BUCK-TICK_櫻井敦司とくるみちゃんの部屋
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BUCK-TICK 櫻井敦司とくるみちゃんの部屋
放送方式
収録放送
放送期間2022年10月7日 - 2022年12月30日
放送時間金曜 21:00 - 22:00(60分)
放送回数13
放送局FM COCOLO
パーソナリティ櫻井敦司
公式サイト公式サイト
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『BUCK-TICK 櫻井敦司とくるみちゃんの部屋』(バクチクさくらいあつしとくるみちゃんのへや)は、FM COCOLOで2022年10月7日から2022年12月30日に放送したラジオ番組。
番組概要

周年記念を迎えるアーティストがリレー形式で番組を担当する「THE MUSIC OF NOTE」で、デビュー35周年を迎えるBUCK-TICKの櫻井敦司が番組DJを担当した。番組タイトルを考える際、スタッフから他の案もあったが、櫻井から「くるみちゃん(櫻井の愛猫)はどうでしょう」と打診があり、タイトルが決定した。
出演者
パーソナリティ


櫻井敦司BUCK-TICK

アシスタント


ちわきまゆみ(ミュージシャン、ボーカリスト、ラジオパーソナリティ)

鳴き声


くるみちゃん、まるちゃん、がっちゃん(櫻井敦司の愛猫達)

放送時間

金曜 21:00 - 22:00(2022年10月7日 - 12月30日)

コーナー

「FIVE YEARS」
第2回から第12回までのコーナー。櫻井敦司のこれまでのライフと世の中の出来事を振り返るコーナーとして5年ごとに区切り、ちわきまゆみからの質問や世の中の思い出話とともに櫻井敦司の言葉で語られた。

「くるみちゃんのともだち」
Twitterで募集され、リスナーの飼い猫の写真や名前、特徴やエピソードを紹介するコーナー。

猫を愛でる、ただ愛でるだけのコーナーで、櫻井敦司の語りと愛猫の鳴き声の録音がランダムに登場した。Twitterに投稿されたリスナーの愛猫を褒め、最後には愛猫と友達になってほしいと言う。募集したハッシュタグは「 #あっちゃんくるみちゃん 」。お留守番をしている他の猫が気にかかる方は「ときどきがっちゃん」「ときどきまるちゃん」をつけて投稿することを勧めた。

「金曜夜のドライブタイム」
ちわきまゆみとドライブや車についての思い出を語るコーナー。

櫻井敦司から「富士山の周りをぐるぐる回る」という話が第1回放送から登場する。第2回では『中央フリーウェイ』が中央高速道路で山へ向かう話、第5回では甲州街道で山梨に行く話、第7回では富士山五合目まで星空を見に行く話、第8回では特急あずさ号に目的もなく乗り行って帰ってくるだけの話、第12回目にはお正月には箱根や富士山に行っていた話、最終回の第13回も富士山の周りをぐるぐるまわる話があり、富士山の話は何度か登場した。コーナーの最後はエンジン音が止まり、車のドアがバタンと閉まる音で終わる。

その他にも、リスナーからのメールを読むコーナーやオンエアする曲への思いを語る時間もあった。
放送内容
第1回

2022年10月7日金曜日


冒頭あいさつ

「こんばんは。BUCK-TICK櫻井敦司です」と始まり、メジャーデビュー35周年にて初のラジオ番組を持つこと、過去にBUCK-TICKメンバー5人だけでラジオ番組を担当していたことがあるが一瞬で終わったこと、一人喋りが初めてでどうしていいかわからず読んでいるだけだということ、ラジオ番組の担当は3か月間だがレコーディングやツアーの間でみなさんに声を聞いてもらえるのはなんと幸せなことでしょうか、など語る。
また、タイトル命名のいきさつを「堅苦しいのもなんだなぁと思って、くるみちゃんどうでしょうと言ったらみなさん顔がパッと明るくなりましたので、これでいいんだなと思いました」「スタッフの皆さんとまじめに考えたタイトルでございます」と語っている。
その後、自身は何十年も猫と共に暮らしており、今は三匹の猫を飼っていると話す。くるみちゃん、まるちゃん、しゅが(あだ名はがっちゃん)という名で、番組ハッシュタグにも使用され、そのハッシュタグを紹介する時にたびたび笑いながら話す。
ハッシュタグはひらがなだということで、「全部ひらがなです」という言葉をさらに笑いながら紹介する。タイトルにくるみちゃんしか出てこないのでまるちゃんとがっちゃんがちょっとかわいそうですがというお叱りの言葉を受けたことから、「まるちゃんとがっちゃんを気にかける方は、ときどきまるちゃん、ときどきがっちゃんをつけてやってください。全部ひらがなです」と、一言一言に笑いをもらしながら話した。


