British_Museum
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この項目では、ブルームズベリーにある大英博物館について説明しています。1881年に分離した大英自然史博物館については「ロンドン自然史博物館」を、1973年に分離した図書館については「大英図書館」をご覧ください。

大英博物館
British Museum

カムデン区内の位置カムデン区の地図を表示 カムデン区内の位置セントラル・ロンドンの地図を表示
施設情報
正式名称British Museum
収蔵作品数約800万点[1]
来館者数6,420,395人(2016年)[2]
開館1759年 (1753年設立)
所在地 イギリス イングランド
ロンドン、グレートラッセル通り (Great Russell Street)
位置北緯51度31分10秒 西経0度07分37秒 / 北緯51.51949度 西経0.12702度 / 51.51949; -0.12702座標: 北緯51度31分10秒 西経0度07分37秒 / 北緯51.51949度 西経0.12702度 / 51.51949; -0.12702
外部リンク ⇒http://www.britishmuseum.org/
プロジェクト:GLAM
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大英博物館(だいえいはくぶつかん、: British Museum)は、イギリスロンドンにある博物館である。目次

1 概要

2 特色

3 沿革

4 図書館機能

5 遺物の破壊行為

6 備考

7 所蔵品画像

8 来館情報

9 脚注

10 参考文献

11 関連項目

12 外部リンク

概要 グレート・コート

世界最大の博物館の一つで、古今東西の美術品書籍や略奪品など約800万点が収蔵されている(うち常設展示されているのは約15万点)。収蔵品は美術品や書籍のほかに、考古学的な遺物標本硬貨オルゴールなどの工芸品、世界各地の民族誌資料など多岐に渡る。イギリス自身のものも所蔵・展示されている。余りに多岐にわたることから、常設展示だけでも一日で全てを見ることはほぼ不可能である[3]

世界中の博物館との連携による巡回展計画や途上国の博物館への技術協力なども進められている。教育計画も充実しており、学校との連携した教育計画、家族向け教育計画、成人向け教育計画、障害者移民・亡命希望者など社会的弱者のための教育計画などがある。また、「アジア美術修了証書」という大学院修士課程水準の教育過程も博物館教育計画の一環として提供されている。

来館者の約56%が外国人観光客といわれている。このため各国語版の案内書も充実しており、入り口脇や屋根中庭(グレート・コート)にある販売店では公式案内書が販売されているが、この中には日本語版 (£6) も見られる。
特色

大英博物館の収蔵品は多くが個人の収集家の寄贈によるものである。また創設以来、1970年代の3か月間を除き、入場料は無料である[4]。ただし寄付は受け付けており、館内には来館者向けに方々に募金箱が見られ、世界各国何処の通貨でも構わない旨が各国語で記載されている。施設維持費は寄付、グッズ販売から得られている。

大英博物館は国家機関に準じてはいるが、1963年の大英博物館法 (British Museum Act of 1963)、また1992年の博物館・美術館法 (Museums and Galleries Act of 1992) により規律されている。

大英博物館は、25人の理事(トラスティ〈Trustee〉と呼ばれる)からなる理事会によって運営されている[5]

大英博物館長 (Director of the British Museum) と、出納官 (accounting officer) は、理事会によって任命される。
沿革 ハンス・スローン

大英博物館の起源は、古美術収集家の医師ハンス・スローンの収集品にさかのぼる。

医師であり、個人としては当時最大の博物学的収集品を持つ収集家であったスローンは遺言で彼の死後、収集した美術品や稀覯書8万点の収蔵品を総合的に一括管理し一般人の利用に供することを指示した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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