Beatmania_IIDX
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判定・2種のグルーブゲージなどの扱いもほぼ同じだが、本シリーズは判定・ゲージ増減等が比較的緩やかに設定される傾向にある(減少型グルーブゲージでGREATの数に応じゲージが回復する、など)。
特殊なノート
チャージノート(CN)
SIRIUSから登場。オブジェの始点でボタンを押した後、終点までボタンを押し続け、終点でボタンを放さなければならない。判定はオブジェの始点と終点の二回行われる。終点でボタンを放さないとミスになる。
バックスピンスクラッチ(BSS)
SIRIUSから登場。チャージノートのスクラッチ版で、判定はチャージノートと同様。オブジェの始点でスクラッチ操作を行った後、終点まで最初にスクラッチ操作を行った方向にターンテーブルを回し続け、さらに終点と同時に回転させていた方向と逆方向にスクラッチを行わなければならない。
ヘルチャージノート(HCN)
copulaから登場。チャージノートの長さに比例したグルーブゲージ増減仕様が加わったノートで、鍵盤を押している間はグルーブゲージが増加し続け、押していない間は減少し続ける。一度鍵盤を離しても、再び鍵盤を押すことでグルーブゲージを増加させることができる(但しコンボは途切れたままとなり、スコアも得られない)。BSSのヘルチャージノート(ヘルバックスピンスクラッチ・HBSS)も存在する。
マルチスピンスクラッチ(MSS)
CastHourから登場。複数のマルチスピンスクラッチが繋がった状態でレーンに落ちてくる。オブジェの始点からターンテーブルを回し続け、中間と同時に回転させていた方向と逆方向に回し続け、最後に終点と同時に回転させていた方向と逆方向にスクラッチを行わなければならない(例えば、最初のスクラッチを右に回転させた場合は、中間まで右回転させ続け、中間で左回転させ続けたら終点で右回転させる)。ノーツには「m」のような水色の印が入っている。途中のバックスピンスクラッチ中に回転を止めてしまった場合でも、次の中間ノーツから復帰することができる。
クリア評価

いくつかの評価基準が存在するが、いずれも基本的に正確にプレーするほど高い評価を受ける。
ステージクリア・失敗
各プレーごとに判定。グルーブゲージの残量で判定され、曲終了時にゲージがレッドゾーンにあればクリア、それ未満に留まっていたら失敗。また、全てレッドゾーンあるいはイエローゾーンだが途中で0%になると曲が強制終了となり、クリア失敗となる「減少型」に分けられる。7th style以降(9th styleを除く)では通常型のゲージで見逃しPOORを連続して50回出すとゲームそのものを放置した或いはプレー中の曲を放棄したものとして見做し、曲の途中でも強制終了となる。
スコア
各プレーごとに判定するほか、その回のプレーを通してのものも計上される。beatmania時代から使われている20万点スコア方式と、PERFECT GREATを2点・GREATを1点、GOOD以下は0点とする方式(EX SCORE)が存在。SPADAから前者はほぼ形骸化し、後者がスコアグラフ表示で使用されるなど重要視されている。そしてBISTROVERからは後者が完全に主流となり、前者は正式に廃止された。
クリア状況
個人データを使用している際に選曲画面やデータ管理ページ・モードなどで表示されるもの。クリアの合否のほか、フルコンボ達成やオプション使用によるクリアなども反映される。
DJ LEVEL
1プレー総合成績は初期からResort Anthemまで、曲単位では6th style以降に実装。現在は前述のEX SCOREの達成割合によりAAA,AA,A,B,C,D,E,Fの8段階で判定されている。これも選曲時やデータ管理において確認が可能。
DJ POINT
10th styleより導入された概念。プレーヤーのプレー達成度を測る指標になる。今までにプレーした曲全てのEX SCORE及びDJ LEVEL、ならびにクリアした状況(フルコンボ?クリア失敗・未プレー)を元に算出される。プレーした曲の難易度毎の成績を総合して計算され、それらのうち最も高い値がそのプレーヤーのポイントとなる。ポイントはシングルプレー・ダブルプレー別に算出。DJ POINT計算式初登場した10th styleとIIDX RED以降では計算式が異なっており、IIDX RED以降の計算式がシリーズを通した標準となっている。IIDX RED以降のDJ POINT基本計算式は以下の通りEXSCORE × (1.0 + クリアマークボーナス + DJレベルボーナス) ÷ 100

DJ POINT:クリアマークボーナス(AC:最大30%、CS:最大35%)クリアマークDJ POINTボーナス備考
PERFECT CLEAR40%PS2家庭用のみ(ACは全GREAT以上でもFULLCOMBO CLEAR記録)
FULLCOMBO CLEAR30%
EX HARD CLEAR25%Lincle以降
HARD CLEAR20%
CLEAR15%
EASY CLEAR10%Lincle以降10%(Resort Anthemまでは5%)
ASSIST CLEAR0%
FAILED0%
NO PLAY0%

DJ POINT:DJ LEVELボーナス(最大20%)DJ LEVELDJ POINTボーナス
AAA20%
AA15%
A10%
B0%
C0%
D0%
E0%
F0%
NO PLAY0%

モード解説

ゲームをスタートするとエントリー画面(カード認証の有無を選択)を経てゲームモードを選択し、プレーモードに応じた料金を支払う(DistorteDからRootageまでのアーケード版はゲームモード選択の前にプレースタイルを選択する。
プレースタイル

Resort Anthem以前のアーケード版、家庭用では「プレーモード」と表記されている。ここではLincle以降の「プレースタイル」で統一する。
SINGLE PLAY 人数:1?2人
入力デバイスのうち1人あたり片側半分、すなわち7つの鍵盤と1つのターンテーブルを使用するスタイルである。使用するサイドはカード使用時はカードを認証した側、カード未使用時はSTARTボタンを押した側。SPADA以降は後述するダブルプレーといつでも切り替え可能。2人で同時にプレーする場合は、後述する「BATTLE」オプションが適用された状態で、シングルプレーの譜面を両側それぞれでプレーする。アーケード版SPADA以降は互いに違う譜面難度を選ぶことが可能(難度で曲調が変化するものは不可)。プレーリザルト時にスコア(Lincle以前のSTANDARDは20万点方式・EXPERTはEXスコア)に応じ勝敗が判定される。
2P PLAY 人数:2人
Resort Anthemまでのスタイルで、BATTLEオプション未使用時はダブルプレーの譜面を左右に分割して2人でプレーするスタイルが用意されている。これを「COUPLE PLAY」とも呼ぶこともある。Lincle以降はどのモードでもBATTLEオプションが強制的に適用される上に解除不可能となったため、現在ではResort Anthem以前の旧作、並びにPS2版限定のプレースタイルと化している。
DOUBLE PLAY(DP) 人数:1人
入力デバイスの全て、すなわち14個の鍵盤と2つのターンテーブルを1人でプレーするモード。基本的には1クレジットではFREEと段位認定のみが選択でき、2クレジット分の料金により全てのメニューが選択できるようになる。ただしダブルプレーは上級者のプレーするゲームモードであり、初心者を対象としたモード(TUTORIAL・BEGINNER)やBEGINNER譜面は存在しない[注釈 3]。ダブルプレーは1人用であり、2人以上でプレーする(一般的には「和尚」と呼ばれる)ことはルール違反である[注釈 4]
プレーモード(スタンダードプレーとプレミアムプレー)

以下の記述は、基本的に「アーケード版の最新作(現在はEPOLIS)」を基準とする。支払い方法に応じて以下の差別化が図られている。
スタンダードプレー(クレジットプレー、PASELIスタンダードプレー)


EXTRA STAGE進出不可。

「DJ VIP PASS」各種はクレジットプレーでは使用不可、PASELIスタンダードプレーでは使用可能。

PASELIプレミアムプレー


Vディスクが毎回7枚チャージされる。このVディスクをSTANDARDで使用することによって様々な特典が受けられる。

EXTRA STAGEがプレー可能。FINAL STAGEをクリアして且つ条件を満たした場合にはVディスクの消費ナシで、FINAL STAGEをクリアするも条件を満たしていない場合は自動的にVディスク7枚が消費され、それぞれEXTRA STAGEに進出可能。

『LEGGENDARIA』フォルダが出現。Vディスク1枚消費でプレー可能。

クリアに失敗しても、Vディスク6枚消費でプレーを継続可能。

ベーシックコースの契約に加えてプレミアムコースを契約することで、プラチナメンバーズカード機能の登録が可能になり、以下の特典を受けられる。

Vディスクが7枚から10枚にチャージされる。

PREMIUM FREEでクイックリトライ機能が使用可能。

ノーツレーダー

HEROIC VERSEで実装。『Dance Dance Revolution』シリーズのグルーブレーダーのように、譜面傾向を6項目のレーダーで可視化する。各譜面のノーツレーダーは6角形で表示され、選曲画面上で確認することが可能。レーダーの色は選択した難易度の色(ANOTHER譜面→赤色、LEGGENDARIA譜面→赤紫色)になる。一番数値の高い項目には星のマークがついている(複数該当する場合は対象全てにつく)。


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