ちわき登場

BUCK-TICK「GUSTAVE」が流れた後にちわきがアシスタントとして登場。
ラジオ番組のタイトルを「まじめにビクタースタジオの大きな会議室で決めた皆さんの想像の斜め上」と語る。
1パートだけ一人でやってみた感想は?というちわきの質問には「ガラにもなく緊張しますね。ラジオの向こうで色んな方が聴いていると思うと余計なことを喋らないようにしようと」と答え、ちわきからは「いっぱい余計なことを喋っていただこうと思う」と返ってきた。
その後、前月9月23日・24日に行われた横浜アリーナで行われたDebut 35th Anniversary LIVE「BUCK-TICK 2022“THE PARADE”?35th anniversary?」についてちわきから話が出ると、レコーディングやツアーもありスケジュールが詰まっていたが、「どこかの誰かさんがコロナに感染して」と自身の新型コロナウイルス感染で療養した際に時間ができたことを挙げ、その時にメニューの流れを考えたという。2日間違うセットリストだったため、選曲についてちわきに聞かれると、色々スケジュールが詰まっており、皆が知っている曲から自分たちの色や皆と楽しみたい曲、そして新曲を織り交ぜた話をした。選曲から特別な思いや現代の日々にリアルに胸を打つメッセージ性を感じたちわきに対し、今のニュースを忘れて楽しみたい時にどうかなと最初は思ったが、聞いてくれる皆の心に何か湧き上がってくれたらいいと語った。
メジャーデビュー35周年記念日に発売されたコンセプトベストアルバム『CATALOGUE THE BEST 35th anniv.』について、ちわきはジャケットやマスタリングについても詳しく紹介した。メンバーそれぞれのジャケットについて、DISK1「RIBELO」のジャケットがヤガミトールでマスタリングはアメリカ、DISC2「GOTIKA」のジャケットが星野英彦でマスタリングはイギリス、DISC3「ELEKTRIZO」のジャケットが今井寿でマスタリングがドイツ、DISC4の「FANTAZIO」のジャケットが櫻井敦司でマスタリングがフランス、DISC5「ESPERO」のジャケットが樋口豊でマスタリングが日本、ということを紹介した。星野英彦がイギリスに合いますよねと振られた櫻井は「どうなんでしょう」と笑いながら答えた。今井寿がドイツに合いますねと振られた際は「悔しいかな合いますね」と笑って答えた。櫻井敦司が「おフランス。お似合いじゃないですか」振られた際、櫻井は「いえいえ、そんなそんな」と謙遜したような返答をする。各国のマスタリングについては「各国の今風の音なんでしょうね。リズム隊は輪郭がはっきりしている」ことをあげ、勉強になったと語っている。
今の曲作りの環境は音楽的に恵まれていること、昔は1日に100枚サインを書かなくてはいけない忙殺された忙しさがあったことを語る。オリジナルメンバーで35周年を迎えることはなかなかなく貴重なことを振られると、櫻井は「そうですよね、なかなかおみかけしません」と肯定し、ちわきから「仲がいいですよね?」と念を押すように聞かれると「いいっていうか、悪くはないでしょうね。昔みたいに四六時中ベタベタ一緒にいるわけではない、音楽を通じてやれてきていますね。いい年なんであまりベタベタしていても気持ち悪い」と笑った。ちわきとのリハーサルでは「あまりに長くいるからヤガミの萌えポイントがもうわからない」と語っていたという。

同時発売されたライブ映像作品『魅世物小屋が暮れてから?SHOW AFTER DARK? in 日本武道館』についてもちわきから紹介がある。
ちわきは「長い長い拍手がずっと続いていたこと」や「ライブをずっと見たかったという思い」などに感動したことを挙げ、櫻井もその時の拍手について「熱いものを届けたいというのはすごく伝わってきました」と語っている。
それに応えたいというバンドの思いのようなものが武道館に充満した濃密な夜だったというちわきに対し「言葉がない分、心が伝わってきた」と語った。
武道館もいいが横浜アリーナも似合うというちわきには「もう…嬉しいことを」とその言葉に照れ笑いのような受け答えをした。
横浜アリーナ公演を2日間やったことについて、櫻井はピンスポットが当たることが多かったそうで、お客さんの表情が見えづらいが、それがかえって自分の世界に入り込めたことや、自己陶酔型なので魅せようという気分になったことを語る。
5人の存在感はもちろんだが、レーザーが出たりプロジェクションマッピングが出たり火が出たりと35周年ドカスカだったとちわきが振ると、スタッフ長い方が多いため、言葉では言わないが35周年をお祝いしてくれているのではと答えた。
暗闇の中に明るい光を一筋見せてもらったようだ、と語るちわきには、「やっぱりコンサートなので楽しく、メッセージの受け取り方については色々あると思うがワクワクして余韻にひたって家に帰るまでがコンサート、修学旅行じゃないですけど」と笑いも取り入れながら答えた。


