞は入賞作品より選出される最高賞である。第11回までは各年1作品のみの選出であったが、第11回から、「赤(何度でも聴きたくなる作品)」と「青(新人のアルバムを対象に選考するブレイクを期待される作品)」の2項目それぞれの大賞が選出される[4]

回年アーティスト作品
12009年相対性理論シフォン主義
22010年THE BAWDIESTHIS IS MY STORY
32011年andymoriファンファーレと熱狂
42012年ももいろクローバーZバトル アンド ロマンス
52013年MAN WITH A MISSIONMASH UP THE WORLD
62014年マキシマム ザ ホルモン予襲復讐
72015年BABYMETALBABYMETAL
82016年星野源YELLOW DANCER
92017年宇多田ヒカルFantome
102018年米津玄師BOOTLEG
112019年赤星野源POP VIRUS
折坂悠太平成
122020年赤Official髭男dismTraveler
カネコアヤノ燦々
132021年赤米津玄師STRAY SHEEP
藤井風HELP EVER HURT NEVER
142022年赤Official髭男dismEditorial
WurtSワンス・アポン・ア・リバイバル
152023年赤藤井風LOVE ALL SERVE ALL
羊文学our hope
162024年赤Mrs. GREEN APPLEANTENNA
新しい学校のリーダーズマ人間

準大賞

準大賞は第10回まで。

回年アーティスト作品
12009年
大橋トリオTHIS IS MUSIC
PerfumeGAME
22010年清竜人PHILOSOPHY
SuperflyBox Emotions
32011年神聖かまってちゃん友だちを殺してまで。
世界の終わりEARTH
秦基博Documentary
42012年星野源エピソード
52013年きゃりーぱみゅぱみゅぱみゅぱみゅレボリューション
82016年水曜日のカンパネラジパング
WANIMAAre You Coming?
92017年Aimerdaydream
102018年台風クラブ初期の台風クラブ
PUNPEEMODERN TIMES

ニューブラッド賞

回年アーティスト作品
42012年
Fear, and Loathing in Las VegasNEXTREME
52013年WHITE ASHQuit or Quiet
62014年KANA-BOONDOPPEL
僕がCDを出したら
キュウソネコカミウィーアーインディーズバンド!!


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