『CAMERA EGAL STYLO/カメラ=万年筆』
ムーンライダーズ の スタジオ・アルバム
リリース1980年8月25日 (1980-08-25)
ジャンルロック
時間63分
レーベルORPLID / CROWN
プロデュースムーンライダーズ
ムーンライダーズ アルバム 年表
MODERN MUSIC
(1979年)CAMERA EGAL STYLO / カメラ=万年筆
(1980年)東京一は日本一
(1981年)
『CAMERA EGAL STYLO / カメラ=万年筆』収録のシングル
「彼女について知っている二、三の事柄/地下水道」
リリース: 1980年7月25日 (1980-07-25)
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『CAMERA EGAL STYLO/カメラ=万年筆』(カメラ・エガール・スティロ/カメラ・イコール・まんねんひつ)は、ムーンライダーズの6枚目のオリジナル・アルバム。1980年8月25日発売。 クラウン・レコード在籍時の最終スタジオ・アルバム。一般的には、日本語読みの『カメラ=万年筆』で呼ばれる。 コンセプトは『架空の映画サウンド・トラック』で、鑑賞した映画作品を、独自の解釈で楽曲化するというもの。アルバム・タイトルは、フランスの映画理論『カメラ万年筆』より。B面は『太陽の下の18才』からで、この曲と『第三の男』、『ロリータ・ヤ・ヤ』のみカバー。 前作から映画がモチーフの曲はあったが、本作では全てが映画作品に関連している。楽曲は同名映画からインスパイアを受けているが、映画から曲を作ることもあれば、曲から映画に当てはめることもあった。内容は映画に則さず、勝手な解釈でもいいとのこと。過去にライブで演奏することは殆ど無く、メンバーも映画が先に浮かんでしまい、楽曲自体を思い出せなかったという(JAPAN ぐる?ヴ、2016年11月13日、鈴木慶一の発言)。 前作以上に実験的な作品となっている。鈴木慶一は、周囲がニューウェーブ熱ですごかったので、本作からの三作を急いで作ったと話し、制作中は何を作っているかわかってなかったという。 最後の『大都会交響楽』は2011年発売のスペシャルエディション盤では演奏時間が43分となっているが、これはオリジナルのアナログ盤に施された特殊な仕掛け、すなわちアナログ盤ではピックアップ部を持ち上げないと(盤と針の物理的耐性を度外視すれば)半永久的に最内周(一般的なアナログレコードでは無音の部分である)がループするという仕様を利用したエンドレス再生を、CDの仕様で可能な形で再現しようとしたため。 全編曲:ムーンライダーズ
解説
収録曲
彼女について知っている二、三の事柄作詞:鈴木博文 作曲:鈴木慶一
第三の男作曲:Anton Karas
無防備都市作詞・作曲:鈴木博文
アルファビル作詞・作曲:白井良明
24時間の情事作詞:かしぶち哲郎, 鈴木慶一
インテリア作詞・作曲:鈴木博文
沈黙作詞:鈴木博文 作曲:岡田徹
幕間作詞・作曲:佐藤奈々子
太陽の下の18才作詞:Luciano Salce 訳詞:音羽たかし 作曲:Ennio Morricone
水の中のナイフ作詞:鈴木博文 作曲:岡田徹
ロリータ・ヤ・ヤ作曲:N.Riddle
狂ったバカンス作詞・作曲:かしぶち哲郎
欲望作詞・作曲:鈴木慶一
大人は判ってくれない作詞:鈴木慶一 作曲:ムーンライダーズ歌詞に登場する「Enfants Terribles」は、『恐るべき子供たち』を指す。
大都会交響楽作曲:ムーンライダーズ
脚注
表
話
編
オリジナル
1.スカンピン
2.ジェラシー
3.ヴァージニティ
4.モダーン・ラヴァーズ
5.彼女について知っている二・三の事柄
6.エレファント
7.僕はスーパーフライ
8.M.I.J.
9.花咲く乙女よ穴を掘れ
10.夏の日のオーガズム
11.ダイナマイトとクールガイ
12.海の家
13.冷えたビールがないなんて
14.9月の海はクラゲの海
15.HAPPY/BLUE'95