CC・サバシア
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CC・サバシア
CC Sabathiaニューヨーク・ヤンキースでの現役時代
(2018年7月9日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地カリフォルニア州ソラノ郡ヴァレーホ
生年月日 (1980-07-21) 1980年7月21日(43歳)
身長
体重6' 6" =約198.1 cm
300 lb =約136.1 kg
選手情報
投球・打席左投左打
ポジション投手
プロ入り1998年 MLBドラフト1巡目(全体20位)でクリーブランド・インディアンスから指名
初出場2001年4月8日
最終出場2019年9月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)


ヴァレーホ高等学校(英語版)

クリーブランド・インディアンス (2001 - 2008)

ミルウォーキー・ブルワーズ (2008)

ニューヨーク・ヤンキース (2009 - 2019)

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■プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

カーステン・チャールズ・サバシア・ジュニア(Carsten Charles "CC" Sabathia Jr., 1980年7月21日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ソラノ郡ヴァレーホ出身の元プロ野球選手投手)。左投左打。愛称はダブ[1]

かつては登録名をC.C.サバシア(C.C. Sabathia)としていたが、2008年シーズン途中の移籍を機に終止符をなくしたものに変更している[2]
経歴
プロ入り前

カリフォルニア州ヴァレーホで誕生。生まれたときから既に体重が8ポンド12オンス(約3969グラム)もあった[3]メア・アイランド海軍造船所などで働いていた父コーキーは息子をNFLオークランド・レイダースやMLB・オークランド・アスレチックスなど地元プロスポーツの試合に連れて行き、トラビス空軍基地で夜勤をしていた母マージーはソフトボール経験者として息子の投球練習につきあっていた[4]野球以外にもアメリカンフットボールバスケットボールなど様々なスポーツをプレイしていたが、他の子供よりも体が大きいことから相手に実年齢を疑われるようになり、母が試合の度に出生証明書の写しを持っていくようになる[5]。ただ、当時のサバシアは大きな体格とは裏腹に、相手に打たれてマウンド上で泣き出してしまったり、あるいは感情的になって怒りを露わにしたりすることが多々あった。そのため母はサバシアが精神的に強くなれるよう厳しく接した。サバシアが14歳のときには、彼が球審の判定に文句をつけたところ母が試合中にもかかわらず息子を車に乗せて強制帰宅させたこともあり、当時を彼は「あれは恥ずかしかったけど、感情を常にコントロールすることの大切さを知るいい教訓になった」と振り返る[6]

ヴァレーホ高等学校(英語版)に進学後は野球にフットボール、バスケのそれぞれで頭角を現す。野球では早くからスカウトの間で「まるで大人のような子供が、時速90マイルの速球を投げている」と噂になっていた[5]。最上級生のときには、投手として46.2イニングで6勝0敗、82奪三振防御率0.77を記録したうえ、打撃ではチーム一の強打者だったので、登板のない日には一塁手左翼手としても出場していた[7]。アメリカンフットボールではタイトエンドとしてオール・カンファレンスに選出され[8]、バスケットボールでは州を代表するパワーフォワードとして高い評価を受けていた[5]ハワイ大学がアメリカンフットボール奨学生のオファーをサバシアに出し、これに対してサバシアは野球も両立できるようにする条項を契約書に加えたうえでサインした[5]
プロ入りとインディアンス時代

1998年のMLBドラフト1巡目(全体20位)でクリーブランド・インディアンスから指名されると、サバシアは進学を撤回してプロ野球選手の道を選んだ[5]

絶対にこの逸材は潰してはならないと、球団は慎重かつ綿密な育成プランを立てた[5]。サバシアは入団後、まず傘下のアパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズ(英語版)で5試合に登板し、18回を投げ35奪三振と投球回数の2倍近い三振を奪った。

1999年は肘を痛めたためシーズン開幕時は投球できずにいたが[7]、後に回復し、A-級マホーニングバレー・スクラッパーズからA+級キンストン・インディアンスまで3クラスで計16試合に登板した。

2000年にはAA級アクロン・エアロズに昇格し、オールスター・フューチャーズゲームや、野球殿堂のエキシビション・ゲームなどに派遣された[5]。同年のシドニーオリンピック野球アメリカ合衆国代表候補に選出されたが、インディアンス側がサバシアを先発として起用することを条件に代表入りを許可していたのに対し、代表チームが中継ぎで登板させる方針だったことが発覚したため、インディアンスは既にシドニー入りしていたサバシアを無理矢理帰国させている[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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