C4Iシステム
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

「C4Iシステム全般」はこの項目へ転送されています。

日本国自衛隊のC4Iシステムについては「自衛隊のC4Iシステム」をご覧ください。

NATOのC4Iシステムについては「NATOのC4Iシステム」をご覧ください。

イギリス軍のC4Iシステムについては「イギリス軍のC4Iシステム」をご覧ください。

フランス軍のC4Iシステムについては「フランス軍のC4Iシステム」をご覧ください。

.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "C4Iシステム" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年2月)

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2016年2月)
アメリカ軍が運用する4階層のネットワーク。各種のC4Iシステムはこれらのネットワーク上で構築される。

C4Iシステム(シー・クァドラプル・アイ・システム、C Quadruple I system、: Command Control Communication Computer Intelligence system)は、軍隊における情報処理システム指揮官意思決定を支援して、作戦を計画・指揮統制するための情報資料を提供し、またこれによって決定された命令を隷下の部隊に伝達する。すなわち、動物における神経系に相当するものであり、部隊の統制や火力の効率的な発揮に必要不可欠である。
歴史

C4Iシステムは、軍事組織を効率的に運用するために自然発生的に培われたものであるため、その基本概念は古代より軍事組織に内在している。

その最も根源的な機能を担う指揮及び統制(Command and Control: C2)システムは、伝令兵、またはのろし(視覚)やラッパ(音響)を主体とする伝令通信によって担われており、古代より軍隊で体系化されていた。その後、1960年代において、情報理論の発達とともにインテリジェンス(Intelligence)、電気通信の発達とともに通信(Communication)がそれぞれクローズアップされて、1970年代まではC3I(Command Control Communication; C-Cubed-I)システムという名称で呼ばれていた。

その後、通信技術の発達により電磁波探知機や電話・無線などの電気通信手段が多用されるようになると通信のネットワークが構築され、1980年代のコンピュータ・情報処理技術の急速な発達と相まって4つめのC(Computers)が加えられ、現代のC4Iシステムの基盤が構築される。1990年代後期に入るとコンピュータ単体の高性能化が加速し、膨大な情報の自動的な入手・処理・伝達を総括する情報システムが加わることで現代の形が完成された。今日においてもATMxDSLVoIPをはじめとする次世代通信技術は飛躍的な革新を遂げており、今後の動向が注目されている。

なお、近年では、統合作戦の重要性の増大に対応して相互運用性 (Interoperability)の"I"が加わってC4I2、あるいは各種情報資産の存在感の増大に対応して監視(Surveillance)と偵察(Reconnaissance)の"S"と"R"が追加されてC4ISR、さらに目標捕捉(Target Acquisition)の"TA"が追加されてC4ISTARと呼ばれることもある。

機動戦の普及にともなう戦場の流動化と拡大、戦闘体系の複雑化に伴い、C4Iシステムの重要性は増大しつづけている。C4Iシステムを活用した画期的な軍事ドクトリンであるネットワーク中心の戦い(NCW)ドクトリンの提唱とともに、特にアメリカにおいては、冷戦終結後の世界秩序の変化に対応する米軍再編の中核として情報RMAが進められているが、これは事実上、C4Iシステムの整備と同義である。
分類

C4Iシステムは、当然ながら、あらゆる軍事組織のあらゆる階梯に内包されている。しかし多くの場合、取り扱う情報の種類・精密度に応じて、下記の用途・階梯に分けて整備されている。
用途

C4Iシステムは、大きく分けて、作戦指揮(OPS)系列と、情報資料(INTEL)系列の2系列に分けられる。これは、1990年にアメリカ海軍が採択したコペルニクスC4Iコンセプトにおいて提唱されたもので、下記のように規定されている。
作戦指揮系(OPS)
上級または下級指揮官の意図、そして、敵に関する連続的な情報(レーダー探知情報など)の伝達を担当し、共通作戦状況図(COP)ないし共通戦術状況図(CTP)を生成する。民間の情報処理システムにおける基幹系システムに相当する。
情報資料系(INTEL)
敵に関するすべての情報報告を総合することによって導出される敵の可能行動について扱い、共通インテリジェンス状況図(CIP)を生成する。民間の情報処理システムにおける情報系システムに相当する。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:25 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef