CODE:BREAKER
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CODE:BREAKER
ジャンル
少年漫画、バトルアクション
漫画
作者上条明峰
出版社講談社

その他の出版社
東立出版社

掲載誌週刊少年マガジン
レーベル講談社コミックス
発表号2008年28号 - 2013年33号
巻数全26巻
話数全231話
アニメ
原作上条明峰
監督入江泰浩
シリーズ構成入江泰浩
脚本入江泰浩
キャラクターデザイン秋谷有紀恵
音楽服部隆之
アニメーション制作KINEMA CITRUS
製作CODE:BREAKER製作委員会
放送局放送局参照
放送期間2012年10月 - 12月
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(O(Ø))が含まれています(詳細)。

『CODE:BREAKER』(コード:ブレイカー)は、上条明峰による日本漫画作品。2008年28号から2013年33号まで『週刊少年マガジン』(講談社)において連載。話数表示は「code:○」。「異能」と呼ばれる特殊能力により「悪」を滅する者「コード:ブレイカー」達の戦いを描く。タイトルの「O」という文字について、作者は「φ(ファイ)ではなく0(ゼロ)。ただしO(オー)でも良い。」と語っている[1]

2011年9月、『マガジン』誌上にて連載150回と共にテレビアニメ化が発表され[2]、2012年10月から12月にかけて放送された。
概要

本作はいわゆるダークヒーローの主人公を描いた物語である。本作は端的に言えば勧善懲悪の本質を身も蓋もなく描いた物語であり、勧善懲悪の美点ばかりでなく欠点や短所も描き、正義についての問いが描かれる。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2013年11月)(使い方

輝望高校に通う桜小路桜は、ある夜公園で手から青い炎を発し、人を燃え散らす少年の姿を目撃。翌日、炎の真相を探る桜の前に転校生として現れた昨夜の少年・大神零の動向を追いかけるうち、桜は法では裁ききれない悪を裁く悪・「コード:ブレイカー」の存在を知る。

大神の殺人を止めようとする桜は、「コード:ブレイカー」の戦いに深く関わっていくこととなる。
登場人物
主要人物
大神 零(おおがみ れい)
- 岡本信彦本作の主人公。『コード:ブレイカー』コード:06。輝望高校1年B組の転校生。表向きは穏やかで礼儀正しい性格を装っているが、裏の顔は冷酷非情で残忍であり、抹殺の命が下った悪人をためらいなく燃やし尽くす(クラスメイトには建前上「ゴミ掃除のバイト」と説明している)。仕事の現場を目撃した桜も口封じのため始末しようとしたが、なぜか燃やすことができず監視の名目で行動を共にするようになる。無感情にひたすら標的を殺し続けているように見えるが、その裏には悪に対する激しい憎悪や、自らの身に降りかかった悲劇をきっかけに「悪」となってしまった者への哀れみが見え隠れすることも。実は結構感情的で、特に「捜シ者」が絡むと我を忘れて平常心を無くす。人前や普段は穏やかな敬語口調で話すが、素の口調はかなり荒く、一人称も「僕」から「俺」になる。しかし、物語が進むにつれ、根は善人である事も明らかになり残虐さは一貫しつつも信念の下の殺人であっても罪だと受け入れたり彼なりの正義感を見せるようになったり人が他人の死を望む事を悲しむ(たとえその死を望まれる対象が死刑囚であっても)など初期の冷酷さは鳴りを潜めていった。また、自分の行いもれっきとした悪であることもよく理解しており、自分の行為を正当化することは一切ない。彼もまたある意味では強い正義感の持ち主ともいえる。普段はエデンから支給されたアパートで暮らしている(後に渋谷荘に引っ越す)。食事に関しては「ただの栄養補給」と割り切っているため缶詰で済ませているがこれは煉獄の炎の対価として味覚を差し出しているため。異能の扱い方や戦い方は幼い頃に「捜シ者」によって教えられており、育ての親とも言える「捜シ者」に強く執着し追い続けている。しかし、捜シ者の最期の言葉により、命のある限り罪を償うべきという考え方を持つようになった。桜に対しては、当初は観察対象としか見ていなかったが、桜が雪比奈の一件でロストしてしまった時、そのことを強く自分を責め、それをきっかけに桜を「存在しない者」には絶対にしないと決め、自分の身を犠牲にしてでも桜を守ろうと決意する。 桜が捜シ者に連れ去られたときには放心状態になり、学ランの中にパジャマを着て登校する、教科書と間違えて缶詰を持ってくる、古典の時間に数学の問題を答える、女子トイレに入ろうとするなど、クラスメイトから驚愕されるほどの奇行を繰り返した。また、零の心を開こうとする桜の呼び掛けによって、少しずつだが、彼女に対して心を開いていきており、同時に彼女を異性として見ている描写が多々ある。ただし、彼女の想いを受けとることは絶対に出来ないとしている。異能の力は「煉獄の炎(サタン・ブレイズ)」と呼ばれる、死者の魂を結晶化した青い。コード:エンペラーの左腕を移植されたことにより獲得した。水や不燃気体物などあらゆる物質に作用し、他の異能でも消し去ることはできないので、青い炎を扱う者は異能者の『皇帝』と呼ばれ、全ての者が恐れ敬う存在であるといわれている。青い炎が目覚める前は異能を制御できないため力を抑える指輪を付けており、自戒のために「捜シ者」からもらった手袋を付けている。実は本来は「煉獄の炎」だけでなく「七つの炎」が彼の異能であったが、今は喪失してしまっており、エンペラーの力により異能を補っている(エンペラーが目覚めてからは、その他の炎も順次使えるようになっている)。実は大神自身の血筋は桜同様、異能者と珍種との混血である。大神はコード:エンペラー(の魂の分身)の「宿主」であり、ある程度はエンペラーが勝手に発動した異能を止めたり、分身を無理やり出したりすることができる。大神は幼少期に一度死に、異能を失ってしまったが、コード:エンペラーに助けられた。その際に移植されたエンペラーの左腕で命を繋いでいるため、それを失うと死んでしまう。また、平家によると大神の前にもエンペラーの腕を移植しようとしたことがあったらしいが、その全てが腕から発生する炎に焼き尽くされたとのこと。藤原が虚無化を起こした際にエンペラーからルシファーを受け取り、七魔を統率することによって得た炎で虚無化を消し去るもその代償に記憶を失う(記憶を失っている間の性格はチビ神に酷似していた)。しかし、悪から人を守りたいという思いは消えず、左腕のエンペラーから記憶を還され再び悪としての道を進むことを決め、仲間達と共に桜に別れを告げた。5年後では変装のためか眼鏡をかけており、人知れず桜のために花火を手配した。ロスト時は体温が急激に下がり24時間異能が使えなくなる[注釈 1]が、人見の一件では一度ロストしたにもかかわらず指輪が外れた瞬間に力が復活し、人見を圧倒した。エンペラーの覚醒後は、「身体が透ける」という「真のロスト」に変わった。なお、こちらは通常のロストと違って24時間以内に戻る。異能とは別に剣術を会得しており、腕は一流(本人曰く「嗜む程度」)。ちなみにピアノも弾ける。趣味は城郭のプラモデル制作で、他人に手を出されると笑顔で怒りを示す。モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には悪を」。
コード:エンペラー
エデン創設者たる「四傑」の1人であり、大神の左腕と異能の元の持ち主。幼稚で単純な性格だが、尊大ながらも他人を気遣うことのできる一面も持つ。泪とは馬が合わないように見えるが、「8tears」の彼女には一目惚れしており複雑な心境にある。零のことは何かにつけて試すが、彼の揺るがぬ信念のことは何よりも信頼している。かつて「煉獄の炎(サタン・ブレイズ)」を操り何千何万の悪を燃え散らし、同じ異能者からさえ恐れ敬われた「皇帝」。「捜シ者」との死闘の後、大神の左腕から出現した。ロスト姿は「コウテイペンギン」。当初は青い火の玉の姿をしていたが、大神が遊騎との戦いで心の地獄に堕ちた以降は左腕のない子供の姿となっている。12月32日の後、本体は自ら贖罪として虚無化とともにパンドラ箱に封じられていた。藤原によって箱が開かれたことで虚無化とともに解放され、零にルシファーと最期の輝望を託し、彼らが虚無化を燃え散らすのを見届けた後、本体はコード:エンドによって死亡する。しかし、左腕に宿る魂は未だ消えていない。他にも炎を発信機の様に相手につける追尾炎や死者の魂を現世に呼び戻すなどの能力を行使できる。エンペラーの本来持つ異能は、「七つの大罪を燃え散らす七つの炎」で、零が初期から使ってきた「煉獄の炎」はそのうちの1つに過ぎない。幼い頃死の淵に立った零と、「命を救う代わりに、エンペラーの宿主として生きる限り悪を裁き続ける」という契約を交わし、それに従って零の一部を代償にして自分の炎を1つずつ与えている。炎の概要と代償については以下の通り。

青色の煉獄業火(サタン・ブレイズ) - 上記参照。対価は零自身の「味覚」。大罪の象徴は「憤怒」。

闇色の辺獄烈火(ベルフェゴール) - 異能者の異能だけを燃え散らす黒い炎。対価は遊騎が零の体を治癒するために分け与えた「音」の異能。


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