「くるみちゃんのともだち」

初回のため、櫻井敦司の愛猫の紹介を行う。
くるみちゃんはベンガルという種類で7歳になった。毛の色は俗にいうヒョウ柄で獣という感じ、女の子で人懐っこいが度が過ぎると櫻井の体にとびかかってきてやんちゃだと紹介した。
まるちゃんはスコティッシュフォールドという種類で、最初はコロコロして可愛かったが今はおなかを出して寝ているだけの男の子で5歳、おなかが空いたらトコトコやってくるのが可愛いという。
しゅがちゃん(がっちゃん)はベンガルという種類で2歳、おっとりしている。
暗闇だとくるみちゃんとがっちゃんの区別がつかないと語る。
くるみちゃんのともだちを作るべく作られたレギュラーコーナーで、Twitter上で募集されることを案内。
ハッシュタグ「 #あっちゃんくるみちゃん 」は含み笑いをしながら読み上げる。




「金曜夜のドライブタイム」

アシスタントのちわきが再び登場。櫻井は「待ってました」と迎える。
櫻井は18歳から車に乗っている話に始まり、今まで何台くらい乗っていたかというちわきからの質問に対しては「数えてみると、1、2…7、8…でもそんなあれですね、1台を長く乗っていたので台数としてはそんなに多くないと思うんですけど」と思い出しながら答えた。
BUCK-TICKのレコーディングを山中湖付近で行っていたことについては、カーナビもない時代に発見と驚きと自然に癒されたため山中湖のレコーディングは苦ではなかったと語る。若いころは一日中ドライブしており、音楽を聞きながら風景が変わって、都会から逃げるように走るのが好きだったと語る。
何かを探すように運転していたこと、現実からの逃避、家族が亡くなってあてもなくさまよい富士山に癒されたこと、レコーディングの後に夜中に富士山の周りをぐるぐるドライブしていたことを挙げている。

ドライブソングとして櫻井が選曲した井上陽水の「積荷のない船」を流し、この曲を聞きながら運転することもあるという。


リスナーからのメールが来ており、櫻井のラジオDJを「こんな日が来るとは」という内容だった。「あっちゃんがんばって」という応援メッセージに「あっちゃんがんばります」と返した。


友川カズキの「ワルツ」を流した後に、「いかがだったでしょうか。友川カズキさんのコンサートの映像を見たのですが、ギター一本でかき鳴らす。とっても衝撃的でした。“生きていると言ってみろ”という叫びというか歌というか皆さんも機会があったら触れてみれはいかがでしょう。とても心震わせます」と紹介した。


 この時間は僕の趣味の部屋ということで、と本について紹介する。

本は自分の世界に入っていけるので、読書は好きだという。夏目漱石『こころ』を、Kという方が出てきます。はい、そこまでです、と紹介した。沼田まほかるの 『猫鳴り』『痺れる』『ユリゴコロ』『九月が永遠に続けば』を挙げ、とても好きな世界だという。また、吉田修一の 『犯罪小説集』『国宝』『悪人』『怒り』 も紹介する。
好みの本については、あまりハッピーなものは読まない、読めない、ハッピーなものは切なくなってしまうので読めないという。是非おすすめの本があったら教えてくださいと話し、「こんな終わり方でいいのかな」とBUCK-TICKのLOVE PARADEを紹介した。
曲が終わると「初めての放送でしたが皆さんいかがだったでしょうか。いかがもなにもありませんよね。支離滅裂だと思います。選曲は、どうしたんだっていう選曲ですし猫の話ばっかりですし。35年でこんなに緊張するものだったんですね、ラジオって。勉強になります。ちわきさんのおかげでなんとかしのげました。12月までこんな感じでお届けしていきます。BUCK-TICK櫻井敦司とくるみちゃんの部屋、これからもよろしくお願いいたします。あの、まじめにやっております」と語り、BUCK-TICKのツアーが始まること、関西公演があることやラジオでツアーの様子を届ける話をして「また来週」と第1回を締めた。


【オンエアリスト】

1:GUSTAVE/ BUCK-TICK
2:さよならシェルター/ BUCK-TICK
3:猫/ THE MORTAL
4:積荷のない船/ 井上陽水
5:ワルツ/ 友川カズキ


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