BTOOOM!
[Wikipedia|▼Menu]

BTOOOM!


ジャンル青年漫画SFアクション
漫画:BTOOOM!
作者井上淳哉
出版社新潮社
掲載誌週刊コミックバンチ
(2009年6月 - 2010年8月)
月刊コミック@バンチ
(2011年1月 - 2018年3月)
レーベルBUNCH COMICS
発表号2009年29号 - 2010年39号
(週刊コミックバンチ)
2011年3月号 - 2018年5月号
(月刊コミック@バンチ)
巻数全26巻
漫画:BTOOOM! U-18
原作・原案など井上淳哉
作画伊藤洋樹
出版社新潮社
掲載誌月刊コミックバンチ
レーベルBUNCH COMICS
発表号2018年6月号 - 2023年2月号
発表期間2018年4月21日[1] - 2022年12月21日
巻数全6巻
話数全48話
アニメ
原作井上淳哉
監督渡邉こと乃
脚本黒田洋介
キャラクターデザイン岸田隆宏
音楽井内啓二
アニメーション制作マッドハウス
製作「BTOOOM!」製作委員会
放送局放送局参照
放送期間2012年10月 - 12月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『BTOOOM!』(ブトゥーム!)は、井上淳哉による日本漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ作品。2009年6月19日(29号)から2010年8月27日(39号・最終号)まで、青年漫画誌『週刊コミックバンチ』(新潮社)にて連載された。『週刊コミックバンチ』の休刊に伴い、同社の『月刊コミック@バンチ』に移籍し、2011年1月21日の創刊号から2018年5月号まで連載。

また『コミック@バンチ』のWEB公式サイトで描き下ろし連載『BTOOOM!?ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO?』(ブトゥーム!?アナザー・サイド・エピソード・ヒミコ?)が掲載されていた[注 1]。スピンオフ作品『BTOOOM! U-18』が、『月刊コミック@バンチ』をリニューアルした『月刊コミックバンチ』にて、創刊号の2018年6月号から2023年2月号まで連載[1][2]。作画担当は伊藤洋樹[1]

2012年にテレビアニメ化され、同年10月[3]から12月にかけて放送された。2020年12月時点でシリーズ累計発行部数は450万部を突破している[4]
概要

俗に言う「バトルロイヤル漫画」の一種。派手なアクションの生死を賭けた攻防や、極限状況に陥った登場人物たちの人間性が描かれる。もう1つ特徴としては、主人公を含めた登場人物のほとんどが、過去に何らかの深い事情を抱えており、それらが作中の随所で散見される。

作者の井上淳哉は、以前はゲームデザイナーの仕事をしていたという前歴があり[5]、本作もゲームを題材にした内容となっている。極限状態下の人間描写や、生死を賭けたゲームの中での心理戦は本作の見せ場となっている[5]。爆弾を使って対戦するという劇中ゲーム「BTOOOM!」の内容は、ハドソンのアクションゲーム『ボンバーマン』シリーズを想起させるものとなっており、企画も「リアルなボンバーマン」というアイディアから出発している[5]

表紙カバーはXbox 360Xbox Oneのゲームソフトパッケージがイメージされており、10巻までは緑色の縁取りに、Xbox 360のロゴを模した「DX」のロゴ、「DXBOX720」、11巻から20巻までは緑色の縁取りに、Xbox Oneのロゴを模した「Ω」のロゴ、「DXBOXΩ」の表記、CEROレイティングをもじった「GURO Z」(興味のある人対象)が描かれている。21巻以降は再び装丁のモデルチェンジを予定しているが、これは3つの案の中から読者による投票で決定される[6]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2014年1月)(使い方

自宅で日々オンラインゲーム「BTOOOM!」に没頭していた坂本竜太は、世界ランキング10位の日本人プレイヤー「SAKAMOTO」として注目される存在で、運営会社ティラノスのデバッグをしていた。定職に就かず、引きこもり同然の彼を持て余した母親は、ティラノスから送られた用紙に息子の名前を書いて、自らは自殺未遂を図る。

