Blu-ray_Disc
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従前、TDKではDVDにおいては「超硬(スーパーハードコート)」(欧:Scratch Proof Disc、米:Armor Plated Disc)としてハードコート技術を展開しており[27]、すでにDVD-Rで「超硬」「UV超硬」ブランドを掲げた製品を発売していたが、BDへのハードコート技術の展開を期にブランド名を「DURABIS」に統一した[27]。DVDに最適化したものを「DURABIS1」、BD用を「DURABIS2」、放送用を「DURABIS PRO」としている。

2006年(平成18年)4月18日に、「DURABIS2」を採用したBD-R/REディスクを発売した。なお、同社は2007年(平成19年)には8年後の2015年(平成27年)12月末以降の光ディスク(グループ企業のイメーション製品のBlu-ray DiscメディアとDVDメディアを含む)の新製品の開発と製造終了とともに全面撤退することを発表しており、すでに撤退している。
Blu-ray Disc規格の採用例

この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2017年10月)
BDレコーダー」、「BDプレーヤー」、および「光学ドライブ#BDドライブ」も参照
ビデオカメラ

2007年

日立製作所は7月20日、撮像から記録まで1920×1080画素の
フルハイビジョンで一貫して処理するための民生用ビデオカメラ向け基幹技術を新開発したと発表[発表 20]。「高品位映像音声コーデックLSI(民生用)」「高画質カメラ画像処理LSI」「8cmBD/DVDドライブ(世界初)」「約530万画素CMOS撮像素子」などにより、フルハイビジョンBDビデオカメラとして製品化する。

日立製作所は8月2日、世界初のフルハイビジョンBDビデオカメラ「BDカムWooo[発表 21]として「DZ-BD7H」「DZ-BD70」を発売すると発表し[発表 22]8月30日に発売された。「DZ-BD7H」は30GBのHDDとBDドライブのハイブリッドで「DZ-BD70」はBDドライブのみとなる。8cmで7.5GBのBD-R、REメディアは8月10日に日立マクセル[発表 23]三菱化学メディア[発表 24]・TDKより発売された。


2008年1月、日立がBDカムWoooの第2世代製品を発表。60GBのHDDとBDドライブのハイブリッドでBD単独記録(HDD非搭載)モデルはラインナップから外れている。

パソコン用ソフトウェア

パソコン上でBDを再生するソフトは、2006年春ごろから販売が始まった。当初は他の機器やサービス同様HD DVDとBDの両方をサポートするソフトウェアが多かったが、2008年春に東芝がHD DVDから撤退して以降同機能を削減して発売をするソフトウェアが増えた。また、編集ソフトなどの中にはBDへの出力をサポートするソフトも増えている。

Adobe Premiere Pro CS3以降

Adobe Encore CS3以降 (Adobe Encore CS3以降はAdobe Premiere Pro CS3以降に同梱されている)

Corel WinDVD(8以降の上位バージョン、バンドル版の各BDバージョン、10 ProをVer.10.0.5.536以上にアップデートするとBlu-ray 3D対応になる)

Corel VideoStudio(11Plus、12plus、X3以降)

Corel MovieWriter(6、7、2010、バンドル版の各BDバージョン)

CyberLink PowerDVD(PowerDVD 9Ultra、10Ultra、10はBlu-ray 3D対応)

CyberLink PowerDirector

Roxio MyDVD(VideoLab HD)

Sony Vegas Pro 9

Sony Vegas Movie Studio 10

Mac Blu-ray Player[注 24](2011年11月現在で唯一のmacOSに対応するBlu-ray再生ソフトウェア[注 25]

グラスバレー EDIUS

グラスバレー EDIUS Neo

ArcSoft TotalMedia Theatre

レンタル店舗

2006年6月に最初の映画ソフトとなる7作品がBlu-ray化されている[29]。最初期のBD-ROMはほとんどがソニー・ピクチャーズの作品であった上に、ディスクジャケット裏面のデザインがほとんどのソフトで統一されていた。

北アメリカでは2007年6月18日、全米に7,000以上の店舗を展開している米ビデオレンタルチェーン最大手のブロックバスターはBD規格のビデオタイトル取り扱い店舗を7月半ばまでに1,700店まで増やすと発表した。同社では2006年末から250店舗で実験的にBDとHD DVDでビデオタイトルをレンタルしてきたが、割以上の顧客がBDタイトルを選択していたため、BDタイトルの拡充を決定した。実験時の250店舗およびオンラインではHD DVDも取り扱いを続けた[30][31]

また、同様に北アメリカレンタル店舗大手のNetflixも、Blu-rayのみ取り扱うことを2月12日に発表している。

一方で日本では試験レンタルを開始する際、レンタルの動向などを調べる目的でTSUTAYAゲオSPE20世紀 フォックス ホームエンターテイメント ジャパンなどの22社により「Blu-ray研究会」が設立される[32]


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