CBC賞
第59回優勝馬ジャスパークローネ
開催国 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場中京競馬場
創設1965年12月5日
2023年の情報
距離芝1200m
格付けGIII
賞金1着賞金4100万円
出走条件サラ系3歳以上(国際)(特指)
競走条件も参照
負担重量ハンデキャップ
出典[1][2]
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CBC賞(シービーシーしょう)は、日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。
寄贈賞を提供する中部日本放送は、名古屋市に本社を置き、東海3県でTBS系列(JNN・JRN)の放送を行うCBCテレビ・CBCラジオの両社を掌握する総務省認定放送持株会社[3]であり、開局以来、ラジオのみで中央競馬中継を実施している。詳細は「GOGO競馬サンデー! (CBCラジオ)」を参照
正賞はCBC賞[1][2]。 本競走は1965年、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として中京競馬場に創設[4]。当初の施行距離は砂1800mであったが、1970年は中京競馬場に芝コースが新設されたことにより芝1800mに変更[4]。その後距離は短縮され、翌1971年からは芝1400mに変更された後、1981年から芝1200mに変更され、現在に至っている[4]。 1984年からグレード制施行に伴いGIIIに格付け。1990年からGIIに格上げされたが、2006年からGIIIに格下げとなった[4]。施行時期も当初は12月だったが、1990年のGII格上げ時から6月開催へ、1996年から11月開催へ、2000年から12月開催へと変更された[4]。その後、2006年のGIII格下げ時から6月開催へ、2012年から7月開催へと変更された。 創設時の負担重量はハンデキャップだったが、翌1966年から別定に変更。2006年のGIII格下げ時から再びハンデキャップとなった[4]。 1996年から1999年までは中央競馬指定交流競走とされ、地方所属馬が3頭まで出走可能になった。その後2000年から2005年まで、および2012年以降は特別指定交流競走とされ、地方所属馬の出走は2頭までとされた[5][6]。また、外国産馬は混合競走となった1990年より出走可能になったほか、2004年から国際競走となって外国馬も出走可能になった[5]。 出走資格:サラ系3歳以上 負担重量:ハンデキャップ 2023年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]。 優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。 コース種別を記載していない距離は、芝コースを表す。 回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
概要
競走条件
JRA所属馬
地方競馬所属馬(2頭まで)
外国調教馬(優先出走)
賞金
歴史
1954年(昭和29年) - 第2回中京記念にトヨタ自動車工業と並んでCBC賞が寄贈される。
1958年(昭和33年) - 特別競走「CBC賞」が創設される(後述)。
1959年(昭和34年) - この年の第6回を最後に中京記念へのCBC賞提供を終了。
1965年(昭和40年) - 現在の本競走につながる古馬(4歳=現3歳以上)の重賞競走「CBC賞」が創設され、中京競馬場の砂1800mで施行。
1966年 - 負担重量を別定に変更。
1970年 - 施行コースを芝に変更。
1971年 - 施行距離を芝1400mに変更。
1981年 - 施行距離を芝1200mに変更。
1984年 - グレード制施行によりGIIIに格付け。
1990年
施行時期を6月に変更[5]。
GIIに格上げ[5]。
混合競走に指定[5]。
1996年
施行時期を11月に変更[5]。
指定交流競走に指定され、地方所属馬は3頭まで出走可能となる[5]。
2000年
施行時期を12月に変更。
指定交流競走から特別指定交流競走に変更され、JRAに認定されていない地方所属馬は出走不可となる[5]。
地方所属馬の出走枠が3頭から2頭に縮小[5]。
2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件が「4歳以上」から「3歳以上」に変更[5]。
2004年 - 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる[8]。
2006年
施行時期を6月に変更。
負担重量をハンデキャップに戻す。
GIIIに格下げ。
特別指定交流競走から除外。
2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[9]。
2012年
施行時期を7月に変更。
サマースプリントシリーズの第2戦に組み込まれる。
特別指定交流競走に再び指定される。
2020年
京都競馬場の改修工事等の関連で阪神競馬場で施行[10]。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[11]。
2021年 - 京都競馬場の改修工事に伴う開催日割の変更のため小倉競馬場で施行(2022年も同様)[12]。
2024年 - 阪神競馬場の改修工事に伴う開催日割の変更のため平年の北九州記念と開催時期を入れ替え(条件・開催競馬場の変更はなし)[13]。
歴代優勝馬
第1回1965年12月5日中京砂1800mシヨウゲツ牝51:54.5稲部和久田中朋次郎村松健一
第2回1966年12月4日中京砂1800mミスニホンピロー牝41:55.3鹿戸幸治小川佐助小林百太郎
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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