ある日竜太は、南海の孤島のジャングルで目を覚ます。そこにいる理由も分からぬまま、竜太は同じく島へ連れ去られて来た人々との、効果の異なる8種類の爆弾「BIM」を駆使した、リアル版「BTOOOM!」による殺し合いを強いられることになる。各プレイヤーの左手に移植された「ICチップを8つ」奪うことでゲームクリアを目指すルールにより、32人のプレイヤーのうち最大4人しか生還できない熾烈なゲームであった。
登場人物

ゲームプレイヤーの名前は、歴史上の人物をモチーフにしている。
ゲームプレイヤー
主要メンバー
坂本 竜太(さかもと りょうた)
- 本郷奏多男性、22歳、B型、無職、東京在住。初期BIMタイプはタイマータイプ[7]。身長176センチメートル。本作の主人公。専門学校中退後、自室に引きこもってオンラインゲームに興じているネットゲーム廃人。コンビニ帰りに突如、見知らぬ男たちに連行されて南海の孤島に放り出され、爆弾を使ったサバイバルゲームを強要されることになった。小学生のころは、何事も人並み以上の成績を収められる秀才だったが、その矢先に出会ったネットゲームの世界に魅了されていく。一方、両親とは昔から折り合いが悪く、さらに高校時代の友人の恋愛絡みの裏切りなど、現実のごたごたから逃げるようにネットの世界に入り込み、そこでも優れていたためにプライドが肥大化。そして、現実に翻弄された彼は他人を見下し何事もすぐに投げ出してしまうようになってしまい、母親とも不仲になっていった[8]。そのため「消えて欲しい者」として指名された人物が連行されてこのゲームに参加させられているシステム[9]を知り、自分は母親に「消えて欲しい者」として指名されたと思うようになっていく。しかし、命がけの状況でも足をくじいた平を逃がすために1人戦ったり[10]、気絶したヒミコを背負ってコモドオオトカゲの群れから逃げたり[11]と他人を見捨てられない正義漢でもある。ヒミコや平との関係の中で様々な苦難や喪失を乗り越えていくうちに、人間的に大きく成長していく。天才的なゲーマーであり、いくつものワールドレコードを叩き出している[8]。ネットゲーム「BTOOOM!」でも四つ星プレイヤーで日本人唯一の世界トップ10ランカーだった[12][13]。殺人ゲーム参加時、着ていた服の下に「BTOOOM!」の公式Tシャツを着用していた。「ゲーム版BTOOOM!」の制作会社であるティラノスジャパンに知人が居る縁で「ゲーム版BTOOOM!」にはデバッグ段階から参加していたことから、同社の人間の幾人かと顔見知りである[14]。ゲーム参加者を連行した飛行機内で「現実版BTOOOM!」の説明をした男を見知っていたと平清から伝えられたが、説明者に反抗したことで頭部にスタンガンで電撃を浴びせられており、その結果として機内での出来事は忘れてしまっていた[14]。ヘリのジャックに失敗し、命からがら海から浜辺に辿り着くと輝夜という少女に出会い、聖域という年齢バラバラの男女で共同生活している場所へと案内される。聖域での死闘の後は、新たなメンバーと共にヒミコとの再会を目指す。ヒミコと再会を果たすが、仲間の蘇我ひかる(後述)を誤って殺してしまったショックから精神がボロボロになってしまうも、それでもなお圧倒的な力で吉良達を撤退させる。上杉(後述)を仲間に入れ、主催者側から薬の提供をヒミコのために受け、上杉と共に薬を手に入れる決意をする。ザビエラが操作する、ドローンと戦うも、予想以上に苦戦に強いられ、右手を模擬弾で撃たれ負傷された上、吉良とのダブル攻撃に絶体絶命のピンチに陥るが、薬目当ての吉良に共闘を持ち掛けたことで破壊に成功する。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:142 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef