C-C-B
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1994年に発売された「Plus版」に収録されたようなボーナストラックは収録されていないが、デジタル・リマスターにより高音質化されている[14]

2015年1月30日、神戸CHICKEN GEORGEにて『ゴーゴーヒデキ前夜祭』としてC-C-B名義でのワンマンライブが開催。解散時の4人が「C-C-B」として観客を前に演奏を披露するのは、1989年10月9日の解散コンサート以来である(『AJ-米田渡- TOUR 2014「走る★バンドマン」』熊本および福岡公演でも解散時の4人が同じステージに立ったが、本公演はAJ-米田渡- 名義であり、笠はゲスト扱いであった)。

2015年2月1日、新宿BLAZEにて『AJ-米田渡-×WY×C-C-B「ゴーゴーヒデキ」』公演を開催。ライブは三部構成で、オープニングアクトに“AJ-米田渡-”と"WY”、メインアクトは"C-C-B""。

終盤のMCにおいて、同年6月に『C-C-B TOUR 2015 「Welcome to the C-C-B SHOW」 ?昔の名前で出ています?』と銘打ったC-C-B名義でのワンマンライブツアー(2015年6月14日・ 熊本 DRUM Be-9 V1、19日・名古屋THE BOTTOM LINE、21日・神戸CHICKEN GEORGE、23日・赤坂BLITZ〈のちに、6月17日・京都FANJ追加公演が決定[2]〉)を行うと発表。しかし同年6月に渡辺が緊急入院したためライブ全公演中止を発表、同年7月に渡辺が死去したため、解散時の4人での「C-C-B」ライブは事実上不可能となった(後述)。


2016年10月14日、米川がアルバム発売記念ライブを開催し、ライブの模様はニコニコ生放送の公式チャンネルで生中継された[15]。そのライブのMCで、ユニバーサルミュージックより米川、渡辺のバンド"VoThM"、笠、それぞれのベスト盤がリリースされる旨を発表し、同年12月21日に3作品が同時リリースされた。

2017年11月3日 - 8日、笠浩二 ゛Live Tour 2017 feat. 米川英之”を熊本B.9 V1を皮切りに、名古屋JAMMIN’、神戸チキンジョージ下北沢GARDENで開催。この模様を収録した映像作品『笠浩二DVD 「Live Tour 2017 feat. 米川英之」』が翌年2月にリリースされた。

2020年10月31日、同年10月7日に死去した筒美京平を偲ぶ特集番組『NHKスペシャル 筒美京平からの贈りもの 天才作曲家の素顔』に笠が出演。C-C-Bをメジャーシーンに押し上げたきっかけとなった「Romanticが止まらない」のメインボーカルに笠を起用した経緯や秘話を語った。

2021年4月17日・18日、『?筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト?ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート』が東京国際フォーラムにて開催された。笠と米川がC-C-Bとして両日参加。筒美が作曲した「Romanticが止まらない」「Lucky Chanceをもう一度」の2曲を披露した。

2021年11月5日・6日、『松本隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト 風街オデッセイ2021』が日本武道館にて開催され、笠と米川がC-C-Bとして、5日の《第一夜》に出演。「Romanticが止まらない」「Lucky Chanceをもう一度」の2曲を披露した。

2022年3月9日、NHKの音楽番組『歌える!J-POP 黄金のヒットパレード決定版! 第6弾』の収録に笠と米川がC-C-Bとして参加[16]。同年3月28日にBS4K、5月22日にNHK BSプレミアムにて初回放送された[17](地上波・NHK総合では2023年2月11日に放送)。この番組が笠にとって最後のテレビ出演となり[18]、笠は同年12月14日に死去した。

2023年6月28日、15枚のシングルのカップリング曲までコンプリートした初のシングルコレクション『C-C-B THE SINGLE COLLECTION』をリリース。C-C-Bの結成40周年を記念したシングル・コレクションである。このCDのブックレットに渡辺英樹の作詞・作曲のクレジットが一部『渡辺秀樹』と誤表記されたため、後日ユニバーサルミュージックジャパンより『お詫びとお知らせ』が2023年7月3日付けで発表された[19][20]

メンバーの死去
渡辺の死去

2015年6月12日夜、渡辺が自宅で体調を崩し、吐き気などを訴えて救急搬送された。搬送先の病院で大動脈解離と診断され、緊急手術を受け入院。6月14日から予定していたワンマンライブツアーは全公演中止となった[21]

なお、6月23日に予定していた赤坂BLITZの会場は、宇都宮隆が中心となって開催されるライブ・イベント『LIVE UTSU BAR ?それゆけ歌酔曲!?』の追加公演になった。これは同ライブの出演者でもあり、渡辺とも親交の深い野村義男が同イベント参加メンバーに賛同を得て急遽決定したものである[22]。また、追加ライブ告知において追記事項に「渡辺英樹さんへのエールになってくれたら幸いです」と出演者の連名が記載された[23]。6月23日の公演では会場内にC-C-BのアルバムやDVDが展示され、MCで宇都宮と野村が「Romanticが止まらない」の一節を歌ったが、本編ではC-C-Bの楽曲演奏はせず「それは本家が演るから歌わないよ」とC-C-Bにエールを送った。

同年7月17日、公式ブログにて渡辺が急性大動脈解離による多臓器不全のため、2015年7月13日18時5分に死去したこと、既に近親者のみで通夜及び告別式を執り行ったことを報告。同時にプロデューサーの松木がファックスでマスコミ各社に発表した[24]。55歳没。

同年8月10日、新宿BLAZEにて『お別れの会』として二部制の式典を行った。第一部はチケットなしで参加できる献花式で、C-C-Bの楽曲『Lucky Chanceをもう一度』の歌詞にちなみ、ピンクの薔薇が献花され、渡辺の愛用した楽器や衣装なども展示された。第二部は渡辺と縁の深かったミュージシャンがステージに上がり、後方に設置されたスクリーンに映し出された渡辺と「共演」するライブを開催。ステージには渡辺の衣装を着せたトルソーと愛器のベースが佇み、その横のサイドテーブルには笑顔の写真と2月のバースデーライブで作ったグッズ「ゴーゴーヒデキ」タオルなどが置かれた。ライブの模様の一部はニコニコ生放送で生中継され[25]、視聴者26,646人、コメント数20,800を記録した。

翌2016年より命日である7月13日に、渡辺の愛器のベースをステージに上げて親交のあったミュージシャンと「共演」するライブが恒例となっていたが、2022年12月に笠が他界(後述)したこともあり、2023年からは今まで開催してきた規模のライブは一旦休止することになった(2023年7月13日は丸山正剛と木村健治による"2人VoThM"名義でライブを開催)。
笠の死去

2022年12月14日、脳梗塞のため熊本県内の病院で死去した[26]。60歳没。葬儀・告別式は17日に地元の友人や家族で営まれ、18日に公式発表した[27]

2015年以降、C-C-B名義でともにライブやイベントに出演しているメンバーの米川は18日、自身のライブ終演後にFacebookを更新。渡辺の命日である7月13日に行われている恒例のライブに今年も出演した際、楽屋で撮影したツーショット写真を添え、哀悼の意を表した[28]。また、訃報を報道で知った元メンバーの関口も同日、自身のライブ終演後にマスコミの取材に応じ追悼の言葉を述べた[注釈 4][29]

2022年12月21日、日本作曲家協会主催「第64回日本レコード大賞」において特別功労賞を受賞[30]


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